靴：　ビブラムスピード

オートポーズ：　OFF

　会場には4時頃到着。曇りであまり暑くはなかった。チームで参加している人も多く、あちこちで盛り上がっており、中には出走前の腹ごしらえとしてソーメン（？）を食べているチームも居たりして、和やかな雰囲気だった。参加者は男性個人294名、女性個人77名、チーム１１２で、合計483。

　5時半スタート。一周1.85kmのコースを周回するが、起伏が結構あった。路面が石畳、コンクリート舗装、凸凹のアスファルトしかなく、ビブラム・スピードを履いてきた事をちょっと後悔した。設定ペースは5:45/kmで16周(29.6km）を目標とした。メトロノームは耳朶に挟むタイプの「Ｅａｒ Golf」を使用、路面が良くないのでとにかく「ソフトな着地」と「気ランニング」的走りを意識した。

　3周目でトイレ休憩。３周毎の予定時間を印刷したペース表によると、ほぼ予定通り。3周毎に「塩熱飴」を食べた。6周目もほぼ時間通り、途中で写真をとるためウエストポーチに携帯電話を入れていたが、重いのでいったんコースを外れて荷物入れに収納。（なので、ラン中の写真は無し＾＾；)

　9周目もほぼ予定通り通過したが、右ふくらはぎに攣りそうな予兆あり、エイドのバナナ・トマト等を毎回摂りながら進んだ。公園内の照明が点き、薄明かりの中を進んでいくのは、不思議な雰囲気。反時計周りのコースなので曲がり角で「外角」の右脚に負担がかかるのかなと思って、曲がり角では左脚を少し頑張らせた。

　何周目かは解らなくなってきたが、２０ｋｍ地点でタイムは1時間50分台だった。なんとなく、後5周くらいかなと思った。昼食のにわかカーボローディング（＝単なる食べ過ぎ）の影響か、お腹が痛くなってきたが、ここで中断すると走れなくなるような気がして、行けるところまで行く方針に決定。８時頃になると、遠くで花火の音がし始めた。（後で「なにわ淀川花火大会」19:50~と判明）音だけで、花火は見えなかった。しだいにペースが遅くなってくる。ピッチは一定なのに何故ペースが遅くなるのだろう？関節が硬くなってストライドが伸びなくなるのだろうか？などと思いながら走るが、いつの間にか「気力ランニング」になっていた。

　残り2周で、大会名物（？）の「冷凍ミカン」が出ていた。丸ごとではなく、食べやすくカットしてカップに入れてあった。しばらく立ち止まって食べた。最後の一周は給水もとらず続行。大玉花火の上だけが一瞬見えた。ペース・周回数等個人によってそれぞれ異なるが、終了時刻は共通なので、皆「ゴール」に向かって力が入っていた。

　最後のゲートは2時間54分で通過、2時間59分59秒以内に通過すると、もう一周できるのだが、これで終了とした。