湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢51歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

丹沢トレイル登山&ラン

travel-dbの方たちと、初めてのトレイルラン。

コースは大倉尾根を経て塔ノ岳~蛭が岳~檜洞丸~西丹沢という、丹沢の主稜を日帰りでたどるというハードスケジュール。

今回のメンバーは

コナンさん、RORYさん、気まぐれOYAJIさんskyblueさん、そして期待の大型新人tadanoburock改め荒川コヤジさん、湘南オヤジと男だけの6人。

 大倉登山口を8時45分に出発。連休中ということもあり、大勢の登山者をかき分けながら大倉尾根をぐいぐい登る。皆元気いっぱいである。

休憩時間を除き1時間45分で塔ノ岳山頂に到着。まずまずのペースである。

普通なら、ここで弁当広げビールで乾杯!あとはほろ酔いでルンルンと下山・・・。と行きたいところなのだが、travel-dbの選りすぐりの「ど笑む」なメンバーたちの行く手には、怪しい雲行き(メンバーにはこれまた選りすぐりの雨男が)と万里の長城のように延々と続く、これからたどる丹沢主稜尾根が・・・。

塔ノ岳で小休止後、丹沢山に向かう。めっきり人が少なくなる。軽いアップダウンを繰り返し40分ほどで丹沢山に到着。

丹沢山を出発後、なんでこんなに下りるのという急降下と、それ以上の登り返し、鬼が岩の急な鎖場を経て、丹沢山から55分ほどで神奈川県の最高峰蛭ヶ岳(1672m)に到着。

メンバーもそろそろ疲れが出始めた様子。

天気が良くないし、頻繁に現れるアップダウン

これがどこまで続くのかという不安が疲れを助長させてしまったのかもしれない。

大分寒くなってきたので、せっかく持ってきたコンロで、即席の甘酒とお汁粉を少しずつだが振る舞う。疲労回復には甘くて暖かいものが一番である。

さて、蛭ヶ岳を出発後、本日のコース中の難所の急な下り。トレイルも狭く、落ちたらやばいとい箇所もあり、鎖を頼りにゆっくりと降りる。足元もざれていて滑りやすい、先月30日にトレイルラン中の53歳の男性が150m下まで落ち死亡したという場所はこのあたりか?

そこを無事に下った後も、これでもか!という位激しいアップダウンが続く。途中雨も降り出しみんな意気消沈気味。そして雨にけぶる先に、遥かに見える檜洞丸の高み(見えないほうが良かった)その檜洞丸への最後の標高差300mの登りは、まるで壁のように我々にそびえたち、皆喘ぐようにして登り、檜洞丸(1600m)にたどり着く。蛭が岳から1時間40分(休憩時間除き)。

普通なら3時間近くかかるところだが、さすが鍛えられているメンバーは強い

しかしここで喜んでいられないのが、山の辛いところで、これから西丹沢まで標高差1100mの急降下が待っている。途中RORYさん、荒川コヤジさんが少し膝を痛めたようで、ここで気まぐれさんのストックが2人を助ける。さすが気まぐれさんである。私は重荷や雪の時以外はストックは使用しないが、やはり初めてのメンバーと行くときは、アクシデントに備え案内人として持参すべきだったと反省する。ツエルトは持参したのだが・・・。

急降下が終わり、河原に降りた後は西丹沢までの残り2キロ、緩やかな小怪を走る。

最後の2キロは、やっとトレランらしくなってきた。

そして、17時に無事到着!

バスに乗り中川温泉のブナの湯で一浴後

ビールで乾杯!今日はじっと我慢の子だったのでとりわけうまい。

そして小田急線新松田駅前の居酒屋で

最後の仕上げ。

今日のコース

マイページのラップデータでは

距離 20.85㎞(途中タイマー押し忘れと最後の1キロでバッテリー切れがあったのでおそらく22キロ位だと思う)

上昇計(累積標高差)が2260m

下降計(累積下降差)が1833m

で表示されているが、いかに厳しいコースであるかがわかる。

通常登山の一般的なコースタイムとしては10時間位(休憩時間を除き)が普通だし、私自身も過去に登山でこのコースを何度か歩いているが、速足でも8時間以上はかかっていた。

これほどの厳しいコースを、今回は6時間10分位(休憩時間を除く)で、かつ6人という大所帯で走破できたのだから、今回のtravel‐dbのメンバーの脚力というのは並はずれて強いものだと思う。

純粋に単独で、このコースをトレイルランすればさらにタイムは短縮されるかもしれないが、今回の山行、登山か?、トレイルランか?と問われると、限りなくトレイルランに近い、軽快登山と表現してもよいのではないか?

参加されたみなさん

天候が今一つな上、時間配分が悪く、十分なご案内ができなかったかもしれませんが、これに懲りずにまたご一緒してください。

コメント

大倉登山口にて 男たちの熱き旅の始まり

大倉登山口にて 男たちの熱き旅の始まり

気まぐれさんの行動食も一緒に

気まぐれさんの行動食も一緒に

皆さん、足回りは大丈夫ですか~?

皆さん、足回りは大丈夫ですか~?

大倉尾根の急登を颯爽と登るRORYさん

大倉尾根の急登を颯爽と登るRORYさん

最初のピーク 塔ノ岳(1491m)に無事到着
しかし、何やら怪しい雲行き

最初のピーク 塔ノ岳(1491m)に無事到着
しかし、何やら怪しい雲行き

さて、いよいよ丹沢主稜縦走開始に向け、コナン氏の訓示
「おまえら!丹沢を舐めるんじゃね~ぞ!」
今日は小屋で売っているビールにも目を向けず
山男に徹したコナン氏でありました。

さて、いよいよ丹沢主稜縦走開始に向け、コナン氏の訓示
「おまえら!丹沢を舐めるんじゃね~ぞ!」
今日は小屋で売っているビールにも目を向けず
山男に徹したコナン氏でありました。

雲行きも怪しくなり、結構寒くなってきました。

雲行きも怪しくなり、結構寒くなってきました。

丹沢山(1567m)を超え、遥かに行く先を望む
あれ登るの~!

丹沢山(1567m)を超え、遥かに行く先を望む
あれ登るの~!

今回,travel-dbのイベント初参加の「荒川コヤジ」さん
山は殆ど初めてというのに、この厳しいコースに飄々として
連いてこられる。期待の大型新人登場である

今回,travel-dbのイベント初参加の「荒川コヤジ」さん
山は殆ど初めてというのに、この厳しいコースに飄々として
連いてこられる。期待の大型新人登場である

蛭が岳に向かう稜線。このあたりに来ると連休中にもかかわらず
格段に人が少なくなる。
だんだん丹沢の奥地に入り込んでいく。

蛭が岳に向かう稜線。このあたりに来ると連休中にもかかわらず
格段に人が少なくなる。
だんだん丹沢の奥地に入り込んでいく。

鬼が岩という、何やら物騒な名前の岩場
荒川コヤジさん、トレイルランニングのお姿が
なかなか決まっています!

鬼が岩という、何やら物騒な名前の岩場
荒川コヤジさん、トレイルランニングのお姿が
なかなか決まっています!

鬼が岩の鎖場を通過

鬼が岩の鎖場を通過

荒川コヤジさん、鎖場もものとせず、軽々と降りる

荒川コヤジさん、鎖場もものとせず、軽々と降りる

RORYさん
高いところは苦手というものの
しっかりと下降しています。

RORYさん
高いところは苦手というものの
しっかりと下降しています。

本日の最高地点、蛭が岳山頂に到着!
腹減った~!

本日の最高地点、蛭が岳山頂に到着!
腹減った~!

蛭が岳から、本日の最大の難所の下り
元航空自衛隊skyblueさん
今まさに飛び立たんとするところ

蛭が岳から、本日の最大の難所の下り
元航空自衛隊skyblueさん
今まさに飛び立たんとするところ

険しいだけでなく、足場もざれていて滑りやすい

険しいだけでなく、足場もざれていて滑りやすい

どこまで続くの、この下り・・・。

どこまで続くの、この下り・・・。

travel-dbの「RUN FOR EAST JAPAN」のチャリティーワッペン
しかし背負っている人の首が飛んでいる・・・・!

travel-dbの「RUN FOR EAST JAPAN」のチャリティーワッペン
しかし背負っている人の首が飛んでいる・・・・!

颯爽と鎖場を下降する
荒川コヤジさん
格好いい!

颯爽と鎖場を下降する
荒川コヤジさん
格好いい!

終始しんがりを勤めてくだり
パーティの動きを見守っていただいた
気まぐれOYAJIさん
お疲れ様でした

終始しんがりを勤めてくだり
パーティの動きを見守っていただいた
気まぐれOYAJIさん
お疲れ様でした

「あの、むさくるしい男たちは、こんな天気の悪い中、いったい何をしているのかしら…」涼しい、かつつぶらな瞳で、われわれを見下ろす鹿君

「あの、むさくるしい男たちは、こんな天気の悪い中、いったい何をしているのかしら…」涼しい、かつつぶらな瞳で、われわれを見下ろす鹿君

カメラを向けても、そっぽ向いてしまう。
「アホナ人間どもの相手なんかしていられないわ」

カメラを向けても、そっぽ向いてしまう。
「アホナ人間どもの相手なんかしていられないわ」

今度は梯子ですか~!

今度は梯子ですか~!

累積標高差2200以上、激しいアップダウンを繰り返し
最終ピーク、檜洞丸(1600m)に到着
ほっと一息だが、この後西丹沢まで
標高差1100mの急降下
最後まで気が抜けない
山の事故は、こういうときにおこる。

累積標高差2200以上、激しいアップダウンを繰り返し
最終ピーク、檜洞丸(1600m)に到着
ほっと一息だが、この後西丹沢まで
標高差1100mの急降下
最後まで気が抜けない
山の事故は、こういうときにおこる。

17時 無事に西丹沢に下山
本当にお疲れ様でした。
休憩時間を除くと
大倉~西丹沢、実質6時間10分位で走破
通常の標準的なタイムは大体10時間くらい
殆ど山が初めての人たちが、このタイムで走破してしまうのだから
travel-db恐るべしです
皆さん伊達に鍛えていませんよね

17時 無事に西丹沢に下山
本当にお疲れ様でした。
休憩時間を除くと
大倉~西丹沢、実質6時間10分位で走破
通常の標準的なタイムは大体10時間くらい
殆ど山が初めての人たちが、このタイムで走破してしまうのだから
travel-db恐るべしです
皆さん伊達に鍛えていませんよね

下山途中で、さっそうと我々を抜いて行かれた
単独行のお兄さんシャッターを

下山途中で、さっそうと我々を抜いて行かれた
単独行のお兄さんシャッターを

中川温泉の新緑
武田信玄の隠し湯という由来のある温泉
紅葉の時期も素晴らしいところ
表丹沢に比べ、入る人も少なく
穴場的存在の場所である。

中川温泉の新緑
武田信玄の隠し湯という由来のある温泉
紅葉の時期も素晴らしいところ
表丹沢に比べ、入る人も少なく
穴場的存在の場所である。

中川温泉「ブナの湯」で一浴後
バスを待つ間、待望の「泡」で乾杯
山中ではぐっとこらえていたので
うまさは格別!

中川温泉「ブナの湯」で一浴後
バスを待つ間、待望の「泡」で乾杯
山中ではぐっとこらえていたので
うまさは格別!

そして仕上げは、新松田駅前の居酒屋で。
気まぐれさん、RORYさん、コナンさん
お疲れ様でした。

そして仕上げは、新松田駅前の居酒屋で。
気まぐれさん、RORYさん、コナンさん
お疲れ様でした。

期待の大型新人 荒川コヤジさん
第2のコナンになれるか。

期待の大型新人 荒川コヤジさん
第2のコナンになれるか。

今回使用したザック
ドイター CRUSE24。
本当は隣のオスプレーを使いたかったのだが
荷物が入りきらず、やむなくトレッキング用のザックに
しかし、走っている時のフィット感はそんなに悪くなく
そんなに早く走れない、トレイルには今後も活用できそう。

今回使用したザック
ドイター CRUSE24。
本当は隣のオスプレーを使いたかったのだが
荷物が入りきらず、やむなくトレッキング用のザックに
しかし、走っている時のフィット感はそんなに悪くなく
そんなに早く走れない、トレイルには今後も活用できそう。