蝉しぐれの足柄峠
今日は、半日勤務。
実はこの勤務、年に1~2回ある程度で、午後の時間の使い方に戸惑う。
まあ、早めに帰って、軽く海岸線沿いを走るか・・・今日も幾分しのぎやすいし、などと昼食を食べて、自転車で帰途についている間考えていたが、
突然、「お前は、今月は平地ばかり走っておって、自己ベストが出たなどと浮かれておるが、山走りを全然していないではないか」との山の神のお叱りの声・・・山ったってもう午後だし・・・仕方ない足柄峠に行くか・・・。
辻堂駅に自転車を置き、東海道線に乗るも御殿場線との接続があまりよくなく、今日は大雄山から入る。
距離は山北側よりわずかに短いが、標高差はこちらの方がある。3月に行ったときはコインロッカーが使用できず荷物を背負ってのランになってしまったが、今回は使用可能。嬉しい誤算。
さてスタート時点では夕方4時近くになっていたが
強い西陽の照り返しがきつい(前回は気温3度途中から雪)
最初からゆるゆると上りだが4キロくらいまでは比較的順調に進む。しかし途中で下肢の脱力感が出現。なんか低血糖のような症状。ちょっと立ち止まり、駅で買ったハイチューをほおばる。しばらくするとおさまる。昼食はしっかり食べたのに・・・。
最後の3キロの急登。苦しかったが、なんとか7分台を維持して1時間13分で11.8キロ地点の峠に到着。前回より7分短縮。
峠を攻める飛ばし屋とライダーとすれ違うくらで、走っている酔狂な人には会わず。でも、ヒグラシの鳴き声には癒される。蝉しぐれの中で、3分ほど小休止後下山。
大体4分台前半で降り続けたが、今日は3分台は短時間だけで、ラップタイムで出すのは困難。
最後の3キロは、両大腿部が痙攣を起こしそうになったり、左のふくらはぎに不気味な違和感が走ったり、右の季肋部に痛みが走ったり・・と厳しい状態が続いたがなんとか50分で降り切る。上りより辛かった。でも下りも3月の時より6分短縮
全体で13分短縮することができた。
もうクタクタで、食欲さえも失ってしまったが充足感(自己満足感)はいつになく強かった。
それにしても、足柄の里山風景は美しい。
歳をとったら移り住んでみたい気持ちになる。
明日は仕事のあと、sugyonさんらと鎌倉で一献
練習はお休み(喜)