奥穂高~西穂高縦走
ここのところ、山ガールを伴った
痛し痒しの山行が多かったが
今日は久しぶりの単独行。
新穂高温泉~奥穂高~西穂高。
標高差2200m近くを登りきったあと
一般の縦走路の中でも最難関のコースをたどるというもの。初めてではないが、今回はスピード登山を重視したため、テントではなく山小屋泊。
新穂高温泉を10時45分頃出発。ちょっと遅い・・・。
さて、310をと作動させようとするが、なかなか衛星を受信してくれず、ちょっと無造作にスイッチボタンをいじっているうちに「keys Lock」という表示が出てしまい、どのボタンを押しても作動しなくなってしまう。ハリーさんや310所有者の気まぐれさんあたりに緊急SOSをしようかと思ったが山の中であるためケータイは使えず。
時間もないので意気消沈しながら、穂高山荘を目指すことに。
2000m地点で、食事をしながらさりげに、ボタンをいじっていたら、突然Keys Lock表示が消えタイマーの表示が復活!
俄然元気が出て、標高3000mの山荘までのガレ場の急登をグイグイ登る。
ただ、至るところルートが不明瞭で時々足場が悪くなり、ルートファイティングに苦労する。
登っている人は私以外にひとりだけ。下山してくる人も数人のみとすれ違っただけ。信州側の涸沢からのルートに比べ格段に静寂なコースである。
穂高岳山荘には15時15分着。所要時間は休憩込みで4時間45分。ガーミン不調でもたつかなければ、もう少し短縮できたかもしれないが、通常は7~8時間を要するコースなので、結構なスピードでいけたのではないかと思う。まあ、今回は荷物も8キロくらいの軽装備だったから。
山荘に到着後空身で隣の涸沢岳(3110m)へ
ここから見る奥穂高や北穂高が実に素晴らしい!小屋に戻り夕食、最近の小屋の食事は実に美味しく、ビールもどんどん進む(困ったものだ)
食後は雲海に沈む夕陽を見ながら一献。
まさに至福の時である。やはり山小屋泊はラクチンで楽しい!ストーブにあたりながら消灯まで一人、ちびりちびりとやる。明日は久しぶりの奥穂高~西穂高縦走。ワクワクする。