靴：　VFF SEEYA

　「チューチューシステム」を収納した大きなウエストポーチが煩わしいのでTHE NORTH FACE マーティンウィングプロを使用してみることにした。サプリの内容は福知山マラソンと同様で、グリコワンセコンドCCDとBCAA３袋ずつ。今回、せっかくザックを背負うのでハイドレーションも入れてやれと、OS-1　500mlも混入してみた。給水所に寄る必要がないので、少しはタイムアップに役立つか？

　5分をフルマラソンの距離で割ると7秒/kmとなり、1km毎に7秒速く走れば5分短縮できるはず...と言うことで、れいさちゃんの設定は福知山のデータから㌔7秒速くし、さらに登録組は一般組より10分早くスタートするのでスタート直後の混雑は少ないだろうし、コースはほぼフラットなのでゴール前も福知山より走りやすいのではないかと期待して、スタート直後／ゴール前のペースも少し早く設定してみた。43kmで3時間38分6秒(実際の距離に換算すると3時間35分42秒）となったが、目標はネットでの40分切りとした。

　会場に入ってすぐトイレに並んだこともあり、時間があまりないため外で着替えた。スタート地点に並んでから、ネックウオーマを着けたままである事に気づいたが、仕方がないのでそのまま。走り始めると周りのペースはさすがに速く、最初の5kmは5:18～5:12のはずなのに、すぐに㌔５分を切るようなペースになってしまい、20km～30kmで記録すべき最速ペースの4:54/kmを最初の20kmに出してしまった。15kmでトイレ休憩。

　20kmを過ぎると、それまで「れいさちゃん」との差を段々広げていたのが、逆に縮められ始めた。せめて㌔５分丁度で行こうとしても、少し遅めになった。なんとか30km地点までは踏ん張ろうとしたが、28kmくらいで太腿の内側が痛くなり、攣りそうになった。

　30kmを過ぎると左足関節の前側が痛くなってきた。35km手前、このコースで唯一の登り区間加古川大堰に向かうところで、ついに「れいさちゃん」に抜かされる。脚全体がつらく、歩きたいような気分だが、なんとか走れるので必死で進んだ。

40km地点でのタイムは3時間21分だったので、頑張れば40分切れるかもしれないと、少し希望が出てきた。遠くに見える橋を目標に、あの橋まで、次の橋までと踏ん張った。

　ゴールのバルーンゲートがやっと見えてきた。沿道から「あと200m!」の掛け声。自分では全力疾走のつもりだが、㌔6分くらいのペースしか出せなかった。

　結果は3時間41分33秒。福知山から約５分更新出来たが、ール前3kmくらいを、せめて㌔30秒速く走れていたら目標の40分切が達成出来ていたのにと思うと悔しかった。今回は、前半速過ぎ、30km過ぎ失速の典型的な失敗レースパターン。反省点としては、

・ザックは全く揺れず快適だったが、疲れてくると、背中全体が張ってきた。OS-1で薄めてはいたが甘すぎて、給水所の水を飲みながらの方が良かったかもしれない。

・前回フルの一ヵ月後というのは、休めばよいのか、走ればよいのかよく解らず、中途半端になった。気分的には、もう少し休みたい感じだった。

・最近の練習時から、左足関節前側の痛みが出ているのが問題。着地が乱暴になっているのだろう。このあと1週間は休ランの予定。