RELAX, RELAX, RELAX!

今後の予定

自己ベスト

「歩かずに完走」達成!

 直前の耳下腺炎による休足等アクシデントもあって、皆様に御心配頂きましたが、なんとか目標であった「歩かずに完走」を達成することができました。前日・当日にブログの皆様とも交流でき、大満足です。今後誰かに聞かれても「フルマラソンを完走しました」と大きな声で言えそうです。以下「完走文」です。2010年の目標レースが無事終了し、リラックスして年末大オフ会が迎えらそうです。以下「完走文」です、長くなりました。

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前日夕方4時前頃奈良に到着、興福寺近くの宿にチェックインして徒歩で会場に向かう。連絡してみると、ミッキーさん、WAKAさん、アラフォライダーさんで、車での試走に行くところとのこと。会場で受付終了後、ミッキーさん、WAKAさんと無事合流でき、アラフォライダーさんの車でコース試走へ。コースをWAKAさんが正確に記憶しているのは驚いた。「吹田カメの子会」とご一緒させて頂いた試走と合わせて2回目となり、「坂」のイメージが良く確認出来た。

 試走後は、JR奈良駅近くのお店で「前夜祭」、ミカンさんも参加された。ミカンさん、アラフォさんは車なのでウーロン茶や、ノン・アルコール、私は生中を一杯だけ頂いた。

 

 当日ミッキーさんWAKAさんと一緒に会場に向かうが、歩道にランナーさんが一杯で渋滞になっていてなかなか思うように進めず、travel-db集合時刻に遅れてしまった。しげ坊さん、makobouさんと奥様、やりえもんさん、クマさん、ミッキーさん、WAKAさんと記念撮影後待機ブロックへ移動。Eブロックの先頭付近が確保できた。ビニール製のポンチョは着ていたが、待機場所がちょうど日当たりが良かったので、割合と暖かかった。

 いよいよ9時、上空にヘリコプターが3台舞っていて、ローター音で号砲は聞こえなかった。しばらくして動き始め、スタートラインでガーミン作動。

スタートラインを越えると特に渋滞らしきものはなく、5:50/kmのバーチャルパートナーと仲良く並走した。最初の折り返し地点に向かう途中でミカンさんとエール交換、なかなか速いペース。ついでクマさん発見。5km地点でウィグライ投入。折り返してしばらく進むと、スパイダーマンが…と思っているとその後にミッキーさんがやってきた。ミッキーさんが心配されていた第一関門時刻には十分間に合いそうなので一安心。

 10km東大寺付近でピットイン・ゼリーバー投入。走りながら食べるのにもだいぶ慣れた。この付近の上りではペースキープ、下りでは速くなりすぎないように気を付けた。

 国道169号線の長い直線を淡々と進み、試走の時に昼食を摂ったコンビニだと思ったり、15kmでウィグライ投入したりしているうちに「窪之庄南」に到達して左折した。いよいよ正念場だ。17km付近、田んぼ(畑?)の脇で歌っている(ちょっとメタボの)忌野清志郎さんが歌っている付近でトイレ休憩。20km手前でウィグライの開封に手間取っていると、後ろから「WAKAさんのお友達ですか?」と声をかけられた。Tシャツ効果抜群!その方もWAKAさんとは出会えていないとのこと。きっとずーっと先の方を走っているのでしょうということで意見が一致。先ほどのウィグライは、投入ポイント間違いだったことに気付く。本当は25kmだった。本来の予定であったゼリーも投入。

 試走禁止だった白川エリアへと進む。本コースは起伏がすくなく、峠ひとつ分得した気分になった。白川大橋を過ぎ、急坂を慎重におり、天理教本部の敷地内へ進んだ。すぐに猛スピードで向かっくるアラフォライダーさんを見つけてハイタッチ。しばらくしてミカンさんも良いペース。折り返し地点まで2km以上手前でWAKAさん発見。往路・復路が離れているのでハイタッチは出来ず、声援のみ。自分より5kmくらい先を進んでいるようで、快走ぶりがうかがえた。その後クマさんを見つけて、声をかけようとするが、ニックネームにしようか、本名にしようか迷っていて咄嗟に「森さん頑張って」(森のクマさんの森さん^^)と言ってしまったので、本人はきょとん・・(*・o・)とされていた。

 何回か直角に曲がり、なかなか見えなかった折り返し地点にようやく到達した。前回投入から5kmした走っていないが、ウィグライ投入。25km過ぎても脚が攣らず、フルでの「脚攣らない」距離を更新した。でもまだ安心は出来ない。峠が待っている。

 白川大橋へと向かう上りに入って、なんとかペースを維持しながら走っていると、前方からミッキーさんが!ハイタッチをしようとe3グリップを持ち直している瞬間に行き過ぎてしましった。ミッキーさんごめんなさい(*_ _)。ようやく峠の頂上を越え、あとの下りは慎重に走った。30km地点でほぼ3時間。㌔6分を維持できればサブフォーかもと思ったが、とにかく歩かず完走が目標なので、無理はしないことにした。長距離走時特有の、脚の裏側全体がなんとなく痛い感じが始まり、左足首も少し痛い感じがしてきたが、他は快適で、30kmの壁は、克服できたのかなと一瞬思った。

 まだ歌い続けている忌野清志郎さんを横目にした後「窪之庄南」を右折。ゆるやかな勾配の長い上りの始まりだ。ペースは速くないが、呼吸が少しハアハアとなり、脈拍も速めだった。「35kmの壁ってどんなん?脚が急に棒のようになるんだったかな」と思ったりしながら、35km到達。ここでウィグライ投入...と思ってポーチ内を探るが見付からない。投入ポイントを間違えて20kmで使ってしまったためらしい。代わりにゼリー投入。ウィグライの予備を入れておけば良かったと、ややテンションが下がった。そのためかなんとなくペースダウン。前方の景色もなんだかぼんやりしてきた。こでが35kmの壁か?ゼリーやら、エイドのアミノバイタル・バナナなどでお腹が一杯なので、低血糖とは違うだろう。遠近両用眼鏡なので「上目遣い」ならぬ「下目遣い」になると、近くしか見えなくなり、顎が上がっているに違いないことに気付き、顎を引き締めた。

 後5km、たった万博公園外周一周だけと思うが、なかなか進まない。脚の裏側全体が「ザワザワ」としていて、ちょっとでも刺激が加わると痙攣しそうで、無理はできないので、そろりそろりと走る。競技場に向かう道の上りがキツい。最後の1kmくらいは特にキツく、ほとんど歩きそうになった。

 必死で進んでいると、突然後ろから喧騒が。賑やかな集団が、すごいペースで進んできた。高橋尚子さんが中心で「良いよ~、良いよ~!」と励ましながら走っていることが解かった。付いて行こうと思うが、脚が進まない。なんとか競技場の中に進み、トラックに入ると、足元が柔らかくて心地よい。ついに歩かずにフルが走れたと思うと、じんわりと嬉しさがこみ上げて来て、ゴール前は思わずダッシュしてしまった。

 バスタオルを掛けてもらい、完走メダル頂き、競技場の外へ。完走証を発行してもらった後、WAKAさん、ミカンさんと合流、ミカンさんは腰がつらそうだった。やりえもんさんとも合流できた。預けていた荷物を受け取り、汗で濡れたTシャツを着替えたりして、そろそろゴールの頃と、ミッキーさんをお迎えするため競技場内に入るルートを模索しているうちに、ミッキーさんがアラファーさんと一緒に出てきた。感動のゴールに立ち会えなくてごめんなさい(*_ _)。

 記念撮影後開散、帰り道も人で渋滞。6時間の関門閉鎖20分程前で、競技場に向かう坂を必死の形相でゴールを目指すランナーさんの姿が、篠山ゴール前の自分の姿と重なり、胸がつまって、声援も送れなかった。

 宿は親切で、朝チェックアウト後も荷物を預かってくれており、お風呂も入って良いとのことで、着がえのための部屋まで準備して下さった。宿泊者以外の方も「ワンコイン」でOKとのことで、ミカンさんも汗を流してもらえたのは、有り難かった。

 他の方は予定があり、ミッキーさん、WAKAさんとの3名で「遅めの昼食」。中華のお店で、たくさん頂く。私は生ビールもたくさん頂いたが、伝票によると(たった)3杯だった模様。ミッキーさんの帰京時間があるので、名残り惜しい中解散。その後、白川エリア手前で声をかけて頂いたWAKAさんのお友達に挨拶するため、彼女達が集まるお店に向かう。WAKAさんは非常に元気で、歩くのも速く、時に小走りになったりされるが、私もなんとか付いて行けた。篠山の後は、ゆっくりでも歩くのが辛かったのと比べると、大違いだ。一触即発の状態になりながらも脚が最後まで攣らなかったのは、ウィグライプロの効果だと思う。

コメント

宿は興福寺の近くでした。会場に向かう道中、五重の塔を背景に外国人男性が写真を撮っていたので、撮影終了まで待機。外国人の会話(sugyonによる関西弁風意訳)
A、B「...」
(パチリ)
A「何か言うてや」
B「何か言わなあかんかったん?」
A「俺、こんなとこにじっと立ってて、モアイみたいやん!」
思わずこちらも大爆笑。

宿は興福寺の近くでした。会場に向かう道中、五重の塔を背景に外国人男性が写真を撮っていたので、撮影終了まで待機。外国人の会話(sugyonによる関西弁風意訳)
A、B「...」
(パチリ)
A「何か言うてや」
B「何か言わなあかんかったん?」
A「俺、こんなとこにじっと立ってて、モアイみたいやん!」
思わずこちらも大爆笑。

前夜祭では、こんなのや

前夜祭では、こんなのや

こんなのに、

こんなのに、

こ~んなのを頂きました。(タラの白子ポン酢)

こ~んなのを頂きました。(タラの白子ポン酢)

完走証

完走証

ほぼピッチ180が維持できていた。35km以降のぺーすダウンが顕著。

ほぼピッチ180が維持できていた。35km以降のぺーすダウンが顕著。