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セグウェイ

MacWorldの会場に向かう途中で、セグウェイに乗る女性を見かけた。一時期、「世紀の発明で、このために街の造りが変わる」と言われたものだ。

「それどうしたの? レンタル?」と話しかけると、コートのポケットからゴソゴソとパンフレットを取り出して、「ギラデリスクエアのそばでセグウェイツアーっていうのをやってるの。良かったら参加してね。込んでるから予約してから来てね。」と言い残してツーッと行ってしまった。参加したい。セグウェイに乗ってみたい。MacWorldは大方見尽くしたので、もういいじゃないか。踵を返してギラデリスクエアに向かう。

SAN Francisco Electric Tourの事務所には男の人が一人。先ほどの女性といい、あまり商売っ気がない。「空きある?」「次の回に1人分だけあるけど、どうする?」 なるほど、宣伝しなくても結構な人気のようだ。「じゃぁ、お願い」と手続きをしながら、少し話をする。「なんでサンフランシスコに来たの? 観光には見えないけど。」「本当はビジネス。」「MacWorld?」「そう。でも、ここに来たことが会社にばれるとまずいんだ。」「大丈夫。ばれやしないよ。昨日も、MacWorldのために来たデンマーク人が参加したよ。キーノートスピーチを聞くために徹夜したんだって。すぐにメディアで報道されるのに、なんでそこまでして聞きたがるのか、俺には理解できないなぁ。あんたも徹夜したの?」「いや、僕はキーノートは聞かなかった。」

そして、話はセグウェイについて。今の価格は5,000ドル。電気を動力として、一回の充電で40km走る。燃費は、ガソリンに例えると、1ガロンで600kmくらい。かなり燃費効率は良い。でも、普及は今ひとつ。この男の人は、価格が問題だと考えている。「1,000ドルになれば一気に普及すると思うよ。5,000ドルだったら、中古車やバイク、自転車だって買える。1,000ドルだったらおもちゃのつもりで買ってもいいしね。それから、都市部では法規制の問題もあるんだ。ニューヨークのマンハッタン地区はセグウェイを禁止している。東京もそうなんだよ。」「乗り心地はどうなの?」「いいよ。とっても簡単。このあと実際に乗るんだから、すぐに分かるよ。」

実際、乗り心地は最高であった。すぐにコツを体得できるし、操作も簡単である。サンフランシスコの急坂もスイスイ上るし、多少の凸凹でも何の不安も無い。子供や老人でも難なく乗りこなせるだろう。こりゃ、確かに画期的な発明だ。1,000ドルになったら、一気に普及して、そして、街の造りも法律も変わるだろう。電車もセグウェイに乗ったまま乗り、オフィスの中もセグウェイで移動するようになるかもしれない。お金に余裕があったら、1台欲しいと思った。Apple MacBook Air、GARMIN Forerunner 405、そして、セグウェイ。これが今回の出張でできた私のWish Listである。

なお、今週は、ウォーキングの履歴も記録に含めて、サンフランシスコに関する写真とコメントを掲載することとする。

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