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千束八幡神社

本当は昨日走り納めのつもりだったが、「今年一年怪我無く走ってこられた」お礼参りに、洗足池端の千束八幡神社まで往復6kmジョギングをする。GARMINのForerunnerを持っていかなかったため、ラップはおよその時間を手入力したもので、余り正確ではない。今日も相変わらず南風が強く、行きに見えていた富士山が帰りには雲の向こうに隠れてしまっていた。箱根方面は急速に天気が悪くなっているようだ。

千束八幡神社は、名馬「池月」発祥の地と言われていて、写真のように、池月の大きな絵馬が奉納されている。青い毛並みのきれいな馬だ。競馬界にこんな馬がいたら、仮に勝てなくても大人気に違いない。神社境内に掲示されている『池月発祥伝説の由来』によれば、源頼朝の一軍が洗足池に宿営し、池に映る名月を賞でているとき、突然一頭の野馬がやって来ていなないたという。その姿、青い毛並みに白い斑点を浮かべ、それがあたかも池に映る月影のようであったため、「池月」と名付けたそうだ。池月は、後に宇治川の先陣争いで磨墨に勝利した駿馬だけに「千束八幡神社はランナーにとって縁起の良い神社」と勝手に思い込んでいる。また、この名馬を得た吉兆の故事から、千束八幡神社は「旗揚げ八幡」とも言われており、レース前の必勝祈願をするにはもってこいとも思う。東急大井町線の北千束駅は昔「池月駅」だったそうで、なぜこんな風流な駅名を残さなかったのか、残念でならない。

なお、池月に敗れた磨墨を葬った磨墨塚は近くの南馬込にあるそうだ。因縁を感じる。

ちなみに、写真を良く見ると分かるが、絵馬の池月の絵のハミのところに手綱のように注連縄がかけられている。絵馬から抜け出そうとする池月を必死に押さえ込んでいるようだ。また、写真の左手に浮かび上がっているのは、吽形の狛犬。この正面に阿形の狛犬が対峙する。スキンヘッドなため、ものすごく恐い。

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