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枯れすすき

今年は年号が平成となってから20年目を迎える節目の年のせいか、年末年始に「昭和」を振り返るテレビ番組が多く見られたように思う。「昭和」を冠する一発ヒット曲といえば、さくらと一郎が唄った「昭和枯れすすき」。著作権の都合上、その歌詞をここには記さないが、1975年の歌にもかかわらず、まるで「格差社会」がその当時からあったかのような印象を受けるから不思議だ。「平成枯れすすき」としてリメークしてもおかしくない。また、この歌詞から「枯れすすき」は貧弱なものをイメージするが、実際はそうではない。すすきは立ち枯れて、しおれないのである。寒さが厳しくなるにつれて、他の雑草が枯れ朽ちても、しっかり立っている。写真のすすきは11月末には枯れていたが、未だに上を向いている。シルエットだけ見ればまだ生きているようである。なかなかしぶとい。そう簡単には「負けない」のである。

1975年は、この歌のほかにも、ポピュラーからフォークまで広い範囲で数々の名曲が生まれた年である。IT業界では、マイクロソフト社が生まれている。当時はBASICを作っていた会社であったが、1981年にMS-DOSをリリース後、1986年にIPO、その後の隆盛はご存知の通り。設立からMS-DOSリリースまで6年、IPOまで11年、運の良さもあるが、すすきのようになかなかしぶとい。見習わなくては。

ということで、今日はしぶとく走った。

今日は、北風が恐ろしく強かった。多摩川河川敷上は、往路が強い向かい風、復路は強い追い風となる。走り始めてすぐに、もうやめようか、とも思ったが、とにかくどんなに時間がかかっても予定通り走り切ることとする。精神の鍛錬。走り切れば自信がつく。また、強風の中の走り方をいろいろと試すのに良い機会だと思えばよい。実際、いろいろな走り方を試してみた。その結果、強い向かい風の場合、スキーのジャンプのように体ごとかなり前傾し、手はあまり体から離さず、肩から二の腕の部分を振る感じで、いつもより小股に小刻みに走ると良いことが分かった。実際、最初は1kmあたり5分後半かかっていたのが、走り方を工夫するうちに5分を切って走れるようになった。強い追い風のときは、逆に、腰を前に出す感じで、体をそらせ、帆のように風を受けて、大きく手を振って、いつもより大股に走ると楽に速く走ることができる。あくまでも我流であるが、、、

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