美ヶ原トレイル
第4回 美ヶ原トレイルに参加。
前日に会場入りして近くのペンションに1泊
スタートは午前4時なので2時に起床するも
強い雨が降り続いている。
スタートからスキー場のゲレンデを
3キロで一気標高差400m駆け上がる。
その後は雨で泥濘んだトレースに悪戦苦闘
とくに下りでは転倒者も続出。
第1関門の15キロ地点の和田峠間で3時間近くかかってしまう。
その後も21キロ地点の扉峠までも泥濘トレイルが続く。
扉峠を出発したのが8時35分
6キロ先の美ヶ原の山本小屋の関門が10時
前半3キロに標高差300m以上の
茶臼山の登りが控えている。
この3キロ。喘ぎながら、それこそ力を振り絞って
40分かけノンストップで登りきる。
そこから山本小屋までの3キロは美ヶ原の台上エリアなので
何とか間に合いそうなのだが途中1キロは走行禁止区間なので
他の部分でカバーしなくてはならない。
山本小屋に到着したのが関門15分前の9時45分・・危なかった
大急ぎでエイドステーションで
おやき、お汁粉、バナナ、コーラを流し込み
9時50分過ぎには山本小屋を出発
無事関門を通過できたことで俄然元気になり
標高差1200mを和田宿まで一気に駆け下りる
39キロ地点の和田宿には11時40分到着
ここで50分の貯金。そばとそうめんをかき込み
長門牧場への10キロ以上の長い林道に入る
とにかく歩かないようにキロ9〜11分ペースで
標高差600mの長門牧場まで殆ど休まずに進む。
53キロ地点の長門牧場には14時20分。1時間10分の貯金
その後は長門牧場を周回し、中央分水嶺に入る
しかし再び泥濘みトレイルが始まり、ひどいところでは
膝まで埋まってしまい閉口
最終関門の大門峠手前の急傾斜の激坂は
スリップしやすい状態でロープが張ってある
雨が降り続いてさらに泥濘んでいたら
滑落する人も出るかもしれない
そこをはいつくばりながら登りきり
17時、関門閉鎖30分前に大門峠に到着
17時5分出発。最小は緩やかに登りながら
72キロ地点から標高差300mの殿城山への急登
苦しかったが稜線に出ると、今までの苦しみを吹き飛ばすような
日本離れしたスケールの大きな景観が眼前に広がる。
まさに極上トレイル、何とか完走のめどがついたので
ゆっくりとこの景観を楽しみながら進む。
そして最後の3キロはゲレンデの急降下
余力が残っていたのでゴールまでノンストップで駆け下りる。
18時15分無事ゴール。
40キロの部を走り終えたtakiさんが迎えてくれて
二人で健闘を称え合う
タイムは15時間15分04秒
休憩抜きのタイムは14時間31分01秒
今回は休憩は44分とだいぶ押さえることができた。
また310の距離表示も80・06km!お見事。
累積上昇計4500m 下降計4470m
一昨年のハセツネ以来の久しぶりのロングトレイルであったが
5月18日の野辺山ウルトラと6月8日のいわて銀河ウルトラ、
そして3月からの丹沢や、箱根、天城での
ロングトレイルのトレーニング効果が
今回十分に生かされたような気がする。
今後もトレイルはじっくりとさらに鍛え上げて行きたい。