足柄峠修行走 42キロ
連日厳しい寒さが続いていて
走るのも億劫な時もあるが
今日は何としてもポイント練習をと思い
足柄峠に向かう。
先月16日と30日(この時はヤビツ峠)そして8日の30キロ走
疲労はなんとなく体の奥底に巣食っている感じ。
今日は平素の峠走25キロではなく
峠からその先の静岡県側の駿河小山の下り
再び登り返して山北に戻るという計画で行く。
山北は気温10度と思ったより暖かい
走り出すと前回に比べ疲労感が強く
胃の調子が良く無いようで軽い吐き気も
5キロくらいでやめたくなってしまったが
今日は富士が殊更に美しく
それにつられて頑張る。一人の女性ランナーが
颯爽と下っていく。すれ違ったのはこの一人だけ
9キロからの登りは前回よりは速かったが
また一度立ち止まってしまう。
12キロ地点のピークは前回と同様
1時間15分。富士がまさに最高!
ここまでは頑張り、後はペースを緩めて下り始める。
正面に富士をのぞみながら極上のロードを下る
ペースを上げてもキロ4分20秒くらいまで
21キロ地点の駿河小山の市街までは1時間58分ほど
一息入れて足柄峠までの9キロ 標高差550mの登り返し
苦しくて25キロあたりのゴルフ場近辺の急登では
キロ8分近くまで落ちる
足も動かず何度か立ち止まる。情けない・・。
急な登りを超えた後は少し息を吹き返し
30キロ地点の峠まではノンストップで頑張る。
ここまでは2時間58分。
後は山北までの12キロの激下り
足はそろそろ終わりかけている
何より怪我が怖いので慎重に降りる
キロ4分30〜40秒台を維持するが
フラットになると苦しくなりペースダウン
全身に強い疲労感が。37キロ地点で一度立ち止まる。
39キロ手前で右下腿部の外側に強い違和感が
これはまずいと思い一度立ち止まりストレッチ
その後はペースを落として進む。
本当に峠走は怖い。
最後まで慎重に下り
下りの12キロは57分。
立ち止まりを除くネットタイムは3時間55分
精魂尽き果て終了後のクールダウンを行う余裕はない
右足は最後まで持ってくれた
痛みにはならなかったが筋肉が異常に収縮していたみたいだ
ふらふらとさくらの湯に向かう
疲れ切って冷え切った体にはまさに天国。
ありがたみが身にしみる。
風呂から上がった後は休憩室でダウン
2時間を超過してしまったが
寝坊してしまったことを話したら
受付のおばさんが察してくれて
追加料金なしで勘弁してくださった(感謝)
内臓疲労が強かったが1時間以上横になったら
だいぶ楽になった
安静にすることで虚血状態になっていた内臓に
血液が行き渡ったようだ。
食欲はあまりなかったが
帰り道でとんかつが美味しく食べられたので一安心
今回の練習口熊野のフルというより5月の野辺山ウルトラに向けての
練習の口火になったという感じ。
野辺山は標高差共々この2倍・・。