湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢53歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

厳寒の八ヶ岳

6年ぶりの冬の八ヶ岳。それまでは年に2~3回南アルプスや八ヶ岳に冬期に通っていたが、最近は根性がなくすっかりご無沙汰していた。

茅野のホテルを朝の5時に出発

登山口の美濃戸口(1500m)へ

6時前にスタート

今朝の冷え込みは尋常でなく登山口で

既にマイナス15度!

歩いていると足先や顔面がピリピリしてくる。

それでもペースを上げ2時間40分で標高2300mの行者小屋へ

ここでアイゼンを装着し文三郎道経由で赤岳へ

6年ぶりに履く冬靴と12本爪アイゼンの重さとクラストした急斜面でふくらはぎが悲鳴を上げる。

トレランやマラソンで鍛えた実績などここでは全く通用しない。ただ今日は気温こそ低いが風が比較的弱かったので助かった。

息切れに悩まされながら10時25分に標高2890m赤岳山頂に到着。ここでもほぼ無風。

まさに奇跡的な晴天。

遠く北アルプスの峰々が銀屏風のように連なる。浅間山や富士山、南アルプス、中央アルプス、奥秩父方面もくっきり。

満喫してあとはゆっくり下山しようかと思ったが、天候の崩れはなさそうだったので横岳~硫黄岳を縦走して下山することにする。稜線はかなり急峻で切れ落ちたやせ尾根や急なトラバースなどもありちょっとヒヤッとするが赤岳から2時間半ほどで無事硫黄岳に到着。登りではひどくばてたが、この好天では無理してでも行ってしまおうという気持ちになってしまう。硫黄岳からは赤岳鉱泉まで深い雪の中を一気に下り、赤岳鉱泉から登山口までの7キロは早足で1時間20分ほどで戻る。16時に帰着。

休憩込みの時間は約10時間

ガーミン計測では8時間34分。

こんな厳しい寒さの中であったが

310はよく頑張ってくれた(謝)

本当に久しぶりの冬の八ヶ岳であり苦しい山行ではあったが、気持ち的にはかなり吹っ切れたような感じ。

コメント

標高2300m 行者小屋 夜明け前はマイナス20度まで下がったとか。40代の頃はよくここにテントを張って一晩寒さに震えたものである

標高2300m 行者小屋 夜明け前はマイナス20度まで下がったとか。40代の頃はよくここにテントを張って一晩寒さに震えたものである

赤岳

赤岳

6年ぶりののピッケル&アイゼン(KAJITA)トレランシューズに慣れた足には拷問のように重く感じる(両足で靴を含めると3.5キロくらい)

6年ぶりののピッケル&アイゼン(KAJITA)トレランシューズに慣れた足には拷問のように重く感じる(両足で靴を含めると3.5キロくらい)

赤岳への急登 アイゼンはよく効くがふくらはぎが・・

赤岳への急登 アイゼンはよく効くがふくらはぎが・・

重荷を背負った登山者が多い。

重荷を背負った登山者が多い。

阿弥陀岳と中岳 気温は低いが風は比較的弱いのが救い

阿弥陀岳と中岳 気温は低いが風は比較的弱いのが救い

阿弥陀岳をバックに元気な青年に撮ってもらう

阿弥陀岳をバックに元気な青年に撮ってもらう

赤岳の最後の登りにかかる

赤岳の最後の登りにかかる

赤岳

赤岳

権現岳~編笠山 バックは南アルプス

権現岳~編笠山 バックは南アルプス

赤岳山頂直下 若者頑張れ~!

赤岳山頂直下 若者頑張れ~!

標高2890m赤岳山頂 10時25分(登山口を出発後4時間半)
無風快晴・・この時期としては奇跡のような天候 普通はこんなに顔を露出することはできない

標高2890m赤岳山頂 10時25分(登山口を出発後4時間半)
無風快晴・・この時期としては奇跡のような天候 普通はこんなに顔を露出することはできない

阿弥陀岳を見下ろす遥かに北アルプスが銀屏風のように連なる

阿弥陀岳を見下ろす遥かに北アルプスが銀屏風のように連なる

穂高~槍ヶ岳もくっきり

穂高~槍ヶ岳もくっきり

シュカブラと富士

シュカブラと富士

これから向かう横岳~硫黄岳の険路

これから向かう横岳~硫黄岳の険路

エビのしっぽ

エビのしっぽ

横岳山頂直下の急峻の下り 両側とも切れ落ちている

横岳山頂直下の急峻の下り 両側とも切れ落ちている

きわどいトラバース右下は深く切れ落ちている 滑落したら命はない

きわどいトラバース右下は深く切れ落ちている 滑落したら命はない

険路を無事通過し硫黄岳へ。しかしこの周辺は風の通り道冬は風速20~30mの風が吹くこともしばしば。12年前の3月ここで猛烈な強風に遭遇。
山頂手前で100m進むのに1時間以上かかる。更にだだっ広い山頂でホワイトアウトの状態になり下山口が見つからず腰まで埋まる吹き溜まりにはまってしまいワンデリング。居合わせたほかの登山者と協力し合いながらラッセルをしなんとか下山したという苦い思い出が

険路を無事通過し硫黄岳へ。しかしこの周辺は風の通り道冬は風速20~30mの風が吹くこともしばしば。12年前の3月ここで猛烈な強風に遭遇。
山頂手前で100m進むのに1時間以上かかる。更にだだっ広い山頂でホワイトアウトの状態になり下山口が見つからず腰まで埋まる吹き溜まりにはまってしまいワンデリング。居合わせたほかの登山者と協力し合いながらラッセルをしなんとか下山したという苦い思い出が

来し方を振り返る 中央が赤岳

来し方を振り返る 中央が赤岳

最後のピークを経て下山 もうへとへと・・。

最後のピークを経て下山 もうへとへと・・。

茅野から鈍行で帰る。駅で買ったビールが五臓六腑に染み渡る

茅野から鈍行で帰る。駅で買ったビールが五臓六腑に染み渡る

14年前に買ったスカルパの冬靴 今日のような乾燥した雪なら問題ないが春先に湿った雪では限界が・・。

14年前に買ったスカルパの冬靴 今日のような乾燥した雪なら問題ないが春先に湿った雪では限界が・・。