穂高岳 案内登山2日目
早朝4時半に目覚めるも外は濃霧。風も強い。朝食を食べながらどうしようかと迷っていると、H嬢の「下りましょう。また来ればいいですよ」の一声で下山することに。本当に女性は潔い。ピークハントなんか眼中にないようだ。
6時に出発。往路をそのまま引き返す。
急峻な下りなのでスリップしないよう登りと殆ど変わらない時間で下りる。
涸沢に下りた頃にはだいぶガスが切れ始め穂高連峰の中腹あたりも姿を見せ始める
それにしても涸沢カールのスケールの大きさは何度見ても息をのむ。
涸沢でひと休みしたあと、再びパノラマコースをたどり上部の屏風の肩より涸沢方面の景観を目に焼き付け下山。若い二人は最後まで元気で林道に出て残り7キロはキロ9~10分くらいの早歩きで一気に上高地へ向かう。ついていくのが大変だった。展望にはあまり恵まれなかったが、腐ることなく、厳しいコースをしっかりと歩いてくれ他2人に感謝。いずれ自分がよぼよぼになったら今度は逆に連れていってもらおう。