湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢52歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

雨男パワー全開!おんたけウルトラトレイル

おんたけウルトラトレイル100キロの部に出走。

前日にななみさん、makobouご夫妻と木曽福島で合流。受付後、温泉などで時間をつぶしたあと、夕刻に松原スポーツ公園駐車場に戻りスタートまで仮眠を取りながら待機。

ここで大阪から参加のミカンさんと合流。

はからずも昭和33~35年生まれの50代のオヤジ軍団が集結したことになる。

車の中で2時間ほど仮眠している間に、強い雨が・・・(涙)また伝説を作ってしまった。

そして22時過ぎにバスでスタート地点に移動。

公民館で待機した後、15日0時、小雨降る中をスタート。なお林道のがけ崩れのためコースに一部変更が。少し距離が短くなる様子。

のっけから皆結構なペースで登っていき付いていくのが大変。

それにしても1000人近い集団が真夜中にLEDの光を煌々と照らしながら林道を駆け抜ける様は何ともこの世のものとは思えぬ異様な光景である。ほとんどの人が修行僧のように黙々と真っ暗な林道を登っていく。10キロ辺りからダートの道になり、水たまりや大きな石がゴロゴロしている場所では足を取られ疲れも倍加してくる。さらに上に行くほど雨足が強くなり雨具を着用する羽目に。ちょっと重いが寒さはしのげる。しかしそんな雨の中でもランシャツ1枚で走っている人も多く、自分の軟弱さを実感することに・・。さらに悪いことに断続的に襲ってくる睡魔・・。

無理もない昨夜は2時間足らずの車中泊、その前も5時間ほどの睡眠

強い雨の中襲ってくる睡魔・・自分は一体何をやっておるのか、という虚無感と戦いながらふらふらと走っているうちに30キロ地点。約4時間程かかる。ミカンさんと抜きつ抜かれつしながら励まし合う。今回初対面だが自分よりひとつ上の先輩

元々の御実家が茅ヶ崎ということや同じ医療関連の仕事に従事する方でもあるということで、勝手に親近感を抱かせていただく。

30キロを過ぎしばらく下り基調となり足の方は楽になるが、眠気の方はピークに。少しづつ空が白んでくるが雨は降り続いていて展望は皆無。道もいたるところで崩落している部分も出て来る。

いつはてることなく続くアップダウンを繰り返すうちに65キロのエイドステーションに到着。雨は一向に止む様子はなく時に土砂降りに近い状態。そこでバナナ数個とパワーバー1枚を補給。トイレで用を足すとなんと血尿が・・初フルの館山以来のことだ。過労と脱水で腎臓にダメージが行ったみたいだ。水分はハイドレーションに2リットルとエイドステーションでは必ず2杯は給水したがそれだけでは足りなかったのかもしれない。

デポしてあった着替えも億劫になったため、そのままトラックに戻し、豆乳と麦茶を飲み干してスタート。この10分ほどの休憩が良かったのか、眠気も回復。足の疲労感は当然あったが野辺山の時のような痛みはなかったので、気持ち的に少し楽になった。上りも30とか50とか100とか歩数勘定しながら、できるだけ走る回数を増やしていくうちにリズムがつかめてきた。下りも70キロ以降野辺山の時よりは楽に降りることができた。

それでも苦しくなると立ち止まってしまう場面も多くなる。エネルギーが枯渇してしまったのかもしれない。パワージェルも3パックほど口にしたが、とても足りる訳がない。もう少しこまめに取らなくてはいけない。前回の野辺山では20ヶ所あったエイドステーションにすっかり頼りきってしまったがそのつけが来てしまったか(反省)

それでも何とか75キロの大エイドステーションに到着。そこでそうめんをいただき、残り20キロに備えるが、そこからも急なアップダウンが2回続き、またこの頃には悪いことに天気が回復してきて、急激に温度が上がってくる。いよいよ疲労もピークに達し歩きも多く入ってくる。そんな中であっても何人かの小柄な女性が、休むことなく、ゆっくりとしたピッチだが淡々と坂を上りきっていく。そのうちの一人はなんとビブラム!あのがれた道を・・(愕)そして最後の長い下りを経て最終エイドステーションに到着。あと6・5キロ。

道はフラットだが、緊張の糸が切れたのか

全身の強い疲労感で、500mくらい走っては立ち止まる。もうこの頃になるとほとんど単走状態だが時々抜いて行かれる人から声をかけていただきながらなんとかゴールの松原公園の入り口に、そしてながーい最後の上り。周りには誰もいない。野辺山の時は大勢の人が声援をしてくれていたのだが・・。最後の力を振り絞ってイベント会場に無事ゴール。タイムは13時間31分。休憩抜きのガーミン計測では11時間57分。前回の野辺山より6キロほど短い上7分ほど遅かったが、アップダウンの激しさ荒れた林道、そして悪天候を考えれば致し方ないか・・。足の痛みは殆どなく完走できたのは良かった。

その後、ななみさん、ミカンさん(偶然大学時代の先輩と遭遇、2人仲良くゴールイン)makobouさんご夫妻も手をつないで仲良くゴール!なんとも仲睦まじいおしどり夫婦であり、ちょっと羨ましくもある。そして静岡から参加されていたコーラさんとも再会。タイムは11時間10分台と言うから恐れ入る(年は私たちより一回り近くお若い)

無事ゴール後、ミカンさん、コーラさんとは会場でお別れ。自分とななみさんとは近くのペンションに宿泊。夕食後2人でウェルフェアパーテイに顔を出す。ビールを飲みいい気分で戻り、部屋に帰ってさらに一献しているうちに撃沈。それにしてもななみさん。初ウルトラであの野辺山を上回るおんたけを完走してしまうなんてやはり只者ではない(恐)翌朝は少し早起きして疲労抜き・・ナントカ

しかしその日は夕方から夜勤に入っていたので

朝食後すぐに帰途につくが、後半渋滞にはまってしまい8時間近くかかって職場にたどり着く。ほとんど運転しっぱなしだったので筋肉痛がひどくなり、歩くのにも難儀する。やはり適度に動かさないとダメである。

5月の野辺山、6月の忍野高原トレイル、そして今日のおんたけ3大会無事に終了できたことに感謝

次の10月のハセツネに向けて8,9月は山でのトレーニングを多めに取り入れていきたい。

コメント

木曽福島でななみさん、makobouさんご夫妻と合流。
遠路はるばるおつかれさまでした

木曽福島でななみさん、makobouさんご夫妻と合流。
遠路はるばるおつかれさまでした

そばを食べたいのを我慢して、カーボローディングの一夜漬け

そばを食べたいのを我慢して、カーボローディングの一夜漬け

今回初顔合わせのミカンさん。スタート前に

今回初顔合わせのミカンさん。スタート前に

スタート前、緊張と眠気が交錯する 雨がしとしとと・・・またやってしまった

スタート前、緊張と眠気が交錯する 雨がしとしとと・・・またやってしまった

午前4時頃、30キロの第一関門・・雨に濡れて ここでオニギリをいただく

午前4時頃、30キロの第一関門・・雨に濡れて ここでオニギリをいただく

林道は至る所、がれていて、大きな石も転がっている。非常に走りにくい

林道は至る所、がれていて、大きな石も転がっている。非常に走りにくい

いつ崩落してもおかしくない道・・・

いつ崩落してもおかしくない道・・・

ゴール地点の松原スポーツ公園

ゴール地点の松原スポーツ公園

無事完走されて一休み。この頃には天気も回復してきた
左から、ななみ父さん、コーラさん、ミカンさん

無事完走されて一休み。この頃には天気も回復してきた
左から、ななみ父さん、コーラさん、ミカンさん

ご夫婦仲良くゴールイン makobouさんご夫妻
羨ましい~!

ご夫婦仲良くゴールイン makobouさんご夫妻
羨ましい~!

完走証  出走者は900人位とのこと。
5月の野辺山に続き2回目のウルトラ完走

完走証  出走者は900人位とのこと。
5月の野辺山に続き2回目のウルトラ完走