スリーピークス八ヶ岳トレイル 38K
スリーピークス八ヶ岳トレイル38K、初トレイルレース。
7時間24分01秒 総合183位 女子27位
不安いっぱいながらも、目標の8時間以内で完走でき、今回は満足☆
このコース攻略のポイントは、実は前半の直登ではなく、
後半の連続するアップダウンをいかに走り続けられるか!に尽きる。
以下、次回のための忘備録的に。
前半は信玄の棒道から直登に次ぐ直登で
1000mから一気に森林限界の2500mへ。
信玄の棒道も段々と斜度があがって行くけれども、
できるだけ頑張って走っておいた方がよい。
直登で殿筋群・ハムが悲鳴を上げる寸前に最高地点の三ツ頭分岐に到着。
ガスガスで眺望ゼロなのでさっさと下る。
一転して急斜面ガレ場の下りで一気に1000m急降下。
今度は大腿四頭筋が苛められる。そうして第二エイドに到着。
しかし山場は終わったと安心してはいけない。実はここからが曲者。
「八ヶ岳横断歩道」という一見優しそうなネーミングのトレイルは
地図を見ると等高線のいくつかを上下しながら真横に走っており、
同じような地形の連続するアップダウンは、
今思えば新緑に覆われたシングルトラックの極上トレイルなのだが、
いくら越えてもまるでデジャブに陥ったような感覚に襲われ、
体力ばかりか気力をも削いでいく。。。私はここでかなり遅れた。
確かに体力的にもキツかったが、標高差100m前後のアップダウンの
連続するトレイルを走りきる走力自体が足りなかった。
あと下り。超快適下りトレイルで圧倒的に差がついてしまった。
このあたりはロードの走り方とは全く違うので、レースでは大きな差に。
で、ようやっと着いた第三エイドで元気をもらい、
最後の信玄の棒道の下りと比較的フラットなトレイルでは、
日頃ロードを走っている身としては強みなので、粘りに粘る。
途中、抜きつ抜かれつした男性何人かとはここで追いつき、
4~5人抜いてゴール~☆
トレイルのレース自体が初めてなので、他のレースと比較することはできないが、手作り感のあるアットホームな雰囲気に包まれながら、スカイランナー・ジャパンシリーズのレースでもあり、一流ランナーさんもたくさんいたりして、規模の割にはとても活気のある大会だった。ロードよりユルい雰囲気はトレイルならではかな?
エイドはもちろん、こんな森の奥で?というところで、ボランティアの方々が鳴り物鳴らしながら応援してくれて、たくさん元気をいただいた!本当にありがたかった~!八ヶ岳が大好きで、この大会が大好きで、という方たちが、この大会を支えている。。。ボランティアさんの熱意を実感。走らせてもらえて心から感謝!!
唯一残念だったのは、直登の最高地点で楽しみにしていた絶景が、ガスガスで全く見られなかったこと。。。これってまた来年おいでってお山が言ってるよね?(笑)
「初トレランレースがこの大会で良かったね」と、ゲストで走っていたプロランナーの上宮悦子さんにも言われた。ちょっと背伸びしたレベルの大会かなと思ったが、思いきって走ってみてよかったー!
また来年も走りたいなー!!