今朝起きたときに、妙に疲労感があった。特に腿に疲労が溜まっている。

よく考えてみると、昨日アミノバイタルを飲むのを忘れている。いつもは、走り始める前にアミノバイタルPRO１袋（4.5g）を半分飲み、走り終えてから残り半分を飲むようにしているのだが、昨日はなぜか忘れてしまっていた。

もはや手遅れである。このままゴリゴリ走って怪我か故障をしてもつまらないので、久しぶりにロング・ファースト・ウォーキングをすることにした。西馬込から碑文谷八幡宮までの往復13kmを平均キロ９分超のペースで早歩きする。もちろん、体幹を意識したフォームで。期待通り、少し固くなっていた腿の筋肉がだいぶほぐれてよい感じになった。

さて、以下の話と写真はランニングとは全く関係ないのだが、もしかしたら他の人の役に立つかもしれないので、備忘録も兼ねて書き残しておこうと思う。

先日、５年前に購入したデスクトップパソコンDELL Dimension 2400Cのファンの音がやけにうるさくなった。最近暑くなってきたからなぁ、などと考えて無視していたら、突然画面がフッと消え、同時に騒音も消えた。不吉な静寂に包まれる。パソコンの電源がいきなり落ちたのである。えらいこっちゃ。嫌な汗が背中を伝う。恐る恐るパソコンの電源を入れ直してみると、一瞬エラーメッセージが表示されてまたすぐに切れてしまった。エラーメッセージを全部読み取ることはできなかったが、"thermal error"(温度異常)や"fan failure"(ファン故障)と書いてあったような気がする。ファンが壊れたとしたら、急いでファンを交換しなければならない。慌てて別のパソコンを立ち上げ、ファンの販売店を調査する。すると、DELL Dimension用のファンJMC/DATECH DB9733（写真１枚目）は市販されておらず、中古品がオークションで取引されているだけではないか。これは困った。

この困ったことが逆に良かった。冷静さを取り戻すことができたのだ。冷静に考えてみると、ファンがそうたやすく壊れるわけがない。ファンが本当に壊れたかどうかまだ確認していないではないか。

ファンを取り外して排気口から中を覗き込むと、緑色の温度センサー（写真２）が見える。そこに黒い綿ぼこりがびっしり張り付いている。ははーん、これだ。それを綿棒で丁寧に取り除き、念のためファンのコネクタを挿し直して、パソコンの電源を投入し直すと、ビンゴ！　今度はファンが静かに回り始め、パソコンはあっさり正常に立ち上がった。

教訓：fan failureが表示されてもファンが壊れているとは限らない。まずは、温度センサーの掃除とコネクタの抜き差しをトライしよう。