116TH BOSTON MARATHON
憧れのボストンマラソン走ってきました。
先ずはこの度はご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。
今回1年半の準備期間を作って最高の目標レースと言う位置付けでこの大会に挑んできました。
結果はGarmin5:46:17
公式タイム6:10:11
16回のフルマラソンでワースト記録となりました。
思いっきり凹んでいます?
想定外の異常気象で当日の最高気温は32度、、、猛暑です。
前日まで事務局から参加自粛が出ていたのもうなずける暑さです。
そして、極度の時差ぼけ?
日本とボストンでは11時間の時差の為昼夜が逆転して毎晩2、3時間しか眠れませんでした。
しかし、目標にしてきたレース!
諦めるわけには行きません。
暑さにはすごく弱い僕ですが、PBのLAPをどこまで刻めるのかが勝負でした。
しかし、今日のレースは10kmで敢えなく終わりました。
熱中症の症状でフラフラしてきて気持ち悪くなってしまいました。
ここでDNSは全然浮かびませんでした。
とにかくユックリjogで完走を目指しましたが、15km過ぎには脱水症状が出てThe End?
後の27.195kmをひたすら歩きました。
こんな経験は始めてです。
アメリカの応援は本当にスゴく、歩いている僕にも声援の嵐が途切れません。
女子大(Wellesley College)の前ではたくさんの生徒さんがKISS ME と言うプラカードを持ってランナーと抱きあつてキスの応援(これだけで行く価値あります(笑))
しかし、こんなに惨めな思いは初めてで、悔し涙が出ました。
BOSTON RED SOXのホームスタジアムFEN WAY PARKからは凄い観衆でした。
そこを吐き気を押してトボトボ歩く僕?でもシッカリ前向いて歩きました。
最後の800mの直線ぐらいかっこ良く走りたかったのですが、20mぐらい走るとフラフラして吐き気があり走れません、、、?
最後の20mだけ走って本当に本当に遠かったゴール?
こんなに歩いたのは生まれて始めてですが、走った以上の疲労感でした。
しかし、ここからが
大変でした。
熱中症でフラフラしてゴール後に倒れ、気持ち悪くて飲み物も口に入りません。
尚且つ脱水症状で両足が痙攣して動けません。
医療スタッフが来て車椅子に載せようとしますが、脚が動かず乗れません。
そのうち脱水で吐き気が、、、吐く瞬間腹筋が攣って七転八倒?
横にいた日本人のランナーの方、助けて頂いたご恩は忘れません。
やっとの思いでメディカルセンターへ行き応急処置を受けて歩けると思ったらまた吐き気、、、医師のいるメディカルセンターに移動して再診察、だいぶ良くなったのでトボトボとホテルに帰りましたが、その間も一度ダウン?
それでも部屋を目指しました。
ホテルに入ったらハリーさんときょんこさんが偶然前から、、、その場でほっとして倒れてしまいました。
偶然医師の方が通りかかり、診察して頂き、ホテルの方を呼んで、まさかの救急車。
アメリカのボストンで経験するとは夢にも思わず。
しかし、吐き気と脚の痙攣で意識も朦朧?
ただ救急車は案外酔うなとうっすらの記憶が?
そのままストレッチャーで緊急外来。
点滴を受けて暫く眠ったら現金なもので早くホテルに帰りたいとハリーさんを困らせてしまいました。
(本当にゴメンなさい)
しかし、心電図の異常と腎臓の数値が高いとのことでやはり一泊する羽目に、、、異国での入院は心細いと思ったのですが、ナースの方々の優しいホスピタリティにビックリしました。
やはりボストンはアカデミックな良いところです。
憧れ続けたボストンマラソンですが、僕のマラソン史上最悪の結果になりました。
リベンジする気力は今の僕にはありません。
確かに気象条件は最悪でした。
コースもUpDownが厳しです。
もう一度ユックリ考えます。
しかし、ボストンは素晴らしい街です。
いつの日か家族を連れてまた来たいです。
ボストンを目指している方にはBeer付きで個人レッスンします。
(そんじょそこらのランナーより時間をかけてコースの下見してますよ(笑))
最後にハリーさん、きょんこさん、関野さんご家族、久保田さんご夫妻、ご友人の方々有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。