このサイトを使い始めてからの走破距離の合計が、一昨日で500kmを越えた。バーチャル日本一周では、「ホッポーロード」という道を走り終えたところである。Google Mapによれば、国道244号線の一部をこのように名付けているらしい。国道244号線が標津町の南で国道272号線（釧標国道）と交わるところから「フロンティアロード」に交わるところまでの10km弱の区間である。ちょうど野付半島越しに「北方領土」の国後島を間近に眺めることができるところであり、洒落で「ホッポーロード」と名付けられたようだ。なんともコメントし難い。

奇しくも、2月7日は「北方領土の日」。また、ロシアが「北方領土に関して協議する用意がある」と福田首相の訪ロを打診している折でもあり、因縁を感じる。地図で見ると、国後島は、口を開けた北海道の喉もとに突きつけられたナイフのようだ。普段東京で暮らしていると国境というものを意識することが無いが、改めて地図を見ると考えさせられるものがある。

ホッポーロードは直線道路としても名高い。今は雪に閉ざされているであろうが、夏に走るのはさぞ気持ち良かろう。写真は、いつの日か、自分の足で（あるいは車で）この道を走ったときに撮ったものを掲載したい。

昨日は、左右の足の疲労度が著しく異なっていたため、走りがアンバランスになって怪我をしてしまうことを恐れ、走るのを控えた。今日も右足にだけまだ筋肉痛が残っていたが、この筋肉痛をほぐすために走ることとした。走りがアンバランスにならないように注意しながら、家の近くの多少アップダウンのあるコース約８kmを、軽くジョギングする。初めは動きが固かった右足も最後にはスムーズに動くようになった。「疲労が散らされた」という感じだ。今日は早朝でも暖かく、気持ちよい汗をかいた。シャワーがさらに気持ちよい。