つくばマラソン(3時間4分59秒)
絶好のコンディション。雲ひとつ無い秋晴れ。無風。遠く筑波山が凛と聳え立つ、初つくば。
湘南国際の二の舞にはならないように、2回目覚ましセット。
秋葉原始発の初つくばエクスプレス。会場までのバスもスムーズで、快適。
今回は、入念にストレッチをした後、荷物預けてスタート地点へ。アームウォーマーも手袋もいーらない。
Bブロックスタート。前のほうに並んでいたのでタイムロスは30秒ないくらい。快適快適。
4分20秒前後のペースかなぁ、というざっくりとした事前のレースプランだったのですが、なんとなくスタートしてからあまーい考えが頭をよぎって、まぁ、サブ3ペース(4:16)でいけるところまでいってみようかなということで、とりあえず行ってみる。
やはり4分30秒前後のペースとは違いますね。サブ3ペース。でも、辛くはない。きっと30km以降のダメージが違うんだろうけど、まぁとりあえずいつかは達成しなきゃなんないレベルなので、味わっておかないと、ということで、初コースを楽しみながら、筑波山を観ながら、進む。
ちょうど、6-7キロ過ぎて幹線道路に入ったあたりで、すっごく良いペースの2人組(ピッチ走法の女性ランナーをソーティマジック履いた男性が引っ張る)がいたので、付かせてもらうことに。ほんとに良いペースで、良いリズムでとっても助かった。
今回は、風もないからか、どういうわけか結構序盤から汗が出てた。その分しっかり給水。別に調子悪いわけでも、苦しいわけでもないんだけど。
金色に輝く銀杏並木に心癒されながら、15km。快調快調。前をいくランナーの背中見てると、いろんな思いを背負って走ってるんだろうなぁ、とかそういう気持ちが沸いてくる。
湘南国際の15km通過と気持ち的にはあんま変わんないんじゃないかな。ペースは10秒/km以上、あのときとは違うんだけどね。
ここらへんでもペースも12-18秒くらいで20秒台見ずにいけてるし。相変わらず風もないし、良いペーサーもいてくれてるし。リズムいいし。ちょっとこの15-20キロ地点のコースは退屈だったかも。
先頭集団、やっぱかっこいい。フォーム大きいし。
もう少しで第1折り返しというあたりで、良いペーサーの前に出てします。調子こいたかも。
第1折り返し、そしてすぐに中間地点。時計を見ると1時間29分台。ハーフ自己ベスト。。。結局、ギリギリだけどサブ3ペースでここまできちゃったって感じ。でも、速すぎるよねとか思いながらもニンマリ。若干余裕がなくなりつつあることに不安を覚えながらも。そう、レースは30km以降だから。
ってことで、ここからは、別のおじさんをターゲットに出来るだけ20秒を見ないように30kmまでがんばる。がんばるというより、そう、踏ん張る。
折り返し以降は後続と対面なんだけど、こんなにランナーいるんだね。すごいねランニングブーム。みんななんでこんな辛いことやってるんだろ、つくばまで来て、って思いながら、自分もやってるし。。。
さぁ、また銀杏並木が綺麗なところに戻ってきて、でもそれを愛でる余裕もなくなってきたよ、でもほんとのレースはこっからだよって思いながらの30km通過。あと、皇居2周とちょっとだよ。
もうペースを押さえるとか、一定のペースを保つとかという考えはなく、ここからはひたすら足を動かす。そう、もがきながら足を動かす。
抜かれる度に、その人に数十メートルでもいいので、長く付く。これでできるだけタイムを落とさないように。必死。30秒台見ようが40秒台にかかろうが、もういっぱいいっぱいなので、無視。
腕振って、足上げて。
大学エリア内にもどってきたところで、残り4kmくらい。スタート後はとっても気持ちよくワクワクしながら通り抜けたコースを、今ではあれ、こんなに長かったっけ?1kmが5kmくらいに感じながら走ってる。ちょっとした上りも壁みたいに感じる。
あー、つらい。でも5分は切れるかな、切れないかなって感じで、重い足をなんとか上げる。
ようやくスタート地点に戻ってきて、残り数百メートル振り絞って、ゴール。
3時間4分59秒(ネット)
今の自分ではこれが結構限界かな。
東京マラソンでサブ3とか、うーん……悩ましい。もう一段、いや二段くらいレベルアップしないとな。ここから5秒/kmって結構、苦しい。
やっぱ、ある程度余裕をもって前半入って、30km以降の落ち込みを出来るだけ最小限にしながらのペースかな。