なんくるないさー、だいじょぶさー

WAKA

性別
年齢51歳
身長150.0cm

2008年9月から、友人に誘われて走ってます。それまでは4年ほどダイエット目的でジムに通ってたけど、歩いていたのみ。2008/12ホノルル初フル。最初はホノルル、ナイアガラ、ゴールドコーストと海外に目が向いてましたが、最近は、国内のローカルな大会が大好き。健康のためにウルトラやトレイルを楽しんでます。

今後の予定

自己ベスト

ナビゲーション講習会

今日は楽しみにしていた「ナビゲーション講習会」(^-^)v 山に行き、トレイルランしたいのなら、「コンパスを使った地図読み」は必須!! と何度もいろんな人から聞いていた。コンパスってどう使うの?地図読みってそんなに難しいの?というまったくの初心者レベル。

今日の講師は、田中正人さん。第1回ハセツネ優勝者で、アドベンチャーレースにおける国内第一人者、らしい。って実は、お会いするまで、どんな方か知らなかったが、すごい人らしい(^-^; お会いすると、どこかで見たような方だった。

まずは、2時間ほど座学。

地図読みで行うこと

1) 地図を使い、ルートをプランニング(先読みしてから進む)

2) ルートの維持(イメージの確認)

3) 現在地の確認

の繰り返し。悪い例は、好き勝手に進んでから地図を見ること(迷子になりやすい)。

地図から読みとること

1) ピーク ○をまず探す。

2) 尾根 ピークから張り出しているところ

3) 谷  ピークに向かってへこんでいるところ(人の指のように、尾根、谷、尾根、谷と続く)

4) 鞍部 ピークとピークの間/尾根線上の低いところ

5) 傾斜 緩斜面と急斜面、急斜面は色が濃い(近づかない)

日本の山は傾斜のきつい山が多いので、尾根線上を進むことが多い。

2D(地図)←→3D(実際)をイメージ化する。

*整地:コンパスの磁北線と、地図上の磁北線を合わせること。

*「磁北線」磁石は真北を指していなくて、少しずれている。赤道上だと一致しているが、北極、南極に近づくにつれ、かなりずれる。(日本で7°くらい?)

整地をしてすること

1) サムリーディング(thumb reading):親指の爪で 、常に地図の現在地を押さえておくこと。ベテランになると、歩くにつれて、自然に親指が動く(そうです。笑)

「午後からの実習中は、押さえてなかったら、スタッフが注意しますからね。」と念を押された(^-^;

2) 進行方向を、体の正面に向けて、整地する。コンパスの針は動かないので、地図をカーナビの地図のように、くるくる回すことになる。

3) 親指で押さえられるように、地図はどんどん折っていく。ただし、遠くの景色と地図を見比べる(山など)。

4) 道が、地図通りでない可能性はあるが、地形、送電線はあまり変わることはない。

午後から、実地練習。京都工業繊維大学(街中)→曼殊院→山に入り東に向かった後、北に向かう→「八瀬比叡山口」駅

途中、地図には、わざと無い道が書いてあります。トレイルに沿って進むと、予定通り進んでいないことに気づかなければなりません。以前あった道が今は使われていなくて、巻き道がついていることに気づかなければなりません。(巻き道に入る道は割と狭かった)

次に、オレンジの線が引いてないところを進みます。完全に等高線だけを頼りに、そして今回の場合は、送電線も頼りにして進みます。

最後に、またオレンジの線に入ります。これは田中さんが引いた線なのですが、完全なオフトレイルです。落ち葉で一杯のゆるい傾斜を上ったり、ずずずっと降りていったり、傾斜の真ん中、同じ高度上を横に進んだり(トラバースtraverse)します。道はありません(^^; 楽しかった♪ そして、「神社」に到着~。神社があるということは村に近くて、村に降りる道が必ずあるということです。

10~16時の予定が、17:30頃までスタッフの皆さんには、おつきあいしていただきました。

おかげさまで、翌日、走ったときには、周りの景色を見て、これを2Dの地形図に表してみると、今は谷を走っているんだな、とか考えられるようになりました♪

まずは近所の1/25000の地図を買ってきて、コンパス当てて、うろうろしてみたいなと思っています。「ロゲイニング」にも参加してみたいです。

*310XTをもっていき、高度を確認しながら進んだのですが(本当の高度計より、少し不正確なことがあります。補正がないので)、スタートボタンを押すのを忘れていたので、軌跡は途中からです。

コメント

今日通ったルート。赤線は完全オフトレイル。
一部は、「東山三十六峰」レースのコース(京都一周トレイルの一部)だそうです。いい感じの道でした☆

今日通ったルート。赤線は完全オフトレイル。
一部は、「東山三十六峰」レースのコース(京都一周トレイルの一部)だそうです。いい感じの道でした☆

京都工芸繊維大学~

京都工芸繊維大学~

こ~んな教室で座学です。学生に戻ったみたい(^_^) みんな、真剣に授業を聞いてました!(遭難したら命に関わるものね)

こ~んな教室で座学です。学生に戻ったみたい(^_^) みんな、真剣に授業を聞いてました!(遭難したら命に関わるものね)

自分の姿があったので、アップ(^_^) 黄色いシャツ。まじめにメモってる。

自分の姿があったので、アップ(^_^) 黄色いシャツ。まじめにメモってる。

ピークに向かってへこんでいるのが「谷」、ピークから張り出しているのが「尾根」です。尾根線は、とんがってる曲線の頂点をなるべく正確につないでいきます(出発前に行う作業)。事前に線を引いておくと、現地で地図が見やすくなります☆

ピークに向かってへこんでいるのが「谷」、ピークから張り出しているのが「尾根」です。尾根線は、とんがってる曲線の頂点をなるべく正確につないでいきます(出発前に行う作業)。事前に線を引いておくと、現地で地図が見やすくなります☆

通のコンパスの持ち方(^^)。1と2の指で丸をつくり、円をもつ。残り3本とプレートの間に地図を挟む。(実際に山に入ったときは、私はあまりできてませんでした~^^; 徐々に慣れですね。)

通のコンパスの持ち方(^^)。1と2の指で丸をつくり、円をもつ。残り3本とプレートの間に地図を挟む。(実際に山に入ったときは、私はあまりできてませんでした~^^; 徐々に慣れですね。)

街中のチェックポイントで。みんな下向いてて変(^^;

街中のチェックポイントで。みんな下向いてて変(^^;

これは最初の方。前で地図とコンパスを合わせているようだが、ぼさっと立ってるように見える。

これは最初の方。前で地図とコンパスを合わせているようだが、ぼさっと立ってるように見える。

曼殊院前。やっぱり下向いて歩いてる(^^;

曼殊院前。やっぱり下向いて歩いてる(^^;

トレイルに入りました。

トレイルに入りました。

ナビゲーション講習会

ここの下りは気持ちよかったです☆

ここの下りは気持ちよかったです☆

沢も越えたりします。(東山三十六峰レースの一部らしい)

沢も越えたりします。(東山三十六峰レースの一部らしい)

これで2/3ほど終わったところ。このあと、道なき道に進む。私は、何かに気を取られているようだ。。。

これで2/3ほど終わったところ。このあと、道なき道に進む。私は、何かに気を取られているようだ。。。

送電線の鉄塔の近くには、必ず、管理道があり、その入り口に「火の用心」(番号が振ってある)という立て札があるそうです。この立て札を見つけたら、道がある証拠!(^_^)

送電線の鉄塔の近くには、必ず、管理道があり、その入り口に「火の用心」(番号が振ってある)という立て札があるそうです。この立て札を見つけたら、道がある証拠!(^_^)

こんな道のないところを進みます。

こんな道のないところを進みます。

ナビゲーション講習会

ナビゲーション講習会

それぞれが、降りれそうな傾斜の斜面を選んで降りていきます。中には尻もちついた人も!

それぞれが、降りれそうな傾斜の斜面を選んで降りていきます。中には尻もちついた人も!

御陰神社に到着~。(おかげ、と思ったら、みかげらしい)

御陰神社に到着~。(おかげ、と思ったら、みかげらしい)

最終地点「八瀬比叡山口」駅。真ん中の赤い服が田中さん。約30人が出席しました☆みんな大満足(^_^)

最終地点「八瀬比叡山口」駅。真ん中の赤い服が田中さん。約30人が出席しました☆みんな大満足(^_^)

ナビゲーション講習会