ちょっと 闘病中

ハリー

性別
年齢47歳
身長177.7cm

2012年秋に肺癌(末期)と宣告されました。
万が一に備え粛々と対処しつつ、前向きに闘病しています。なんとかなるさぁ。。

今後の予定

自己ベスト

四万十川さくらマラソン 目標達成

第1回四万十川さくらマラソン大会に出場。

「足の痛みを伴わずに、フルマラソンを走ることができるようになる」という目標を達成した。42.195キロ走り切る足が漸く出来上がったのだ。

35キロを過ぎても、足には痛みも違和感も無かった。2005年10月16日に初めてハーフマラソンに挑戦した日を思い出す。あのときは、10キロ過ぎで早くも足が痛くなり、落ち武者のような格好で何とかゴールした。とても惨めで悔しくて、「いつかきっと颯爽とフルマラソンのゴールテープを切ってやる」と雪辱を誓った。その瞬間が近づいている。これまで3年半、いろいろと試行錯誤しながらやってきた。もっと良いやり方があったのかもしれないけれど、間違っていたわけではなかったのだ。それがうれしかった。最後の曲がり角を曲がって、ゴールを目にしたとき、自然と笑みがこぼれた。そして、両手を挙げて、颯爽と(?)ゴール。目標達成。素直にうれしい。

この日の陰の立役者は携行食だ。この日はパワーバーのジェルを合計4本用意し、うち3本をアシックスのフラスク(写真)に入れ、残り1本をそのまま携行した。フラスクに入れた3本分は5キロ地点から摂り始め、30キロ地点までの25キロかけて少しずつ摂った。そして、30キロから35キロの5キロで残り1本を摂取した。そのお陰で、35キロ地点で余力は十分残っており、最後までペースを落とすことなく走りきることができた。個人的には、(a)早めに摂り始めたこと、(b)少しずつ摂ったこと、が良かったと考えている。

アシックスのフラスクを使う上で注意すべき点が2点ある。まず、附属のホルダーは使えない。フラスクがすぐホルダーから抜け落ちてしまうので、常時手に持って走るつもりでいた方が良い。それから、残り4分の1ぐらいになると、非常に摂りづらくなる。そのときには、エイドで、フラスクに水を入れると良い。少し走ると、その振動ですぐに溶けて最後の一滴まで摂れるようになる。(東京マラソンのエキスポで、パワーバーのライバル会社の説明員が「パワーバーのジェルは水に溶けにくいですよ」と言っていたがそんなことはなかった。嘘はいけないなぁ。)

四万十川さくらマラソンは、公認の大会ではないが、非公認でも良いから記録を狙いたい方、景色を楽しみながらファンランをされたい方には是非お勧めである。グラフをご覧になるとお分かりになる通り、スタートとゴールで約100メートルの高低差があり、全体的に下り基調である。実感としては、キロ当たり15秒は速く走れ、全体では10分ぐらいタイムが改善すると思う。「さくらマラソン」と銘打つ通り、沿道には桜が多数植えられており、今年は少し散り始めていたが、それでも十分堪能できた。また、ワンウェイのため、景色に飽きることもない。後半のエイドに置いてあるおにぎり(具無し)はうまい。おにぎりには即効性がないため、ずっと摂らずに我慢していたが、最後のエイドで我慢できなくなって食べたら、それまで食べなかったことを後悔するくらいうまかった。運営も第1回とは思えないほどしっかりしていて、全く申し分なかった。

注:25キロ地点から26キロ地点までの約1.2キロは、一度止めた時計を再開するのを忘れたため、記録がとられていません。

それから、今回はいわゆる「高速道路1,000円」を活用して、高知まで車で行った。行きはいわゆる「1,000円」が適用されるように金曜日の夜に出発し、帰りは深夜割引50%が適用されるように、火曜日の深夜に帰宅した。東京サイドは首都高は使わず、厚木インターで乗り降り。往路は瀬戸大橋経由で12,525円(ガソリン代込み)。復路はしまなみ海道経由で22,583円(ガソリン代込み)。パートナーと2人で行ったので1人当たり17,554円であった。「1,000円」効果の渋滞も事故渋滞も無く、ドライブはいたって快適。欲を言えば、夜中でもサービスエリアはもっときちんと営業してもらえるとうれしい。そうそう、新名神を通るときは伊勢湾岸自動車道を通ること。そうしないと、うまく割引が適用されない。ちなみに、高速バスとJRを使って目的地を往復すると、往復割引を使っても1人当たり25,420円かかる。2人以上なら車の方が断然安い。

コメント

「沈下橋」という、増水すると水面下に隠れてしまう橋を通って四万十川を横切る。四万十川はさすがに透明度が高く、かなりの高所からでも川底が見える。

「沈下橋」という、増水すると水面下に隠れてしまう橋を通って四万十川を横切る。四万十川はさすがに透明度が高く、かなりの高所からでも川底が見える。

スターターは土佐礼子さん。ハイタッチをして、いざ出発。

スターターは土佐礼子さん。ハイタッチをして、いざ出発。

「さくらマラソン」と銘打つだけあり、沿道に桜が多数植えられて、お花見ランをすることができる。また、萌え出した若葉も彩りを添えて、春の山肌は秋以上にカラフルである。

「さくらマラソン」と銘打つだけあり、沿道に桜が多数植えられて、お花見ランをすることができる。また、萌え出した若葉も彩りを添えて、春の山肌は秋以上にカラフルである。

アシックスのフラスク。パワーバーのジェルが3本分入る。ホルダーからフラスクが飛び出してしまうので、ホルダーは使わずに、ずっと手に持って走るつもりでいた方が良い。また、残り4分の1ぐらいになると摂りづらくなるので、そのときには、エイドで水を入れて、溶かして摂るようにすると良い。

アシックスのフラスク。パワーバーのジェルが3本分入る。ホルダーからフラスクが飛び出してしまうので、ホルダーは使わずに、ずっと手に持って走るつもりでいた方が良い。また、残り4分の1ぐらいになると摂りづらくなるので、そのときには、エイドで水を入れて、溶かして摂るようにすると良い。