surchan さんのランブロ

今後の予定

自己ベスト

おかやまマラソン2017

中四走覇シリーズ第10回。今回は、学生時代を過ごした第二の故郷「晴れの国」岡山でのおかやまマラソン。今回のレースは特別なレースだった。このマラソンにエントリーされていて、一緒に走るはずだった陸上部の先輩の哲さんが今年8月、1500mレースを走った後の2日後、52歳の若さで帰らぬ人となり、その追悼のためのレースだった。ユーモアがあり先輩からも、後輩からも、教え子からも慕われたよき教師であり、2児の父親であった。通夜で見たノートやランニングユニホーム、出場した数々ゼッケンを見るにつれ、今でも陸上競技に熱心に取り組んでいた在りし日の姿を思い浮かべ、早すぎる人生のゴールが残念でたまらなかった。追悼レースとして、初めてユニホームに喪章をつけ、一緒に走るつもりで、スタート地点に向かった。

地元岡山市出身の有森裕子さんが、「曇りで気温9℃、しかも無風でマラソンレースとしては最高のコンディション」と話されていた通りの気象条件で、しかもエイドのスポーツドリンクは、日ごろ愛飲しているアミノバリュー4000。気合い十分、サブスリー狙いで、3時間ペースランナーについて走るということを念頭に走った。

・1~5km:スタート地点は、4秒後に通過、徐々に4人の3時間ペースランナーに追いつく。ペースランナーが2km辺りから徐々に2対2に分かれる「ペースが早いよ」と盛んに声をかけていたベテランのペースランナーに着く。5km通過21分13秒。跨道橋があり、ペースの上下があったが、すばらしいペースメイク。

・5~10km:4分10秒前後に快調にピッチを刻む、先頭のペースランナーとは、10m以上離れる、ついていた4番目のペースランナーが離れだし、3番目のペースランナーに着く。10km通過42分6秒。この間の5km21分9秒。

・10~15km:先頭のペースランナーとは、50mぐらい離れる。依然として3番のペースランナーに着いて走る。時折、左膝の外側に違和感。まさか腸脛靭帯炎になりつつあるのかと不安がよぎりながらピッチを刻む。15km通過1時間3分2秒。この間の5kmは20分56秒。

・15km~20km:18km手前の西紅陽台の折り返し地点で、若干の向かい風。3番目のペースランナーに着いてるグループの真ん中あたりに位置を変え、向い風防止に努める。左右のランナーと手や腕がぶつかるが、だんだんと疲労が濃くなり、互いに声かけあう元気もなくなり、もくもくとレースに集中。20kmの通過は、1時間24分0秒。この間の5kmは、20分58秒。

・20km~25km:疲労でつらくなっているが、不思議と脚は動いている。ハーフ通過は、1時間28分40秒。22kmで、ザバスピットインゼリーを給食。25kmの通過は、1時間44分56秒。この間の5kmは、20分56秒。

・25km~30km:3番目のペースランナーを中心に、10名程度の集団が続く。風よけのため、集団の中央でひたすら走る。橋などの細かなアップダウンで、ペースは、4分15秒前後になる。28kmで、パワージェルで2回目の給食。朦朧としていた意識が回復する。30kmの通過は、2時間6分15秒。この間の5kmは、21分19秒。

・30km~35km:ここまでくれば、あとは、4分25秒で行けば、サブスリーだと自らに言い聞かせ、さらにペースランナーに食い下がる。30km過ぎの最大の難所である岡南大橋で、徐々に話されるが、必死に腕ふりをする。下りで、追いついた。旭川沿いに入った32kmまで、ガムシャラに走る。そしてそれからまもなく左膝が腸脛靭帯炎気味におかしくなり、走りもぎこちなくなった。3番目のペースランナーとは徐々に広がる。ついていける人は誰もいない。その後4番目のペースランナーにも抜かれた。35kmの通過は、2時間29分13秒。この間の5kmは、22分58秒。

・35km~40km:左膝の痛さは相変わらずで、ペースは、5分30秒まで落とす。後楽園や岡山城が見えたが、そんな余裕もなく、ひたすらゴールを目指して走る。40km通過は、2時間56分19秒。

・40km~ゴール:若干膝の痛みが和らいできたが、ペースが上がらない。無念のゴール。サブスリーが見えていただけに、悔しい結果となった。ただ、秋のレースでこれだけ走れたので、冬のレースは、もっと走れるはずと大きな自信につながった。天国の哲先輩、失速してしまってごめんなさい。

結果:3時間8分18秒。(ネット3時間8分14秒)

レース後、すぐに銭湯に行きたかったが、応援に来てくれた学生時代の友人と徒歩で、宮下酒造の独歩館へ。地ビールの独歩ビールで打ち上げを行った。その後、母校散策し、銭湯ときわ湯で疲労回復を行った。

コメント

今年6月オープンの酒工房独歩館。地ビール三種盛り。先に銭湯に入って疲労を落とし、さっぱりして飲みたかったが、レース後1時間半ほどしかたっておらず、あまり飲めなかった。

今年6月オープンの酒工房独歩館。地ビール三種盛り。先に銭湯に入って疲労を落とし、さっぱりして飲みたかったが、レース後1時間半ほどしかたっておらず、あまり飲めなかった。

母校内の銀杏並木のある南北通り。銀杏は、落ち葉となり、見頃の紅葉は残念ながらピークを過ぎてしまっていた。

母校内の銀杏並木のある南北通り。銀杏は、落ち葉となり、見頃の紅葉は残念ながらピークを過ぎてしまっていた。