湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢57歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

奥久慈トレイル 60キロ

奥久慈トレイル50 3回連続の参加

初参加は猛烈な暑さの中、脱水状態に陥り

50キロ地点の釜の平でタイムアウト。

リベンジとして挑んだ昨年は奮起して

12時間22分の好タイムで完走

そして3回目の今回・・

昨年同様野辺山ウルトラの1週間後となっているので

エントリーを躊躇したが

野辺山同様やはり己の眠っている力を引き出す

試金石ともいうべきレースなので

勇気を出してポチってしまった。

今回も昨年同様中村さん、にこさんも一緒

この大会相当な暑さに見舞われことが多く

コース途中で朦朧とした表情でフラフラになっている人も

時々目撃する。50と謳われているが実際には60キロある。

今回は比較的涼しく、時折吹く涼風に救われたが

自分自身の体調があまりすぐれない

選手の野辺山から続いているキレの悪い空咳が断続的に続いていて

今日のレース当日も治らない

5時30分スタート。

最初3キロはロード。ここでもたつくと

最初のトレールの取り付きで渋滞に巻き込まれてしまう

キロ5分20〜30秒台で走りトレイルに取り付く。

多少流れは悪くなるが、ほどほど流れてくれるので

月居山には45分ほどで到着

ここからは小刻みな急で滑りやすいテクニカルなアップダウンが続く

参加者のレベルは極めて高く

あまりペースを落とせない。少し渋滞するとホッと一息という感じ

一旦ロードに下り白木山の激登り

第1関門の持方のエイドには7時55分。

まずまずのペースで進んんでいたつもりだが

昨年より10分ほど遅れている

ほとんど休まず休止だけして男体山への登り

大展望を満喫するいとまもなく

大円地に降りた後は釜澤越まで怒涛のアップダウン

ここが一つの核心部。ここで足を使い切ってしまうと

後で走れなくなってしまうので

慎重に足を進める。しかし後ろから猛者たちが

迫ってくるので息がつけない

この稜線からのぞむ奥久慈山塊や奥深い樹海の光景は

目をみはる素晴らしさなのだが

タイムや関門のことが気になり景色を満喫することができない

なんとも勿体無い。

9時45分 昨年より15分遅れで20キロ地点湯沢峡エイドに到着

おやきを一つ頬張り慌ただしくスタート

この後も亀が淵までひたすらアップダウン

2年前の時は、厳しい暑さでこのあたりからフラフラになっていた

今日は比較的涼しいこともあり淡々と足を進めることができていたが

内臓疲労、倦怠感が強くジェルを口に入れると軽い吐き気が

亀が淵から林道を3キロほどたどり

龍神大橋手前で毎年楽しみにしている

佳代子さんファミリーの私設エイド

冷えたコーラと果物が絶品でいつもここで元気をもらう

さらに今年は気まぐれさんがサプライズ応援(感動!)

龍神大橋に繋がる急な長い階段を登り

第2関門の龍神大橋には11時55分 昨年より25分遅れ

これ以上遅れると、後半の暑さも加わり

21キロ先の第3関門の通過が難しくなるので

ほとんど休まずスタート

再び心が折れそうになる急登。そして赤岩集落の方たちによる

温かい私設エイド。寺入沢の荒れたスリッピーなトラバース。

そして炎天下の下東砂金神社への長いロードの登り。

ここでも近隣の方の私設エイド。まさにオアシス!

少しでも走ろうと50歩走っては

20歩休むと言ったことを繰り返しながら

39キロ地点東砂金神社には13時50分 昨年より20分遅れ

神社の急な長い階段を上がった後は

第3関門の釜の平まで10キロの長いダートな林道

足はまだ残っていたのだが倦怠感が強く

ペースが上げられない。

43キロ地点で私設エイドで飲み物をいただいたて

スタートした直後、めまいと浮遊感が強くなり

足に力が入らなくなる

ハンガーノックに陥ったようで

慌ててナッツラルを投入。これが効いたのか10分ほどで持ち直す

トレイルを1キロほど降りて

15時35分49キロ地点、第3関門の釜の平に到着

昨年より20分遅れ。15時40分スタート

次の関門まで5キロ。持ち時間は1時間20分。

ここから再び標高差400mの登り返し

気は焦るが足がさっぱり動かない。緩い登りでも止まってしまう。

幸い後半2キロくらいは下り基調だったので

16時35分最終関門の持方に到着。

もうロードの下りも満足に走れず、初めて椅子に座り込んでしまう。

ゴールまで後7キロ。19時半の制限時間まで時間は十分あるが

ここからが奥久慈の怖いところ

滑りやすい岩場の急降下や容赦ないアップダウンが最後まで続く

スタートすると足がまともに動かない

アミノバイタルを投入して様子を見ながら

途中抜いていく人と、なんとかいけそうですね〜

と励ましあいながら進む。

その人は「このあたりで昨年は全身が攣って

動けなくなってしまったんです」といいながら

ゆっくりした歩で前に進んでいった。

その姿に刺激を受けたのかアミノバイタルの効果なのか

少しづつ足が動くようになり

急な岩場を無事降りた後は走れるようになる

単走状態が多くなるが

時折抜きつ抜かれつ行き交う人と言葉を交わしながら進む

最後の月居山の激登りも、苦しかったが

余韻に浸りながら登りきることができた

最後のロードは少しだけペースを上げて走りきることができた

ゴール手前の500m。暖かい応援に癒され

何かふわふわいた幸福な気分に

あ〜生きてて良かったと感じる瞬間

13時間5分で無事ゴール

昨年より43分遅れだが、あの難コースを

野辺山との連戦で2年続けて完走できたことは

この先生きていく上で大きな背神的支柱になるのでは。

まさに野辺山と奥久慈は自分にとって聖地になりつつある。

しかしゴール後は何度も激しく咳き込み息苦しくなる

とりあえず大きな目標としていた野辺山と奥久慈の連戦は

無事終えることができた。

野辺山の暑さによるダメージと風邪による頻繁な咳

それを背負いながらの奥久慈。もうボロボロ。

しばらく大会入れておらず

次の勝負レースは9月の上州武尊129キロ

昨年は32時間かかって完走はしているが

今回の奥久慈を2回走るくらいの覚悟が必要なレース

休養を入れながらじっくり対策を考えたい。

コメント

スタート前 中村さん にこさんと 今日は結構涼しい。

スタート前 中村さん にこさんと 今日は結構涼しい。

小さなアップダウンが果てしなく続き じわじわと体力が消耗

小さなアップダウンが果てしなく続き じわじわと体力が消耗

このコース最高峰の奥久慈男体山からの眺望。スカイツリーとほぼ同じ高さ。

このコース最高峰の奥久慈男体山からの眺望。スカイツリーとほぼ同じ高さ。

30キロ 龍神大橋の手前で佳代子さんファミリーの私設エイドに加えて気まぐれさんのサプライズ応援!大いに元気づけられる

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赤岩集落の方たちのありがたい私設エイド。今や奥久慈トレイルの名物。

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3人とも無事生還。にこさんは昨年のリベンジのみならず年代別女子1位という凄い成績!

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