湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢55歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

奥久慈トレイル50k 完走ならず

いよいよ奥久慈トレイルスタート

週間天気予報で一時は降水確率80%まで上がったが

蓋を開けてみると当日は早朝から日が差している

スタート1時間前に会場に到着

30分くらい前から整列が始まっていたが

もたもたしていたのでだいぶ後の方になってしまう

5時半スタート、月居山の取り付きの渋滞を避けるため

結構スタートから速いペースに巻き込まれてしまう。

袋田の滝を周回した後2.5キロほどで月居山の取り付きへ

時すでに遅しで、すでに渋滞が始まってしまっている。

のろのろとたどりながら月居山までの4キロまでは

50分ほどかかってしまう。ロスタイム20分ほど。

そこから先は少しづつ流れるも急斜面の岩場の手前では

どうしても流れが滞ってしまう。8キロ地点で一旦ロードにおり

白木山への厳しい急登。そして持方集落に向かって急降下。

第1関門には8時ジャスト。予定より30分遅れ。

日が高くなると気温もぐんぐん上がる。

少しでも遅れを取り戻そうとこのコースの最高地点の

男体山までは25分で登り切る。

快晴で素晴らしい展望だが、ゆっくり眺めている暇はなく

大円地越まで一気に下りた後は鷹取岩をへて釜澤越の分岐に至る

4キロ区間は、今まで以上にアップダウンが激しく

岩場やスリップしやすい急斜面の連続。

核心部の一つと言ってもいいかもしれない。

今日はトレイルは乾燥していてそれなりに滑りやすかったが

これがぬかるみになったら滑落者が続出しそうな不安定な急斜面

この部分でかなり体力を消耗したようだ

いったん、19キロ地点の湯沢峡のエイドステーションに下りた後は

どっと疲労感を感じるとともに、ふくらはぎの痙攣が・・

湯沢峡から再びアップダウンを繰り返すが、特に下りの時にバランスを崩

したりすると、両ふくらはぎが痙攣し立ち往生してしまう。

何度か立て直しをしながら重い足を運び

そろそろ龍神大橋手前の亀が淵と思われる沢に下降して

後はロードかと思ったらさらに急なアップダウンを2回繰り返す

ヘロヘロになりながらやっと亀が淵に到着(25キロ地点)

この先3キロほどの平坦な林道をへて第2関門の龍神大橋へ

13時の関門時間まで、後1時間20分ほどあるので

キロ8分程度の速さでゆっくり進む。

龍神大橋の登り口には、なんと私設エイドをされていた

佳代子さんとお母さんに遭遇、冷たい水ときゅうりの漬物をいただく

お母さんが地元ということで、毎年私設エイドをされているという

頭がさがる。少し元気をもらい龍神大橋の急な階段を

はいつくばるように登る。長い橋を渡り

12時20分の第2関門通過(26キロとなっているがガーミン実測では28.5キロ)

40分の貯金ができたが

すでに体力の消耗がひどい。テラスでは大の字で横になっている人も・・

エイドステーションでスポドリを補給

喉の渇きは強いが、食欲はないという悪いパターンに

とにかくしっかり水分補給だけはして12時30分

21キロ先の第3関門に向かう。

3時間半で21キロならなんとかいけるかもと思ったが

そんなに甘くはなかった。まずいきなりの急登。ここで気持ちが折れる。

引き返してくる人もいる。登り切った後は私設エイドのある赤岩集落。

色々と食料が並んでいたが、麦茶ばかりをいただく。エイドのありがたみ

が身にしみる。しばらくロードを進み、このコースの難所の一つ寺入沢へ

の急降下。慎重に下るも先行していた若い女性が急斜面で立ち往生。

滑り台のような危なっかしい姿勢で降りようとしている。途中で道を譲っ

てもらい寺入沢へ。いたるところ倒木がありマーキングがないとルートを

見失ってしまいそう。きわどいトラバースもありスリップする人も。

なんかアドベンチャーレースみたいな感じになってきた。

難所を越え、再びロードへ。ここでもありがたい私設エイドが。

この暑い中本当に頭がさがる。

そしていったん国道に出て、ここからは標高差400m近いロー

ドの登り。炎天下の中、もう走る気力は残っておらず早歩きが精一杯。

先ほど寺入沢で立ち往生していた女性が先ほどとは別人のように颯爽と走り去る・・(凄)

途中からトレイルに入り、35キロ地点(ガーミンでは38キロ)の

東金砂神社に到着したのが14時45分。この後第3関門の釜の平までは

最後の1キロを除いては林道となる。

スタッフの方に聞くとあと11キロとのこと

もうやめますか?という勧告に、行けるところまで行きますと

神社の急な階段を登り林道に入る。

普通の状態なら1時間15分あれば11キロは問題なく行けるが

ここまでの35キロで既に累積で3000m以上の登り、おまけに脱水状

態(トイレはスタート後1回のみ)林道に出て走ろうとするもキロ10分

くらいが精一杯・・レースマネージメントの失敗

とにかく第3関門まではと頑張るが、途中緩やかながら登りもあり

足が止まってしまう。このころになるとほとんど単走になるが

時折、一生懸命に足を動かしながら「ナイスランで〜す」「最後までがん

ばりましょう〜」などと声をかけてくださる方もいて励まされる。

時間的に関門には間に合わないことはわかっていても、最後まで

きちんと走ろうという姿を目の当たりにして、自身の脆弱さを痛感する。

結局最後までペースを上げられず、

16時50分に第3関門の釜の平に到着。

46キロとなっているが、ガーミンでは49.5キロ。

ここまでは、累積上昇、下降とも3500m。標高100〜600mの間

の登り返しだけで、この標高差。奥久慈の厳しさを物語っている。

この後残り11キロでも500m以上のアップダウンが続くという。

5キロ先の51キロ地点の持方の関門が17時。

最終的な制限時間が19時半。最後はわずか6キロなのに

2時間半という時間を与えている。やはりペースダウンと安全という点を

考えての関門の時間配分なのだろうか?

それはともかくとして、今回はマラソン、トレイルレースを通して

初の関門アウト。

原因としては、最初の渋滞での遅れを取り戻そうと

心のゆとりをなくしてしまい、まめに水分や栄養を

十分にできなかったこと。

それが両ふくらはぎの痙攣の誘因にもなってしまったこと。

第1〜2関門にかけての厳しいアップダウンで力を使い果たしてしまい、

31キロ〜46キロにかけての長いロードの登りや林道のアップダウンに

耐える足が残っていなかったこと。

4月の後半からはトレイルでの練習は数はこなしてきたが、昨年よくやっ

た、トレイルの後ロードで持久走を行う。例えば箱根外輪山を縦走した

後、旧東海道から小田原まで15キロ走り切るなど、といったレースの実

態に見合った練習が不足していたこと・・。

他に言い訳をあげれば、まだまだ沢山出てきそうだが、もう一度レースマ

ネージメントと練習の組立方法を検討しなくてはいけない。

来年奥久慈リベンジできる力がその時までに身についているのか不安だが

チャンスがあればもう1度リベンジしたい。

今月は走行距離354キロ うちトレイルランが今日のレースを含め123キロ ウルトラマラソンで100キロ 他はほとんどゆるゆるジョグ

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