野辺山の振り返り
夜勤明けジョグ12キロ
野辺山での筋肉痛や関節痛はほぼ消失
左足底の痛みはないが足関節の違和感はまだ強く
底背屈時に軽い痛みがある。腫脹もまだ残る。
本来ならおとなしくしていなくてはいけないのだが
10日後にはあの奥久慈トレイル。
4月の試走で痛い目に遭い、
結局は後半の龍神大吊り橋から先の試走は
できないままの参加となってしまう。
今のこの足の状態だと時間内の完走は難しそう
週末は美ヶ原の試走。なんとかこれを最終練習に当てていくしかない。
今日野辺山のリザルトが出ていた
100キロの部は完走率が
男子69.7% 女子が54.9% 全体では67%
前述したように一応13時間をわずかに切れることができ
一応野辺山自己ベストは達成できたが
過去4年の記録とガーミン実測による
エイドステーション等での立ち止まり等を除いた実走時間だけで見ると
初めて参加した3年前のタイムが最も早い。
平成12年 13時間24分 実走タイム11時間41分
平成15年 12時間58分 実走タイム11時間50分
平成12年度はシューズトラブルによる靴づれや足に出来た水泡などの手当による立ち止まり時間が1時間43分にも及んでしまっていた。
ちなみに今回は靴づれ等のトラブルはなく立ち止まり時間は1時間8分ほどと、年々立ち止まりは少なくなっており、今回は今までの中で最短であった。立ち止まりの時間できるだけは短縮したかったが、13時間近く走り続けていく身には、今の自分の走力からみると1時間くらいは必要かもしれない。
ウルトラマラソンの場合、走行中に体調を整えたり水分栄養補給をしたりしていくための時間もタイムに含めていかなくたはならないので、今回の結果はまだ手放しでは喜んでいられない。
ただ、今回評価して良いこととしては最後の21キロで息を吹き返すことができ、90〜100キロの一番苦しい場面で今までのベストタイムを6分近く縮めることができたこと(1時間19分→13分)
野辺山の100キロというと例の馬越峠の登りのことが強調されることが多いが、野辺山の真骨頂は、実は90キロから先の野辺山高原に向けての7キロ近くにわたる標高差200mの長い登りであると自分は考えている。
この時点で足は棒のような状態だが、ここをどんな形でも良いから走り続けるという気持ちは忘れないでいたい。過去の記録集を見るとサブ10の方でも1時間以上かけているケースや11時間〜12時間のタイムの方でも1時間30分とか2時間かけているケースも散見される。
自分の過去4回の経験でも8割くらいの人は歩いている。早歩きでも時間内でゴールできるという気持ちも理解できるが、前半頑張りすぎて後半走れなくなってしまうというのは気持的にも不完全燃焼ではないか。
この先、あと何回野辺山に参加できるかは未知数だが、やはり同様に過去4回参加しているフルマラソンの大田原とともに、自分自身の走力や精神力を試す試金石のような大会であるので、できるだけ参加し続けたい。
幸い他の人気大会のような心臓ドキドキのクリック合戦もないことだし・・もし野辺山がサロマやハセツネのようにエントリー開始後数分で締め切り・・なんてことになったら、面白い時代になると思う。