UTMF
第7回 UTMF に昨年に続き参加
朝から雨模様。御殿場到着時には土砂降り。
9時のバスに乗り込みスタート会場のこどもの国へ。
雨はなかなか止まないまま12時スタート
今年は参加者が一気に1000名増えて2400名。
昨年は前半で5時間の貯金を作ったのだが後半どんどん落ち込み
最後は制限時間の10分前にゴールという体験をした。
今年は前半を抑えて足を温存できるように最初の30キロの
下り基調の林道、トレイル、ロードはペースを落として進む。
しかし16キロ過ぎのトレイルに入るあたりから渋滞が激しくなり
1キロ進むのに30分以上かかる箇所もあり
A1の到着までになんと4時間もかかってしまうことに
天子山地に入るとぬかるみに加えてさらに酷い渋滞が生じ
熊森山の急なトレイルでは酷いぬかるみとともに麻痺状態となり
わずか2キロの通過に1時間半もかかってしまう
A2の麓エイドには昨年より3時間以上も多くかかってしまう
そのさきの竜ケ岳周辺もぬかるみがひどく
遅れは一向に取り戻せず。
本栖湖から中の倉山〜パノラマ台の山域は全くぬかるみはなく
同じ山域なのになぜ?と感じてしまう。
この先は精進湖、勝山、忍野と関門閉鎖を気にかけながら
必死に進むが、昼前から天気が激変。気温の下降、冷たい雨、
霰から雪、雷。とにかくいくら進んでも体が温まらず
さらに胃の具合も歩くなり断続的に吐き気も
こんな状態で2徹のまま最後の厳しい40キロの山岳地帯を
越えられるのだろうかと不安になってしまったが
110キロの忍草山の手前で悪天候によるレース中止のメールが入る
残念な気持ちと安堵感が入り混じる複雑な感情。
ちょうど忍草山に到着したところで一気に天候が回復して
雪をまとった富士が厳然と姿を現す。
周囲の山も至る所で冠雪している。
気を取り直して最後のエイドに向かう。
結局115キロで終了。29時間18分。
完走はできなかったが厳しいコースコンディションを乗り越えて
115キロも行けたのだからよしとしよう。