湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢55歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

風雪の八ヶ岳

昨日の山中湖周辺のトレランのあと

韮崎に移動し1泊 翌朝早起きして八ヶ岳登山

美濃戸口を6時半出発 厳しい冷え込み

出発して1時間の標高1750mの美濃戸の気温は

氷点下15度・・上の方はおそらく20度以下であろう

風も強そうで周囲が晴れているのに

八ヶ岳上部はびっしりと雲に覆われている。

行者小屋野手前から雪が深くなり、なかなか足が進まず

到着まで3時間を要する

アイゼンを装着して文三郎道経由で赤岳を目指すも

分岐が深い雪に覆われわからない

GPSを持っていた、男性登山者とラッセルしながら

1時間近くかけてやっと探し当てる。

強風にあおられながら、視界が殆どない中

少しずつ歩を進める。

中岳との分岐点で追いついた

韓国からきたという青年と山頂まで

行動をともにする。12時15分 ロスタイムも多かったが

無事視界ゼロ、風雪の赤岳山頂に到着

もう冬の赤岳は10回以上は登頂しているが

年々衰えを実感する中、今年は悪条件の中何とか登頂できたことは

とても嬉しい。初登頂の青年も視界はきかなかったが

大変喜んでいた。

しかし喜ぶのは束の間

急な危険な下降をこなさなくてはならない

下り始めると谷側から強い風雪が吹き荒れる

眼鏡には霜が付着まつげが凍り付き、

それがすだれのように視界を塞ぐ

顔も痛くてあけてられない

目出帽をかぶってはいたが、隙間から寒気が入り込み

痛くて目を開けてられない

ホワイトアウトの中、立往生。既に両手の感覚はない。

急斜面なので、滑落したら命は無い

後ろ向きで慎重に降りながら、

わずかに視界が開けた隙をついて

足早に下山、何とか無事安全地帯に降りる。

顔面の防護が甘かった。軽い凍傷・・(恥)

16時無事に美濃戸口に下山

精魂尽き果てた〜

コメント

美濃戸山荘前 今年は雪が多い 今朝は冷え込み、標高1800mのこの辺りの気温は氷点下15度 周辺は晴れているけど八ヶ岳の上部は雲に覆われていて風が強そう

美濃戸山荘前 今年は雪が多い 今朝は冷え込み、標高1800mのこの辺りの気温は氷点下15度 周辺は晴れているけど八ヶ岳の上部は雲に覆われていて風が強そう

行者小屋手前は結構雪が深く、時間がかかる

行者小屋手前は結構雪が深く、時間がかかる

時折赤岳が姿を見せるもすぐにガスに覆われてしまう

時折赤岳が姿を見せるもすぐにガスに覆われてしまう

行者小屋から赤岳に通ずる文三郎道の分岐を捜すも深い雪のためなかなか見つからず、写真の男性がGPSのナビで探し当てる(ガーミンか?)

行者小屋から赤岳に通ずる文三郎道の分岐を捜すも深い雪のためなかなか見つからず、写真の男性がGPSのナビで探し当てる(ガーミンか?)

やっとルートを見つけ、赤岳に向う

やっとルートを見つけ、赤岳に向う

稜線に出ると風が強く視界もきかない

稜線に出ると風が強く視界もきかない

時折、赤岳の氷壁が姿を現す

時折、赤岳の氷壁が姿を現す

標高2800m付近から岩と雪のミックスとなる

標高2800m付近から岩と雪のミックスとなる

赤岳山頂 強風が吹き荒れる 途中で追いついた韓国からきたという 青年を案内。山頂でとってもらう

赤岳山頂 強風が吹き荒れる
途中で追いついた韓国からきたという
青年を案内。山頂でとってもらう

途中から行動をともにした韓国の青年。視界はゼロだったが登頂を心から喜んでいた。下山はホワイトアウトに加えて谷側から暴風が吹き荒れる急な下りだったので肝を冷やす

途中から行動をともにした韓国の青年。視界はゼロだったが登頂を心から喜んでいた。下山はホワイトアウトに加えて谷側から暴風が吹き荒れる急な下りだったので肝を冷やす

行者小屋に下山 一緒だった韓国の青年が暖かいお茶を差し入れてくれ、感激。 彼の仲間は今日は途中で撤退したが明日またリベンジするという。

行者小屋に下山 一緒だった韓国の青年が暖かいお茶を差し入れてくれ、感激。
彼の仲間は今日は途中で撤退したが明日またリベンジするという。