最近のペース走はがんばっても5分10秒ちょっとだったので、今日の目標はキロ5分ペースで1時間45分程度でこなせれば合格かな？てな感じで山中湖を迎えた。

今日の山中湖は、5月の末だというのに8時半の時点で8度と真冬に近い温度。まぁ暑いよりいいか？

13000人も参加者がいる割には、スタート地点の道がそれほど広くないので、自分のスペースを確保するのも難しかった。屈伸さえもできない窮屈な状態のなか、ノリのいい実況アナウンサーのカウントダウンでスタート。

ゼッケン順で比較的前の方からスタートしたけど、とてつもなく遅い人がいるとおもったら、ものすごい勢いで抜かれたり、なんだか走りにくい。

それも１ｋｍ過ぎた点では、だいたい落ち着いてきたので、後はガーミンに従ってキロ5分のペースを保っていこう！って言う作戦のはずだったけど、なんだか物足りない。・・でも序盤から飛ばすとあとできついし・・でもハーフだから何とかなるか？・・でも、今日も左足の調子が悪くて左の足音が大きいし・・数秒の思案の後、目標ペースを10秒ほど上方修正し、4分50秒のペースで行くところまでいってしまうことにした。

ところで、湖の周回レースはおもしろい。景色が開けると、先頭集団の方や後ろに続く集団が見渡せるからだ。ずいぶん抜かれたと思っていたけど、全体的に見るとかなり前の方の集団であることがわかって、モチベーションも上がった。

そのままなんの苦痛も無く距離を重ね、5キロ過ぎたあたりでは、左足も快調快調。もっとペースをあげたい誘惑に駆られたけど、ここは我慢。そのままのペースで山中湖の裏側に・・晴れていればこの辺からの富士山がとてもきれいなはずなのに、今日は富士山がどこにあるかさえわからないほどの雲の厚さ。まぁおかげで走りやすい気温な訳だから良しとするか！

快調なペースで距離を重ね、14キロほどで湖を一周。このレースでは、湖一周のクラスとハーフのクラスがあるが、ハーフはここからさらに湖を1/4周弱して折り返してくるコース。よって、しばらくすると折り返してきたトップ集団とすれ違う。トップ集団はほとんどがどこかの大学のチーム。まさに異次元の早さ。みんなすごい形相でがんばっている。よしっこっちもヘラヘラ走ってたらイカン。ペースをあげよう！と思ったけど、ペースをあげると足のあちこちが悲鳴をあげそうで、体にはそれほど余裕が無いことが判明。まぁ折り返してからペースをあげればいっか！と即座に考え直し、ヘラヘラと走っていく。程なく折り返し地点、さぁペースをあげるぞ！と思っては見たものの、往路で気にならなかったアップダウンがとてもきつく感じ、ペースがあがらない。キープはできるけどアップができないと言った状態。しょうがないっ！最後の登りでスパートするかっ！とまたヘラヘラ走っていく。そして最後の登り、ラストスパート！のはずが、ゴール前は、ちょうど一周クラスの人たちと合流することになり、大混雑。ペースの違う一周クラスの人たちに追突しそうになりながら、ゴール！ちょっと不完全燃焼。

タイムは1時間42分！ハーフはまだ2回目のチャレンジですが、とりあえずＰＢ更新。

フルに比べると達成感は低いけど、それなりに楽しい時間を過ごしました。イーブンペースも保てたし、まぁ良しとしますか！