ジュンイチのrunnaholic日記

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道志村トレイルレース・・・とりあえず完走

5月3日に試走して、第一関門まで5時間50分近くかかったコースでしたので、非常に悲観的な参加となりました。昨年はコースは違うとは言え完走率30数パーセントとという屈指の難コース、若干コースも変わり、関門も緩やかになったとは言っても、試走でその厳しさは身をもって体験していました。試走のとき数人の参加者で試走されている方にお会いしましたが、皆さん相当走りこんでいる感じ、出る大会を間違えたかと思ったほど。2週間ほどで私にできることはなく、ハンガーノックを起こさないように食べておくことと、止まらないで走るか歩くか動き続けることを自分に言い聞かせて、どこまでできるか、悲壮感漂う参加となりました。

とりあえず7時スタート。

昨年も林道から登山道に入るところで渋滞したと聞きましたが、今回も渋滞が。しかし、歩いたり止まったりしているうちに20分ほどで解消。その後は歩いたり走ったりしながら、尾根道まで急坂を登り、さらに菜畑山に向かって登り続けました。

菜畑山で休んでおらる方もいましたが、余裕のない私は、止まらず今倉山に向かって走りました。

1時間ほど登り下りして、今倉山に。ここも一気に通過して、道坂峠に下りました。長い下りは膝の上あたりの筋肉を非常に疲労させます。この後、残り30キロを登り下りできるのだろうかと、不安になりつつも、関門突破を目指して走りました。

道坂峠からは御正体山まで長く徐々に急になる登り坂が続きます。これで終わりかと思いつつその先があるのは登山の常、精神的に参ってしまうのですが、とりあえず試走をしていたので、御正体山到着が3時間50分ぐらいで、関門通過ぎりぎりのタイムと自分で思っていた通りの時間でしたので、諦めるわけにもいかず、山頂を走り抜けました。

ここから第1関門までは長い下りなのですが、途中からとても急な下り坂になります。体を支えるためのロープの張ってある場所もあったり、転んで泥だらけになっている人もいたりとなかなかの難コースでした。とりあえず、山伏峠到着、第1関門4時間46分でクリア、給食と給水をして次の関門に向かって走りました。まだ半分、脚はフルマラソンを完走したほどに疲れています、棄権も頭をよぎり、進むも地獄、残るも地獄という言葉が・・・

道坂峠から菰釣山までは試走していないコース。とにかくここも止まらないことをこころ掛けながら、6キロほどを登り下りして進むと菰釣山へ。第1関門から第2関門の間では最高峰ですので、ここから第2関門までは一気に下ります。登山道から未舗装の林道に出て、しばらくして気が緩んだのか、第2関門直前で転びました。転ぶ時両方の脹脛がつって「これでリタイアか」と思いました。両膝はすりむいてたぶん血がにじんでいたと思いますが、スパッツがちょっと破けただけで、見ると進む気持ちがそがれるので見ないで、5分ほどストレッチをして再び走りました。

第2関門は、とりあえず制限時間15分を残しての7時間15分で通過。ここから鳥ノ胸山に一気に垂直距離で600メートルの登りになります。試走したコースとは違っていましたが、急坂のきつさは分かっていましたので、覚悟して止まらず歩くだけでした。今にもつりそうな脚でとにかく頂上到着。後は下りだけかと思ったのですが、意外にアップダウンが。今までに比べれば僅かですので元気な時には感じなかった登りが思ったよりもきつく感じました。

登山道を抜けて林道に入ると後は下り、ゴールの道志村村民グラウンドまで、5キロほどを走りましたが、一生懸命走っているのに、こんなに自分が遅かったかと思うほど下り坂なのにスピードが出せません。

ゴールタイムは9時間29分。制限時間まで30分を残したものの、精神的には制限時間ぎりぎりでした。ちょっと気を抜いたら、多分制限時間を超えていたと思います。

forerunnerは途中で計測値ポイントが多くなりすぎたようです。バッテリーは残っていたのですが、計測を中止していました。過去のデータを定期的に消しておくことが必要ですね。残りの距離と差分のタイムは手入力しました。いずれにしてもバッテリーは途中でなくなっていたでしょうけれど。

トレランの厳しさを体験できたいいレースでありました。また、来年も参加できればと思っています。

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Google Earthでコース図をトレースしてみました。北東側からの眺めです。

Google Earthでコース図をトレースしてみました。北東側からの眺めです。

同じく南側からの眺めです。

同じく南側からの眺めです。