ちょっと 闘病中

今後の予定

自己ベスト

イチョウ?

先日碑文谷を歩いたときに、写真のような木を見つけた。明らかに桜の木なのにイチョウと名札が付けられている。誰かのいたずらだろうか。もし、木に心というものがあったなら、さぞや傷ついていることだろう。「あのー、違うんですけど。」とか細い声で訴えているかもしれない。子供の頃読んだ『ナゼナゼ大百科』のような本に「木は痛がりますか?」という質問があり、それに対する答えは「痛がりません」だったことを思い出す。そういえば、あのときも同じようなことを考えて、「これは林業にかかわっている人の陰謀ではないか。本当は痛いと叫んでいるのではないか」と勘ぐったっけ。もし、本当に木が痛がっていることが発見されたら、世の中大騒ぎになるだろう。動物愛護団体は生物愛護団体と名を変え、法隆寺をはじめとする日本の木造建築は蔑まれ、紙は使えなくなり、、、と妄想は膨らむばかりであった。

ところが、である。散歩から帰宅してインターネットで調べてみると、実はこの名札は「イチョウ(銀杏)」ではなく「イチヨウ(一葉)」であり、イチヨウという桜の一種であることが分かった。雌しべが細い葉のように変化しているのでこのように名前が付けられたとのこと。妄想は一気にしぼみ、自分の無知さに自ら傷ついた瞬間であった。「人は痛がりますか?」「はい、痛がります。傷つきます。誰も気にしないけど。」

さて、今日は10km走った。右足膝にはまったく違和感がない。もう大丈夫かな。でも、あせらず、明日も10kmだけ走ろうと思う。

コメント

イチョウ?