ウキウキ・ワクワク・ランニング

よしだpipio

性別
年齢51歳
身長167.0cm

あ、ぴぴおと申します。じ、自己紹介とかって苦手なんスよね。えっと、何日間連続で走れるかに挑戦してました。2017年5月22日に1000日に到達しましたが、根性なしなので同年5月31日に1009日で打ち切りました。最近はすっかり調子を落としてしまい、リハビリに明け暮れる日々ですが、毎日、いろんなことの改善を目指しています。

今後の予定

自己ベスト

水戸黄門漫遊マラソン2022

水戸黄門漫遊マラソンを走ってきた。

水戸プリンスホテルに前泊。西武グループのプリンスホテルかと思いきや、ついたら古くて小さいホテルでびっくり。名前は同じだけど資本関係などまったくないらしく、昭和の雰囲気たっぷりのビジネスホテルだった。でも、大浴場があって、マラソン前日に大きなお風呂にゆったり浸かれたのはよかった。

さて、今回のレースの目標は、ずばりサブ3.5。

今年3月に鶴見川の土手を行ったり来たりする「新横浜鶴見川マラソン」という小規模なイベントで3時間31分台(完走者69人中23位)で走っているが、そこから一歩でも前進したい。

これまでの練習の手応えから、目標達成の確率は6割くらいと思われる。

3時間半切りに向けたレースプランは、10キロまで4’47/km、そこから32キロまで4’52/km、残りの10キロは5’22/kmのペースで走るというもの。

天候は晴れ。予報ではスタート時の気温は13~4度、ゴール時の気温は18~9度。寒いのが苦手な僕(最近は暑いのも苦手w)には絶好のコンディション。

号砲が鳴り、いよいよスタート。本格的なフルマラソンの大会は、2019年3月の古河はなももマラソン以来、3年半ぶりだ。スタートロスは59秒。

前の日から緊張していたが、スタートしたら、久しぶりの大会が嬉しくて一人でニヤニヤしながら走ってた。

序盤は、スタート前まで着ていた防寒用の雨がっぱを手に持って走っていたせいか、リズムに乗り切れず、最初の1キロは4’54。想定よりやや速いかと思っていたら、遅くてびっくりしたが、無駄な力を使わないことを意識して巡航。5キロ手前の給水所で雨がっぱを捨ててから、調子が出てきた。

記録証によると、5キロのラップは、ネットで23’41。4’44/kmのペースだ。走っているときは細かい数字は分からなかったが、最初が遅かったのに、結局、想定より速いペースになっている。

このままではバテるかもしれないので、リラックスして少しペースダウンすることを意識した。しかし5~10キロのスプリットは23’11。逆に上がってる・・・。アップダウンが細かくあるので、単純に見ることはできないが、速すぎた。

ここからはキロ5秒ペースダウンする計画。しかし、その後も少し落としたつもりがほとんど落ちないので、全行程を14キロずつ3分割する計画に変更。

最初の折り返し区間では、トラベルdbのNIKIさん、kenさん、まなみんに気づいて声をかけた。

10~15キロのスプリットは23’17。15~20は23’29。ほとんど落ちずに来て、ハーフの通過はグロスで1:39:44。ネットでは1:38:45。10/2のハーフのタイム(ネットで1:38:19)とほとんど同じ。

もう計画はどうでもいいから、特に30キロまでは力を無駄に使わないことと頑張りすぎないことだけに気をつけて走ることにした。

25キロ通過。この5キロのスプリットも23’29。この調子なら、最後かなり落ちても3時間半は切れるし、順調に走れば3時間21~2分も可能かも。

少し記録が楽しみになってきたところで、落とし穴があった。

28キロ辺りの給食ポイント。最近、マラソンのエイドでは飲み物しか取らないことにしているが、僕の大好きなブルーベリーだというのでいただいた。よく冷えていておいし~い!この後、元気出るかも。

と思ったが、慣れない給食を取ったのがよくなかったのか、その1分後くらいから差し込み(横っ腹痛)が!うお~、これはちょっと久しぶりの出来事。苦しい・・・。

しかし、スタミナ切れになったわけではないので、少しペースを落とせばやり過ごせるはず。結局、2キロにわたってペースダウンを余儀なくされたが、その後、回復した。

30キロ通過。5キロのスプリットは24’07。2キロにわたりキロ15秒くらいずつペースダウンしたことを考えれば、まだ落ちていない。

しかし34キロくらいになると、さすがに全身に疲れが出てきて本当にペースが落ちてきた。といっても4’50/kmくらいに踏みとどまっている。このままキロ5分を超えることなく、ゴールまでいけちゃう??

しかしさらに疲れてきたのが、千波公園に入った後。ここで助さんのコスプレをしているランナーに抜かれた。37キロでついにキロ5分を超えるラップが出てしまった。

その後、少し盛り返したつもりだが、コースが上り基調になったので、ラップは5分超えが続く。周りのランナーの大部分は自分よりバテていると見え、順位は上がっていると思われる。相対的にはよい走りができているはず。

終盤のトンネルでは、カラフルなライトを持った応援団が声援を送ってくれる。その声を聞いていると、大会を支えてくれている人たちに感謝の気持ちがわき上がるとともに、またある程度走れるようになったことの嬉しさもこみ上げてきて、最後の力が出てくる。

40キロのスプリットは25’22。

よし、かなりバテたけど、まだ脚は終わっていないし、最後の1キロは頑張ってスパートしてかっこよくゴールするぞ。トンネルを抜けたとき、そう思ったが、直後の上り坂にげんなり。

緑道の急行周りの山崎公園(柿の木坂)と同じような斜度の坂が続く。41キロをすぎて、これはないでしょ~。

まあ、この手の坂は走り慣れているので無難に登り切り、最後の500mくらいだけスパート。

坂に来る前はグロスで3時間23分切りできるかどうかというところだったが、結局、ゴールタイムはグロスで3時間23分14秒。ネットで3時間22分15秒(4’48/km)。

目標を大幅に上回る好タイムだ!!

走る前のガーミンの予想タイムが3時間22分47秒だったので、ネットではそれをわずかに上回った。ちなみにガーミン上で42.195キロを通過したタイムは3時間20分台だったらしい。しかしなぜか、走った後にガーミンの予想タイムは3時間22分57秒に落ちていた。

いやー、嬉しい。最後まで撃沈せずに走り切れたし、想定していたよりもよいタイムだったし、天気もよかったし、大会の運営や雰囲気もよかったし。

うまくいった要因を考えると、次のような点が挙げられる。

1)Greg McMillanコーチのメニューのバランスがよかったので、一時落ちていた心肺機能が回復しつつあった。

2)ウエイトトレーニングで体が丈夫になっていたらしく、終盤まで脚が持った。足がつりそうになったことも、39キロくらいで一瞬あっただけだった。

3)ニューシューズ(ASICS Magic Speed 2)の力を借りられた。

4)サプリ(カツサプ)が効いた?

逆に、問題点としては、スピード不足が挙げられる。

2012~13年に大田原マラソンで3:19、3:26と今回に近いタイムで走っていたときは、5キロのタイムが19分台前半だったが、今はたぶん21分台。

マラソンのレースペースでの余裕度が当時と全然違う。その分、スタミナが付いたともいえるのだが、これ以上のタイムを狙うにはスピードの強化は欠かせない。

Yasso 800のタイムからは3時間18分くらいのタイムが予想されるようだが、それを実現するには今回のハーフ通過タイムより少し速いペースで全行程を走らなければならない。現在の走力では、ペース配分をどう工夫してもそれは無理。

次のマラソンは、5キロのレースなどに積極的に出てスピードを強化した上で挑みたい。

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