のびえ さんのランブロ

のびえ

性別
年齢46歳
身長156.5cm

2008年10月末よりランニングにはまり、2011年よりトレランもちょっぴりかじり始めました。これからは山登りも少しづつ増やしていきたいなぁ。

ラン目標
念願のサブ4は2013年4月になんとか達成(ネットタイム)。次は3時間45分・・・と思っていたけど最近はファンランだけになってるなぁ。
2015年になってようやく月100km以上走れるように。仕事と体調とうまく折り合って続けていけたらそれでいいのだ。

今後の予定

自己ベスト

おんたけチャレンジしてきました、が!

3月のITJに続き二度目のロングトレラン大会にチャレンジ。

ITJは関門でタイムアウトで完走出来ていない。

今回も自分の走力を計算してみてもぎりぎりゴール出来そうだという感じなので関門を突破できるかが完走へのカギの一つ。

0時スタートという他のレースではないところも完徹経験が5回もない人間にとっては100kmという道のりよりも未知な世界。ちゃんと起きて走れるのかな?

受付は前日で土曜日に東京→塩尻→木曽福島駅と移動し木曽福島駅からはバスで移動。受付会場が当日のスタート&ゴール地点。ちょっと緊張。ポールの販売もしていたが今まで使ったことないものはいきなり使えないし道具を使いこなす自信もないのでチラ見して宿行のバスに乗る。

宿はみやまさん。鏑木さんや石川さんも宿泊されたことがあるようで食事のメニューは鏑木さんのアドバイスがはいっているとかいないとか。そして大体毎年この宿から一位選手が出るらしい。100マイルの選手を含めてリピーター率高し。というかこのレースそのものがリピーターが多いようです。

歩く座禅・修行といわれるレースなのに何が魅力でそんなにリピーターが増えるのか、その訳は参加したらわかるのかな?

17時頃に一旦夕食。寝つけなくてもとりあえずみんな床に就く。時々起き出してレースの準備・点検。寝たような寝れてないような?100マイルの人は20時スタートなので早めに会場へ行った。雨はやんでいるのかな。そばの川の音も大きくて雨の音なのか判別つかない。

そして22時頃にまたごはんが出て食事する人は食事をする。

会場行のバスに乗ってスタート地点へ向かう。今はまだ眠くないしレースの緊張もあってか神経がとがっている。スタート15分くらい前くらいからコース説明がはいる。前日までの台風の影響でコース変更がある。距離表示はちょっと怪しいかもしれない。

おんたけは霊山ということでスタート前に神主さんが来ておはらいをしました。いよいよスタート。みんなでカウントダウン。ヘッデンつけて一斉にスタート。最初から登り。これはトレランではまぁお約束か。みんながヘッデンつけているので思ったほど暗くないけど林道に入ってくるとちょっと見づらい。

それでもさほどペースも上げてないしヘッデンだけで対応していたのがまずかった。経験者のブログでチェックはしていたのに林道にある土留めのゴム板に引っかかり派手に前にスライディング!ここでようやくハンドライトを取りだして足元もしっかり照らすようにした。

うっかりすると前の人との距離があき、山道に一人取り残されそうな不安に必死で前へ前へと進む。逆に人が多いと安心してしまい、走れそうなところに出ても走らない人たちとうっかりペースを同じにしてしまう。ここは気にせず登り以外はきちんと走るようにすると後ろも数人着いてきはじめる。まだまだコースの最初だけど余裕がないのは分かっている。走れる場所は走らないともったいない。

それでもふと夜空を見上げると漆黒の闇に満天の星空は圧巻で時々すべてのライトを消して星を見上げる。これだけでもすごく素敵な体験をしたなと思う。

ちょっとづつ補給をとりながら登り以外は走るのだけど暗いとスピード感があんまり分からない。時々ガーミンで確認する。ハンドライトのおかげで下りはわりとスムーズに人を抜かして走ることができた。これもちょっと収穫。

23km地点の小エイドでトイレ。そしてけがの様子を見ると血が結構出てる!カーフ上部が血に染まってるよ~(-.-)そんなにひどかったかな?でも痛みはさほどひどくないし血を取り除こうとしたらすでに泥と一緒になって固まっていてもう取れない感じ。次の大エイドまで持越し。ここでタイム確認。予定より一時間遅れ?でもガーミンでみると23km地点の筈がすでに27km地点。ということはまあまあ予定通りなんだけど・・・。給水はせずに先を急ぐ。

 

時々小雨も降りあまり暑くはないのは助かった。次のエイドは第一関門でもある。当初は32km地点とのことだったが2kmほど先にあるようだ、何とか間に合うかな?と思いつつ進む。少し空が白んでくるも晴れる様子がないせいか薄暗いまま。そろそろ関門が?見えてくるはずが?あらら?と思ううちに手元の時計は制限時間の6:00になった。

けど・・・関門の影も形もないよ?仕方なくとにかく前に進む。でもちょっとテンションが下がってペースが落ちる(^^;)そしてようやく36km超えて関門が見えました。遠かった。間に合わなかった。

10人ほどリタイア受付の列。最後尾に並んだら案内のお兄さんが「怪我してますね!」ぱっと見てもわかるくらいの傷だったか・・・(>_<)すぐ手当しましょうとなり、申し訳ないけど並んでいる人たちをパスして先にリタイア受付。ごめんなさい。30分ほどオーバーで突破できずに今日のレースがおしまいになってしまった。

椅子に座って休憩していた方に席も譲っていただき膝小僧の手当。まずは泥と血で固まった汚れをごしごし。ちょっと痛いです。きれいになったところで最近は消毒しない方法がとられているようですが、同じくリタイアした方から貼って自分の体液で治すパッドをいただき、それを貼ってもらいました。高い商品なのに取り換え用も、といって2枚も譲ってくれた心優しいおじさまに感謝。

さて、リタイア後の山の中。とりあえずエイドでおにぎり二個もぱくつき。今年ほど関門で引っかかった人が多い年はないよ、とボラの方に慰められるも自身の力不足にがっかり。そしてシャトルバスのお迎えがあるところまで7kmほど戻ってくださいとのこと。

大エイドなのでここにもマイクロバスは来るけど道が悪いので歩ける人は元のコースを逆走した方が早いとのこと。怪我はさほど痛みもないし今まで走れてたんだから走れるはず。

しかし走るとせっかく貼ってもらったパッドが外れそうなのでゆっくり歩くことに。すっかり陽が昇った明るい道をのんびり歩いて帰るのも悪くない。さっきは暗くてよく見えなかった風景も堪能しつつ、ついでにごみ拾いもしつつ歩いていくと後ろから軽トラックが来て横で止まる。スタッフの方が運転する車ですでに2.3人のリタイア選手が乗っている。同乗を呼びかけてくれたけどのんびり歩きますと言って見送る。

怪我の手当をしている間にほとんどの人は先に出発してしまったので一人でてくてく歩く。しかし二度目の軽トラが来た時は一緒に荷台に乗せてもらった。だいぶ時間が開いたのでシャトルバス便が最後の人間を拾うのに時間をあまり取らせたくなかったのだけ林道をいくうち結構歩いている人を抜いていったのであまり焦ることはなかったかもしれない。

シャトルバス待合の場所に着いた後も何度か軽トラックは往復していました。シャトルバスは2本待って乗りスタート地点に戻りました。

宿まで戻っても朝の10時半ほど。。とりあえずお風呂に入って寝る!起きた後は雨で走り続けてる選手が気になる。早めの夕食を宿でとってからスタート時に預けたドロップバッグの受け取りに歩いて会場へ。本来なら第二関門で受け取るものが第一関門でリタイアして受け取れずゴールに戻ってくるのが16時以降だったのだけど、宿からのシャトルバスがなくて3kmちょい下るだけなので歩いていった。途中の御嶽神社にもちょっと寄れたし、いいお散歩だ。

淋しくドロップバッグを受け取る間にも100kもしくは100マイル走ってきた選手たちがポツリポツリとゴールしてくる。ボロボロになりながらも嬉しそうに帰還した選手たちは本当に頭が下がる。いつかはちゃんとあのゴールまでたどりつこう。

帰りはバスがあるので公民館経由で宿へ帰り、早めに就寝。翌朝は6時に朝ごはん。ボリューム満点。ごはんは二膳もいただいてしまいました。摂取カロリーの方が多くなっちゃったかな。

あまり筋肉痛はなかったけど月曜になってむくみがあり、当日は大丈夫だった足の爪がちょぴり変色して浮き始めてる。足裏マッサージをしたが左ひざがうまく曲げられないのであんまり念入りに出来なかった。それから右腕がちょっと筋肉痛・・・はなんでかな?良くみたら右手首に青あざが出来ていたので上腕も筋肉痛というより転んだ衝撃なのかな??

帰宅後はお決まりの洗濯三昧。

そういえば初めてショートゲイター使ったけどこれならぬかるみでも靴は脱げなくていいかも!その分ちょっと重くてはしりづらいけど。

約一か月前のロードのウルトラの疲れはとれていたと思うんだけど・・・。標高も高いせいかちょっと体は重く感じたなぁ。もちろんザックにいっぱい詰めてたせいもあるけど。

フルもそうだけどいつぐらいから調整に入ってそのくらいの練習量を落として疲れをとったらいいのかタイミングが難しいな。

秋は大本命レースだけどそれまでにまた心肺も鍛えないと。山錬も何とか行きたいなぁ・・・。あと二か月どれだけのことが出来るか、また頑張っていこう!

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