上州武尊スカイビュートレイル 敗退
第6回 上州武尊スカイビュートレイル140kの部に参加
過去3年連続で参加。昨年コースレコードを出せたのでもう卒業と思っていたのだが、今年は129キロから143キロに延長されてしまったこともあり懲りずにエンリー。
例によって座光寺さんのペンションにお世話になる。今年は王子やにこさんのラン中もの方達も加わり30、75キロの部を含め9名が参戦。
当日は1時半起床。座光寺さんに川場村のスタート地点まで送っていただきスタートは4時。台風の影響で当初は雨予報であったが、午前中は快適な秋晴れ。稜線に出ると秋晴れの下武尊山をはじめとした広大な展望が広がる。
標高2000mの剣が峰を越えて、A2の宝台樹まで急降下。ここまでは順調だったのだが、宝台樹スキー場の登りから強い睡魔と体のだるさが出始めペースダウン。頑張って武尊山を登り返すも、睡魔は消えることなくA3の武尊牧場には16時過ぎに到着。食欲もなくエイドの給食にもあまり手がつけられず。
その後岩鞍、片品のスキー場の急登と下降。下りでもあまり走れないまま20時過ぎに62キロのA4の片品スキー場へ。サポートで待機してくれていた座光寺さんやにこさんらの応援にも十分応えられないまま。A5のオグナスキー場を目指す。
この頃から天候も崩れはじめ雨も降り始める。半ば朦朧状態できつい登りを2箇所必死に登り切るが、オグナに続く林道ではまっすぐ歩けなくなり何度も蛇行を繰り返す。最後のオグナスキー場の登りに耐え、深夜2時10分関門閉鎖の10分前に78キロ地点A5に到着。時間があれば仮眠ができるエイドであるが、今回はそれもできず。
これ以上無理をすると後に大きく響くのではという気持ちと休みたい気持ちが強く、ここでリタイアを申告。
他のラン仲間のサポートに回っていたにこさんに座光寺さんんペンションまで送ってもらい(感謝!)3時過ぎに帰還。何も食べられないまま風呂に入って撃沈。
最後まで足は残っていたのだが、A2以降、強い睡魔が持続してしまい、くだりも満足に走れないまま、時間もどんどん遅れ気味となり、十分な補給もできないまま終わってしまった。
毎年、断続的に睡魔で苦しむのは同じなのだが、今年はそれが強かったのか、それに耐えるメンタルな面が衰えたのかはわからない。
この先、ロングレースに参加する際の大きな課題にはなるが、同時に衰えていく自分と付き合っていくことを考え直す一つのきっかけとして捉えるべきかもしれない。
それにしても今回は座光寺さんを始め、にこさんのサポートにも大変お世話になった。特ににこさんは、他の3名のラン仲間のために徹夜でサポートのためエイドに移動。本当に頭がさがる。
来年リベンジできるかは現時点では、わからないが、もう一度原点に立ち返ってロングレースの対策を練り治さなくてはいけない。