長かった～。走れば走るほどタイムは悪くなるし、３５km過ぎの失速が当たり前のようになるし、まさに長いトンネル、あるいは広大な踊り場のようだった。

今日もメンタル的には、「前半調子よくても、どうせ３５kmからズルズルと失速するんだろ～な～」なんてネガティブ思考。記録はどのくらい狙うの？と聞かれて、以前は明確に答えられたが、今は「３５km地点でもう一度聞いてっ！」って感じだった。

それでも、今日は子供たちとゴール地点で合流することになっていて、1時15分～1時30分のあいだにゴールするからといっておいた手前、少しはカッコつけないと示しがつかない。

スタートは気合を入れて、前方に並ぶ。２km手前できまぐれさんの応援を受ける。５kmまでは、温存で行く予定が意外と体が動くので、むるの無い範囲でペースアップ！折り返して３０kmまではなんとかキープペースで行こうと決め、ガーミンとにらめっこしながら快調に進む。

３０km過ぎると、頑張らないとキープペースができなかったが、なんとか粘る。

３５kmで気まぐれさんから、「いいペース！ここから粘って！！」と激励され、苦しみながらもキープペース！

ところが、４０km手前からとうとう胃がこみ上げて来て、ペースをキープしようとすると吐き気が盛り上がってくる。なんとか踏ん張っていたけど、とうとう４１kmの看板のところで、嘔吐！（といっても胃に何もないから、胃痙攣のような感じ。）静まるまで少し休んで、フラフラと走り出す。今回は子供たちが見ているので、カッコよくゴールを決めようと思っていたのに、ゴールラインは口を抑えながら通過。超えたとたんに倒れ込んでのたうちまわっていたら、オフィシャルの人がタンカを持ってきたので、慌てて起き上がり、「大丈夫です」と無駄なファイティングポーズをとった。

タイムは自己ベストを3分更新！まだまだ課題はあるけど、広大な踊り場から次のステップを踏み出すことができたようなきがする。

シーズン最後のレースでまずまずの結果が残せたので◎！！