2日目は、まず、朝7時から水行（希望者のみ）。大峰山に上る修行僧はまず、ここ龍泉寺で水行して心を清めてから上ったそうです。実際にお坊さんが一緒に入って下さって、水行体験（5分くらい？）してきました。1mくらいの池ですが、下から年中10℃の湧き水が出ているそうです。覚悟していったのですが、水着を着ているせいか、それほど寒さは感じませんでした。でも中には水の中で震えている人もいたので、人（体調？）によって違うかも。

その後、朝食をとってから、トレランでした。前日は川沿いでしたが、この日は、山に上り、パノラマを楽しむコース14km。観音峯山の手前から法力峠まで、上りが何度も続き、私は観音峯山の後からだんだんついていけなくなり、いつの間にか一人で走ることになりました。途中、一カ所、間違えて進みそうになったのですが、道がいやにふかふかしているし、その先に木のテープもなかったので、戻って、何とか正しい道に進むことができました。道かどうかわからない所を進むので、不安だったのですが、正しい道はやはり踏み固められていて固めなんです。それを学べたことだけでも大きいなと思いました。（前の方の、鏑木さんと一緒に走れたグループは、もう少し手を下げた方がいいよ、などとアドバイスをもらえた人もいたようです。来年は、もう少し走力をあげてついていきたいものです。）

スケジュールが（走力が足りないもので）きつきつで、バスが予定より50分遅れで出発。地元料理を出してくれる料理旅館で昼食、水と芸能の神様、天川大弁財天社にお参りして、樹齢1000年くらいの大いちょうと枝垂れ桜の木にパワーをいただいて、帰途につきました。橿原神宮前駅解散です。

旅館（民宿？）は、分宿なんですが、どこも江戸時代から続く古い旅館で、料理も美味しくて量もたっぷり、昼食も奈良らしい料理で（私の両親が奈良県人なので、ずいきの酢の物や茶がゆが懐かしかったです。）充実した旅でした。