している事が分かった。

長面の姉は河北町総合センターに、三ツ股の妹は義母と一緒に石巻商業高校の避難者名簿に名前が有る事がGoogleパーソンファインダーから分かった。IT関連の仕事をしているが、今回ほどインターネットの効用を感じたことは無い。携帯も、固定電話も通じない中、避難者名簿を一枚づつ写真に収め、Google上にアップ、それをテキスト化し、パーソンファインダーに登録してくれている。目にはみえないが、多くのボランティアの手で黙々と行われている。消息情報を事前に登録していると、同姓同名の方がいる場合等、電話やメールで1件1件問い合わせをしてくれている。本当に有りがたい。

でも、現地で被災している人にはこのパーソンファインダー情報は伝わっていないと思うので、この先時間を見つけて避難者名簿をまとめて現地へ送って、安否確認に役立ててもらおうと思っている。

ＴＶでは連日避難所での生活ぶりが報道されている、その中で中高生などの若い子が辛い中、頑張っている姿が目立っている。見ていると涙が出てくる。普賢岳の噴火の時、島原の教育委員会の方が「今しかできない教育が有る」「今だから出来る教育が有る」と言われていたと聞いた。いまがその時なのだと思う。自分の都合での買い占め無駄遣いなど皆が一緒になって、もう一度正しい方向へ向かうようにしていかなければいけない・・・。