第35回つくばマラソン。

曇天（陽射し無し）、風無し、予想最高気温16℃（暑すぎず寒すぎず）という絶好のコンディション。大病をして以来初のフルマラソンとなった昨年に比べ、体力は格段についてきた。今日、再びサブ4を目指す！

今大会から取り入れられたウェーブスタート。私は第2スタート組だが、その中の最後尾のため、スタートの合図から実際にスタートラインを切るまで約3分かかった。大会が用意したサブ4のペースメーカーは、約3分先、距離にして約500m先を走っていることになる。

30キロまでキロ5:30～5:40で走り、30キロから少しスピードを上げてサブ4のペースメーカーに追い付く、というレースプランを立てる。フルマラソンは30キロまでがウォーミングアップ、勝負は30キロからの12キロだ。※自宅から多摩川のいつもの木までの往復と同じ距離。

にこさん、気まぐれさん、のびえさん、MORIさんと一緒に走る。少しペースが速くなると、MORIさんが「速くない？」とペースダウンを促してくれるのでありがたい。とにかく30キロまでは我慢。楽に走ろう。

15キロ過ぎで猛烈に尿意を感じ、我慢できなくなってきたので、皆と分かれて16キロから少しスピードを上げ、トイレを探す。なかなか見つからない。そこで、集団で応援して下さっていた木工所の方にお願いして、トイレをお借りする。大量に出る尿。なかなか止まらない。結局約2分ロスすることに。

この2分のロスは想定外だったので、本当はやりたくなかったが、ペースを上げ、先行しているのびえさんに追い付くこととする。キロ当たり15秒ペースを上げて、23キロ地点で漸くのびえさんに追いつき、ペースを元に戻す。このペース上げが良くなかったのか、20キロあたりから、左足前部にまめができてしまった。どんどん大きくなり、着地する度に、ずんずん響く。我慢我慢。

今回サブ4達成のために予め準備していた作戦は「おやつ大作戦」。今年の東京マラソンのとき、エイドで食べまくりながら走ったら、最後までスタミナ切れを感じずに走れたので、「自分はエネルギーを備蓄できない体なんだ」と認識。そこで、大量にスポーツようかんを携行して、10キロから5キロおきに、摂取することとした。この作戦が効を奏したのか、いつもはスタミナ切れを感じ始める25キロを過ぎても、非常に楽に走れている。

30キロ、まだまだ楽に走れている。そこで、レースプラン通り、少しペースを上げて、サブ4のペースメーカーに追い付くこととする。

32キロ、ついに、ペースメーカーの目印の風船を視界に捉える。そのとき、沿道にすかぶぅ～さんの応援。俄然力が湧く。

35キロ、ついにペースメーカーに追い付く。ペースメーカーは、キロ5:30で走っており、そのペースだと、まだまだ余力があるように感じる。そこで、37キロ手前の坂を登ったら、ペースメーカーとその集団の前に出て、楽に走るようにすることとする。

そこからは、ハイバリーさんがペースメーカーを努めてくれ、かつ、エイドの世話もしてくれた。惰性を使って等速で走るのが一番楽なため、エイドで立ち止まらなくても良いように、給水を私の代わりにとってきてくれたり、ゴミを処理してくれたりした。お陰で、楽にペースを上げることができ、本当に感謝。

ところが、残り2キロぐらいになって、いよいよ足が動かなくなってきた。つらい。そのとき、よっちゃんさんに追いつき、一緒に最後の力を振り絞ることに。そして、最後の坂の手前に大隅さん、ゴール手前ではサブちゃん、要所要所に応援を得て、最後の195mはなんとかペースを上げてゴール。

3時間58分51秒（グロス）

本レースのみならず、大病して以来、皆さんのご支援とご声援のお陰で、漸くここまで復活することができました。大変感謝致しております。ありがとうございます。