ちょっと 闘病中

ハリー

性別
年齢49歳
身長177.7cm

2012年秋に肺癌(末期)と宣告されました。
万が一に備え粛々と対処しつつ、前向きに闘病しています。なんとかなるさぁ。。

今後の予定

自己ベスト

ボストンマラソン、走れます!

今日は、多摩川河川敷26kmを中心に、合計34.5km。多摩川河川敷では、北風(でも寒くない)に翻弄されつつも、往路はビルドアップ気味に、復路はペース走気味に走り、平均ペースキロ4分45秒は大満足。

さて、本題。

9月30日未明、ついに、Boston Athletic AssociationからBoston Marathon Entry Confirmation(ボストンマラソンエントリー確認)メールが届きました。これで念願のボストンマラソンを走ることができます! 超うれしい! 超ハッピー! 来年の4月16日は家内(きょんこ)と二人でボストンを走ります。

以下、ボストンマラソンを目指していらっしゃる方のために、備忘録です。

(1) なるべくAIMSに参加しているレースで記録を出しましょう。

私は、AIMSには参加していないつくばマラソンの結果を使って申請しました。家内(きょんこ)はAIMSに参加している別府大分毎日マラソンの結果を使って申請しました。家内の場合、その後、何のアクションも求められず、すぐに申請は受理されましたが、私の場合は、記録証の一部を翻訳して、それをスキャンしたものを送らなければならず、しかもかなり時間がかかりました。最終的に受理されたのですが、受理されない可能性もあったと思います。

ただ、AIMSに参加しているレースはそれほど多くは無く、かつ、一部のレースはエントリーすることが難しいところが難です。そこで、私は、昨年、Boston Athletic Associationに「AIMSに参加しているレース以外ではダメなのか?」メールをしました。その回答は、「foreign marathons certified with AIMS or their country’s governing athletic body」ならばOKとのことでした。これに従えば、陸連公認レースでは大丈夫だと思ったのですが、やはりAIMSに参加しているレースで記録を出した方が望ましいだろうと考え、つくばマラソンの他に、北海道マラソンと長野マラソンにエントリーしました。結果は、北海道マラソンは惨敗、長野マラソンは東日本大震災の影響で開催されませんでした。そのため、つくばマラソンの記録を使わざるを得なかった次第です。

(2) グロスタイムで、ボストンマラソンの足切タイムよりも5分速いタイムを目標タイムとしましょう。

ボストンマラソンは、年齢層ごとにエントリーのための足切タイムが設定されています。年齢は、ボストンマラソンが開催される当日の年齢です。私がラッキーだったのは、4月の早い生まれだったので、2012年4月16日には50歳になっており、足切タイムが49歳の方よりも5分緩くなっていることでした。実は、エントリーしようとするまで、それに気づかず、記録を出したときの年齢だと思っていたので、つくばの時は、50歳の足切タイムよりも5分速いタイムを目標として走ったことになります。これがある意味功を奏しました。

ボストンマラソンのエントリー方法は、今回から大幅に変わり、基本的に「タイムが良い人順」になりました。足切タイムより20分以上速い人は9月12日からエントリーすることができ、10分以上速い人は14日から、5分以上速い人は16日からエントリーすることができました。それ以外の人は、「まだ余裕があれば」という条件付きで、19日までエントリーすることができませんでした。私は、足切タイムより4分55秒速かっただけなので、19日まで待たなければならず、半ばあきらめていました。

家内のきょんこは足切タイムより20分以上速いため12日にエントリーし、すぐに受理されました。そのとき、申請タイムの脇に"Net Time"という表示がありました。えっ、ネットタイムでいいの? 私は、ネットタイムだったら、足切タイムより5分以上速いんです。そこで、Boston Athletic Associationに「ネットタイムで申請しても良いのか?」とメールしました。すると、「official time」(その大会の公式タイム)であれば、ネットタイムでも構わないとの回答がありました。しかし、つくばマラソンの記録証には、ネットタイムの脇に「参考記録」と書いてあります。万事休すです。Boston Athletic Associationには「私の場合、グロスタイムを使わなくてはいけないようです。仕方がないので19日まで待ちます。」とメールしました。すると、何と親切なことか、「そのレースの責任者にコンタクトを取りなさい。もし、ネットタイムが保存されていて、それを提出することができれば、それで申請しても構いませんよ」と返事が来たのです。私は、早速つくばマラソンの事務局に電話をしました。電話に出た方曰く。「ネットタイムは保存されていると思いますが、特定の個人の方の情報を取り出して提供するようなことは、過去一度も実施した前例がありませんので、できません。」いよいよ万事休すです。

幸い19日、まだ余裕があったと見えて、とりあえず申請することができました。あとは受理されるかどうかです。26日、実質的な足切タイムが発表されました。50歳の場合、3時間33分46秒と発表されました。これもクリアしています。でも、なかなか受理されたというメールが来ません。そして28日、「あなたの記録を確認するために、記録証をスキャンして、それを翻訳したものを提出しなさい」というメールが来ました。即レスで対応しました。もうドキドキです。そして30日、漸く受理された次第です。

まとめると、日本の主な大会は、グロスタイムが正式記録ですので、グロスタイムで足切タイムをクリアする必要があります。マンモス大会に出る場合は、陸連登録をしてから、エントリーされることをお勧めします。それだけで数分変わります。それから、ボストンマラソンの「見かけの」足切タイムと「実質的な」足切タイムは異なります。いずれにしても、「見かけの」足切タイムよりも5分速いタイムを目標タイムにして下さい。なお、次回のエントリーから「見かけ」の足切タイムが今回よりも5分厳しくなります。かつ、これまであった1分間の「おまけ」がなくなりますので、ご注意下さい。

以上です。

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