ちょっと 闘病中

今後の予定

自己ベスト

大腸ポリープを取りました

10日から11日、1泊2日入院して、大腸ポリープの切除手術をした。

お医者様から「1週間激しい運動はダメ」と言われているので、今日は、1時間だけゆっくりペース(心拍数70前後、キロ11分弱)でウォーキングをした。

10日の手術前、心電図を測定したが、看護婦さんが「あれれ?何か間違ってるかしら。」という感じになり、「いつも心臓こんなにゆっくり動いているんですか?」と聞いてきた。実は、最近、平常時でも心拍数は50台、安静時心拍数は38~40なのである。看護婦さんには慌てさせて悪いが、心肺が鍛えられている成果が確認できるようで、ランナーとしてはちょっとうれしいシーンである。

手術は、肛門からファイバースコープを入れて、ポリープの根元を電熱線で縛り上げ、焼き切るように切除するものである。鎮痛剤は注射するが、どちらかというとファイバースコープを腸内深く差し込む際の痛みを軽減するためのもので、麻酔は使わない。正確な時間は分からないが、正味10分程度の簡単な手術で、無事直径1cm弱のポリープを1個切除した。

むしろ、術後のケアの方が大切で、そのために入院するのである。開腹していないとはいえ、腸壁には直径1cm弱の傷があり、そこからの出血が要注意なのだそうだ。へたをすると、腸壁に穴(穿孔と言う)が開き、腹膜炎を起こしてしまう。そのため、一晩、止血剤を点滴して、なるべく安静にして過ごさなくてはならない。本当は、手術当日の晩飯は抜きで、その代わりに栄養剤を点滴する予定だったが、術後の経過がすこぶる良好のため、お医者様から晩飯OKの許可が出た。豚シャブ+胡麻ダレ、温野菜(キャベツ・オクラ・人参)、大根おろしとエノキダケの和え物、キウイフルーツ、ご飯+鉄分が強化されたふりかけ。なかなかおいしかった。術後の経過が思わしくなく入院が2日、3日と延びるケースもあるというから、かなり良かったのだと思う。それでも止血剤の副作用か何かだろうか、夕食後すぐに睡魔に襲われ、寝てしまった。

翌日も調子が良く、無事退院。ただし、1週間は、心拍数が上がるような激しい運動は厳禁。禁酒禁煙。そして、万が一の出血に備えて、すぐに対処できるように、遠出も厳禁。なので、今週末はランニングはお休み。おとなしく過ごします。

そうそう、点滴の際「空気が入ってはいけない」と聞いていた。「血管に空気が入ると死ぬ」とも聞いていた。ところが、ふと気がつくと点滴の管の中に幾つか気泡がある。そして、それが、たまにスーッと流れて血管に入っていく。「あっ、俺死んじゃうかも…」と思ったが死なない。気泡の位置から、空気ではなく、点滴の一部の成分が気化したものと思われる。だから大丈夫なのだろうか…。でも、気になるので、看護婦さんに聞くと、「20cmぐらいの長い連続した気体が入ってしまった場合は危険ですが、小さい気泡は中和(溶けるようなことらしい)されます。それでも、入っていくのは良いとは言えないので、気になるときは言って下さい。」とのこと。でも、流れて行くスピードは速く、管をつまんでも阻止できないので、言っても事後になってしまいそうである。そのうち、黄色い色の点滴から薄い青色の点滴に変わってからは気泡が発生しなくなったので、黄色い点滴特有の現象のようであった。

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10日夕食のメインディッシュ。

10日夕食のメインディッシュ。