STY 途中で中止
二回目のSTY。
前日スタートのUTMFが雨の為スタート時間が伸びたうえ距離は45kmに短縮という波乱の幕開け。
翌日スタートのSTYまでに大雨警報は解除、お天気も回復との予報だった・・・。
河口湖からこどもの国に向けてバスに乗り込んだ時は晴れていてUTMFほどの波乱はないかと思われたのに、スタート直前に大雨と雷。
スタート延期か中止か??というくらいすごい勢いの雨。
しかしアナウンスが入り予定通りスタートとのこと。一応天気は回復する方向らしいのだけど後から雷をさけるためにスタートさせたとのこと。いろいろ疑問はあるけれどスタートした時は雨が止む予報だったので途中から回復するだろうという希望を持って雨の中走り始めた。
登り口で渋滞するのでロードを頑張って早めに走る。去年の経験もあり荷物もそこそこ軽量化出来て去年よりは早めに登り口につけたと思う。
しかしトレイルはもう田んぼ状態のようにぐちゃぐちゃ。コースがどこだか分からないくらい。しかも小川?の道沿いを登っていると歩けるところが狭まり水に侵食されてきた。
こんなコースあったっけ??と思っていたら川の中を歩くしかなくなってきて対岸に渡るには人の手を借りないと渡れなくなっていた。どうにか対岸の男性に手を引いてもらって渡ったものの命の危険を感じるほど。ちょっと足を滑らせたら溺れてしまう。
一緒に走っていた人と大会本部に電話連絡し状況説明。
現状把握が出来ない本部は私たちの電話だけで判断しなければならないのは難しかったと思う。ユーチューブにも映像流れたけどすごい状態でした。
この時点で受けた支持は渡った人は次のエイド太郎坊まで行って下さい、渡れなかった人は近くのロードまで戻ってください、とのことでその場にいた参加者にその旨伝える。
ただ狭い道で後から人も来る状態で回れ右して撤退するのも大変だったそうです。さて、太郎坊に向かうも気持ちはすっかり萎えてしまい、その場で中止指令も出ず、再開があるのか?!疑問も持ちながら歩き始めた。途中のスタッフに会っても無線を持っていなかったり本部からの連絡がなくまだレース続行のような応対だった。
自分の気持ち的にはもうレースあり得ないと思っていたのでもし続行されても太郎坊でおしまいにしようと思っていたのでのんびり歩いていたら寒くなってくるので体を温めるために走ることにした。
太郎坊の登り口のガレ場が見える近くになってスイーパーが逆走してきてレース中止を伝えてくれた。やっぱりと思いつつ残念な気持ちも。
太郎坊も低体温対策が大変で多くのランナーがエマージェンシーシートや配布毛布もらえた人はくるまって遭難者続出状態のようで後が大変だった。
幸い知り合いにあえて車で河口湖まで送ってもらえることになった。
レース中止になったけど完走賞バフをもらい荷物を受け取って河口湖で一泊することにした。
体よりメンタルが疲れてしまったけどお風呂に入ってさっぱりしてから軽く同宿の人と打ち上げをして少し元気になれた。
翌日は憎らしいくらいの晴天で富士山もきれい。
UTMFの開催がどうなるか分からないけど、またいつか戻って挑戦できるかな??