口熊野マラソン

６回目の出走。

スタート前、harudaruさんはなさん夫妻と顔合わせ

年に１回この二人と再会するのが楽しみで

毎年列車を乗り継ぎ、この地にたどり着くというのが

すっかり恒例化している。

今回は朝から雨が降りしきる

紀州は多雨地帯でもあり降り方も時に激しい

走る前からテンションダウン

しかしここまで来てしまったらあとには引けず

haruさんとスタート地点へ

気温は１０度前後だったが冷たい雨に打たれる分

寒さが身にしみる。

１０時スタート。タイムロスは１分程度

キロ４分５０秒台を維持するが、なかなか息苦しさが抜けず

１０キロ過ぎあたりから、少し楽になってきたが

コースはいたるところ水浸し

時折雨も激しくなりどんどん体が冷える

太ももやひざのあたりもしびれ始め

１８キロの長い上りのあとは足の動きが硬くなってしまう

ハーフ通過は１時間４５分。この先も小刻みなアップダウンにより

ますます足が動かなくなり

２９キロからは大きく失速

手もかじかみ、ランニングザックに付けたジェルもつかむことができず

疲労感もさらに増強しで３０キロ過ぎたあたりで棄権も考えたが

冷たい雨に打たれながらも必死に頑張る他のランナーや

雨に濡れながらコースに立って声援を送ってくださる

ボランティアや応援の方たちに触発され

失速しながらも足を動かし続ける

３４キロ地点あたりまでは冷たい向かい風であったが

その後は下流に向かう形になったので少し走りやすくなるが

ペースを上げようとすると何度も強い吐き気に襲われ

ペースダウンを余儀なくされる

３７キロ過ぎあたりからは頭も真っ白になり、よく覚えていない。

ガーミンに目をやることもなく

半ば朦朧状態でゴールにたどり着く。

ネットタイムで３時間４１分５３秒

体育館に戻って着替えを行うが、寒くて体がまともに動かない

４年前の霞ヶ浦でも同じような気象条件で

大失速したことがあるが、その時の経験が生かされない結果となった。

しっかり練習を積んでいただけに、誠に無念な結果になってしまった。

この先、頭をしっかりと切り替えて

５月以降のウルトラやトレイルに向けて練習を積み重ねていきたい

ただ、この４ヶ月のマラソンの練習で培ってきた基礎もしっかりと

生かしていきたい。

レース終了後はハルさん、はなさんと合流して

白浜在住の自分の親類宅にお邪魔して

夜遅くまで痛飲。翌朝は５人で那智の滝や勝浦温泉に立ち寄り

疲れを癒す。ハルさんとはなさん。travelが縁で結ばれた二人。

一緒になって４年以上になるが、

仲睦まじく、幸せに暮らしておられるようで感無量

来月は２人で与論島のマラソン大会に参加するとのこと（羨）

今回も楽しいラン旅をさせてもらい有難うございました！