チャレンジ富士五湖112㎞
公式記録:12時間28分05秒
籠坂トンネルを抜けるとそこは雪だった・・・。
気が付くと4月というのに周りは白銀の世界・・・、ここはどこ?
一緒に参加のすかぶぅさんと励ましあいつつも、まいったなぁ~との気持ちが募るレース前。昨年の転倒によるわずか18㎞地点でのリタイアという屈辱からのリベンジに燃えてスタートラインに再び立った私に、このコンディションは余りにも過酷に思えた。
そんな私の感傷に関わりなく、降り積もった雪に加え、冷たい風が吹き付けるなか、気温0度の状況下でレースは容赦なく始まった。
初めは水溜りを避けて走っていたけど、直ぐに雪も混じった冷たい水にシューズが目いっぱい浸かってしまう。
走り始めても、いつものように身体の内側から暖まってくる気配は一向になく、寒風に体温が奪われる。いつも以上に寒さで筋肉が固まるなか、昨年リタイアを余儀なくされた山中湖のエイドを通過して、ここから未知の世界へ。6:00/㎞ペースを維持して何とか中盤へ。
厳しいコンディションのためか、ペースの速い人の中から低体温症にかかっってフラフラになる人も続出していた。
河口湖の手前でMANAMINさんと並走させてもらい折れそうな心に刺激をいただく。
51㎞地点の西浜小学校前の坂で相当に脚を使ってしまい、これ以降は6:00/㎞の維持は困難に・・・どこまで粘れるかが勝負っと思い定めて粘りのレースへと意識を変える。
西湖、精進湖とレースは進むけど、この辺りから本栖湖のエイドまでが下りにも関わらず一番辛かった。思わず「楽になっちゃえよ~」との悪魔の囁きが頭をよぎる。
本栖湖の周回は112㎞の参加者だけなので孤独なレース展開を覚悟していたけど、Garmin使用者が黄色いTシャツを見て親近感を抱いていただいたようで声をかけてくれ、暫く並走してくれた・・・感謝!
82㎞地点の本栖湖エイドで再度気合を入れなおし、残りは”たったの30㎞”と思い走り始める。走っても走っても終わらないレースに自分の感覚がおかしくなっていることに何となく気が付くけど、まあいいやと思えるアバウトな感覚。
不思議な事に本栖湖からは上りが続いているのに、先ほどの下りよりも楽に感じられてペースアップできた。何でかな~、脳内麻薬によるものかしら。ここの上りでMORIさんとすれ違いエール交換。
これならいけるな~っと思ったのもつかの間、99㎞辺りから左足のアキレス腱が痛みだし、ちょっとずつ歩きが混じり始めた。何とか最後まで走り通すことが目標だったけど、ここでGive up。
107㎞の最後のエイド以降の5㎞は厳しい上りが続く、もう走り通す気力はなく、歩きと走りが半々程度になってしまった。
それでも最後の力を振り絞ってゴールすると時計は12時間28分。
今回は昨年のDNFのリベンジが目標だったのでそれを果たせて満足だけど、”富士五湖”なのに富士山が一度も拝めなかったのが残念!
来年また富士山を拝みにくるかな!


