母の小言
ランとは、関係ない話だけど・・
震災以来同敷地内にに住む、母と同居することになった。
母は大正生まれ、
小さい頃から私は、よく母から小言を言われた。
「戸は静かに閉めろ」、「手を洗え」、「ご飯はこぼすな」 等、兄姉3人の中でも1番できの悪かった私が
よく言われた。
現在、母は軽い認知症になっていると思う、
ソックスはそこらに抜いたまま、ご飯はこぼす、
数えたら沢山ある。
植木等の歌じゃないけど、私が一言文句を言ったなら・・・
「息子にそんなこと言われるんだったら、一人で
暮らしていた方がよい」とこぼす。
嫁さんが放射能を気にして、
(この地域お年寄りの住まいはあまり気にしていないが、若い世帯は、窓も開けない、勿論洗濯物は、室内乾ししている)
窓を開けないでいるのに、
そんなのお構いなし、
私だって毎朝1時間から2時間近くマスクもしないで走っているので、あまり母に言える立場じゃないけど、
今もこれを書いているときも、
「浪江の〇〇〇の所は大変だな」津波で・・
*浪江は地域名 *〇〇〇は、母の妹名
その地域は津波の被害はなかったものの、
原発から20K圏内で全世帯退避区域
そうじゃなく原発の近くでそこには、住んでいないよ」と言っても理解してなくてまた忘れてしまって
2,3時間すると同じ話をしてくる。
87歳の母に、小言を言わず、優しい自分でいるためにどうしたらよいのだろう。
走れば、肉体的には強くなれるけど、
精神的にも強くなれるかな
優しくなるために明日も走るかな、少々疲れ気味