ジュンイチのrunnaholic日記

ジュンイチ

性別
年齢不明
身長176.0cm

オリンピックでもOWSがややメジャーとなってきました。
ちょっと10㎞のレースには手が出ませんが、5㎞の大会を目指してトレーニングをしてまいります。

今後の予定

自己ベスト

上野原トレイルレース

行ってきました上野原トレイルレース。

やや体調を崩して、3週間ほど医者通いをしており、医者の助言「やめておいたほうがいいのでは」を振り切っての参加となりました。その件は後ほど。

今年が第1回で、ショート21kとロング37kが用意されていましたが、私は21kに参加しました。

今年は、熱中症患者が続出した夏で、当初、ショート6時間、ロング10時間で設定されていましたが、ショートの制限時間が8時間に伸びたり(ロングは変わらず)、水を1リットル以上持つことが参加条件に加えられたりと、主催者の方々も事故防止に気を配られたようでした。特に、開会式では、「頑張らないで、やめる勇気を!」というメッセージが印象的でした。

スタート地点は桂川(相模湖に続く)の河川敷から集落を抜けて一気に御前山の尾根まで登ります。そこからは、アップダウンを繰り返しながら、高柄山を経て最初の関門大地峠林道出合い(6k付近)まではほぼ登りでした。日差しは強かったのですが、林道に出るまでは登山道なので、木陰で、時折風の通り道に出くわすと、とてもいい風が抜けてきました。

第1関門11時到着。ここで、バナナと塩とたっぷりの水をいただいて、またそこから登りでした。矢平山まで登りが続き、舟山の峠でロングコースと分かれます。ロングの方は、10時には第1関門で足切りされていますので、もう誰もいらっしゃいませんでしたが・・・

ここから一気に下り、舗装路(林道)に出ます。

この林道は先ほどの第1関門まで、緩やかではありますが、ほぼ登り、時刻は正午、天頂からの太陽と舗装路の照り返しで、走ったら倒れそうで、・・・みんな歩いてました(笑)。

歩くこと5キロ、小1時間かかって再び第1関門に戻り、再び給水。バナナとレモンもいただいて、登山道へ。

ここからは、ほぼ下りの筈なのですが、人の感覚はおかしなもので、疲れていることも手伝って、アップダウンのアップの部分だけが妙につらく、「くだりのはずじゃ?こんなに登ったっけ?」と同じ道とは思えない辛さを感じながらのランニングでした。そしてとどめが御前山。往路では登らなかった御前山山頂への登りは、ほとんど這うような傾斜で、岩と立ち木につかまりながら一気に頂上を目指します。丹沢山塊独特の岩山で、ガレ場になっています。ここがくだりのコースならきっと何人かが滑落していたかもしれません。きついのですが、登りに選んで正解だったのでしょう。

御前山山頂からは、一気に下り。ロープが何箇所にも張ってありました。急斜面から河川敷に出ると1キロほど先にゴールの桂川橋が、しかし・・・遠いorz

足を引きずるようにしてですが、今結果を見るとそれでもキロ6分ぐらいで走っていますね。

かわらの道では、一緒になった方が、「道志村のハーフよりもかかっちゃいました。」とおっしゃっていましたが、確かにそのとおりで、あそこもきつかったけど、今回の暑さは半端じゃありませんでした。

道志村も北丹沢もあと20キロ以上あったということは、もう一往復してくるということなのですが、ゴールしてしまうと里心がついて(?)もう足が動きませんね。ロングコースの皆さんはよく走り抜けたと思います(拍手)。

ちなみに途中でForerunnerが止まったのが17分ほどあり(途中が直線になっております)、ゴールしてシャワーを浴びるまで止め忘れたのが15分ほどありで、記録上のタイムは5:36でした。

ショートは時間が延びたこともあってか完走率は72%だったそうですが、ロングは38%となかなか難関の大会だったようです。

大会の数週間前、腕から指先にかけてしびれるので、接骨医にかかると『頚椎症』と診断されました。原因は不明だったのですが、走るのも頚椎によくないということで、トレランの下りはショックが大きく、駆け下りたくなるのを、「頑張るな」と自分に言い聞かせ、恐る恐るの参加となりました。

思い当たるのは、北丹沢で転がって2回転したとき、しびれはあの大会の1週間後ぐらいから始まっています。あの時頚椎にずれが生じたのかもしれません。

ゴール後、回収車から降りてきた方々の中には、腕を骨折したらしい方や捻挫して歩けなくなった方など、包帯ぐるぐる巻きで降りてこられた方も数人見かけました。

私も他人事ではないなと思いつつ、今大会が無事終了できたことに感謝しております。

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