ちょっと 闘病中

ハリー

性別
年齢49歳
身長177.7cm

2012年秋に肺癌(末期)と宣告されました。
万が一に備え粛々と対処しつつ、前向きに闘病しています。なんとかなるさぁ。。

今後の予定

自己ベスト

第18回 奥武蔵ウルトラマラソン

すみません、なめてました。

ウルトラマラソンがこれほど過酷で辛いものとは。

でも、大会自体は大変すばらしく、お勧めです。特に、ほぼ3kmごとに配されたエイドは大変充実しており、途中からは、砂漠を旅するキャラバンがオアシスを目指すように、Forerunnerの距離表示を全く見ずに、「とにかく次のエイドまで頑張ろう」という感じで走ったのですが、それが最後まで気持ちが切れずに走り切れた最大の要因だと思います。

とにかく、この日は暑かった。10km走った頃には、全身汗まみれになり、ポケットに入れていた汗拭き用のミニタオルがグショグショになって、単なる重しと化してしまうほどでした。「これはつるな」と覚悟していたのですが、25km地点ぐらいで、両足の脛がピクピクし始め、やむを得ず、速歩きに変えました。これ以降、エイドで塩を直接なめるようにしたのですが、これが即効性があることに気付きました。今度の夏のレースはMy塩を持参しようと思ったくらいです。ただし、即効性はあるのですが、持続性はありませんでした。エイドで塩をなめると、2kmぐらいは快調なのですが、またピクピクしだします。そのため、それ以降すべてのエイドで塩をなめなければなりませんでした。結果、このレース全体で摂取した量はハンパないです。軽く大さじ2杯ぐらいは摂取したと思います。ただ、唯一、長期間にわたって効いたものがあります。それはジャガイモでした。ジャガイモに塩をつけて摂取してからは、10km以上は快調に飛ばすことが出来ました。ジャガイモが置いてあったエイドが2箇所のみ(往復で4回通ります)なのが残念でした。

この最初の辛い時期に、toyokogoさんとお会いし、MORIさんに声をかけて頂き、とても元気が出ました。どうもありがとうございます。このほか、kazooさん、たちさん、kuroさん、Manaminさんにお会いできました。とてもうれしかったです。

さて、前述のジャガイモのおかげで、折り返し地点(47km)までは予定以上のペースで快調に進むことが出来ました。上り坂があるところでも、歩くことなく走り続け、キロ6分台で走りました。私の場合、上り坂は、胸を張り、お尻を上に向けると、スッスッと足が前に出ました。走り方は、人によって異なりますが、是非試してみて下さい。

折り返し後は、基本的に下りです。下りは、重力に身を任せるだけで、簡単にキロ5分台がでます。「これは予想以上に良いタイムが出るかも」と思ったのですが、そうはうまく行きませんでした。まず、また足がピクピク言い始めました。これは、塩とジャガイモでなんとか騙し騙し凌いだのですが、問題は、下りで思ったようにスピードが出せなかったことです。両前腿が限界で、とても痛く、こらえ切れないのです。ふんばれないのです。飛ばすどころか、ソロリソロリと下らなければなりませんでした。これがとても辛い。一歩一歩が痛くて辛い。エイドでいろいろなものを摂り、アミノ酸も補給しましたが、痛みが和らぐことはありませんでした。明らかに日頃の鍛錬不足です。なめていました。下り坂をこれほど恨めしく思ったことはありませんでした。そして、平坦な道がいかに走りやすいかを実感しました。ゴール前、最後の3キロはほぼ平坦なのですが、前腿に限界がきていてもキロ5分台で楽に走ることができるのです。恐らく、ハムの方の筋肉を使うからだと思いますが。

ゴールはうれしかったです。ただ、達成感というよりは、「あぁ、終わった」という感じでうれしかったです。

最後に、もう一つアドバイスを。男性はウルトラを走るときはブリーフを。腿の内側とキャ〇玉袋がこすれて赤くなっていました。私は毛深いので、大したことはないのですが、そうでない方は、恐らく痛いと思います。

コメント

この頃はまだ余裕。

この頃はまだ余裕。

スタート前の会場の様子。
午後6時頃は、激しい雷雨でテントが飛ばされ、悲惨な状況に。

スタート前の会場の様子。
午後6時頃は、激しい雷雨でテントが飛ばされ、悲惨な状況に。

折り返しまではひたすら上ります。山道ではなく、一般道(舗装道)です。車や自転車も通ります。

折り返しまではひたすら上ります。山道ではなく、一般道(舗装道)です。車や自転車も通ります。

たまに、見晴らしが良いところがあり、遠くまで山なみが望めます。

たまに、見晴らしが良いところがあり、遠くまで山なみが望めます。

木漏れ日が美しかったのでパチリ。

木漏れ日が美しかったのでパチリ。

折り返しのエイドにはかき氷があります。そして、水着ギャルが水をかけてくれます。水着ギャルはところどころにいますし、また、冷やし白玉ぜんざいが置いてあるエイドもあります。コーヒー牛乳がおいしかった。

折り返しのエイドにはかき氷があります。そして、水着ギャルが水をかけてくれます。水着ギャルはところどころにいますし、また、冷やし白玉ぜんざいが置いてあるエイドもあります。コーヒー牛乳がおいしかった。