頚城山塊縦走登山(一日目) 11K
燕温泉~天狗堂~妙高山~長助池分岐~大倉乗越~黒沢池ヒュッテ~茶臼山~高谷池ヒュッテ(テント泊)
当初は、22日から24日まで八幡平~岩手山の裏岩手縦走路を二泊三日でのんびり景色を楽しみながら歩く予定を立てていたが、天気予報では、東北地方の天気がよろしくない・・・。
急遽予定変更、出発を一日遅らせて、まだ行ったことのない妙高山から火打山までのルートを一泊二日で歩くことにした。
9時半すぎに燕温泉バス停出発。
標高は、1,000m以上あるはずだが日なたは暑い。
急登が続き汗だくになる。
天狗堂で休憩し、赤飯おにぎりを一個頬張る。
ほどなくして長めの鎖場が現れ、慎重にやり過ごし、しばらく進むと妙高山頂に到着(13時頃)。
しかし、かなり雲がかかっていて眺めはよくない・・・。
それにポツポツ雨が降り出している。
野沢菜おにぎりを食べて、しばし、山頂での花畑を堪能しているうちに近くでドカーンと落雷!
山頂には雷を避けられそうなものもないため、大急ぎで下山。
下山中に雨が強くなり、岩が滑るため下山の速度も遅くなりがち。
しばらくすると雨も上がったので、カッパを脱いで長助池分岐で一休み&この先のルートを確認。
大倉乗越という峠を越えることになるが、改めて地図を確認してみると等高線がかなりの密になっている(嫌な予感)・・・。
長助池分岐から大倉乗越までのルートは、踏み跡はしっかりあるものの、草刈りがなされておらず、ちょっとした藪漕ぎを強いられた。
また、崩落箇所では、右側が大きく切れ落ちているうえにザレザレのトラバース(ロープはある)でかなり危なかった。
崩落個所を過ぎると等高線が密な急登箇所に差し掛かる。
ここで今日の装備と食料を後悔することになる。
10キロ以上の荷物を背負って妙高の急登を登って下って、これまでおにぎり二個しか食べていないので、軽いハンガーノック+脱水状態。
とにかく登りがキツイ・・・。
ハアハア(*´Д`)ゼイゼイ喘ぎながらなんとか大倉乗越登頂。
ここで小休止。
ナッツバーを食べて元気回復。
大倉乗越から黒沢池ヒュッテまでのルートは極めて普通の下り道でほっとする。
黒沢池ヒュッテでコーラを補給。
山小屋の主人に確認すると、黒沢池ではあとテント4張り可能だが、高谷池ヒュッテでもまだまだテントを張る場所はあるとのこと(無かったらこっちに戻ってくればいいとも言っていた)。
翌日のことも考え、高谷池ヒュッテまで行くことに。
高谷池ヒュッテには16時半過ぎに到着。
すでにテン場はいっぱいで、テン場の奥の笹の上に張っていいとのこと。
ということで、笹の上の斜面にテントを張って(後で、もうちょっといい場所を見つけて移動した)、夕食を食べてこの日は終了。
翌日のご来光が楽しみなのである。