明日やろうは馬鹿やろう

にこまる

性別
年齢53歳
身長163.0cm

2013年10月何となく走り始めてから、いつの間にか生活の一部になりました。ロードとトレイル、両方を楽しんでいます。最近は「旅するように走りたい」のでウルトラ系が楽しいですが、フルももうちょい高みを追いかけたいです(^.^)
普段は多摩川、鶴見川、中原街道、山は丹沢で走っています。(2018/5/15)

今後の予定

自己ベスト

小江戸大江戸200km

2/22-23 小江戸大江戸200K(実際は206km)に初参戦!

32時間12分46秒でゴールできました(^.^)
カテゴリ/エントリ/出走/完走
200k/459/413(90%)/258(62.4%)

新型コロナウィルスの影響で、東京マラソンを始めさまざまな大会が中止に追い込まれて自粛ムード漂う中、主催者様の英断で普通に開催してくれた事に感謝します!

〇目標設定時間
制限時間36時間。第一目標は、ざっくり小江戸12時間、大江戸18時間、計30時間と思っていたが、そんな甘くなかったっす(^-^;  でも崩れたとしても、日が暮れる前にゴールできればいいかなという第二目標はクリア。川越~秋ヶ瀬おかわりの230kmを完走するには32時間で200kmクリアが望ましいらしい。いやいや、30時間きらないと無理っでしょ。
未知な距離ゆえ、そもそも小江戸すら走り切れるのかとか、走る前はぐだぐだ思いましたが、走り出したらそんなことはすっかり忘れていました(笑)

〇レース展開
突っ込んでも抑えても、どーせ最後は潰れるだろうと思い、序盤はペース気にせず心地よい良い速さで。ソコソコ粘ったつもりでしたが、ラストの荒川河川敷&川越街道の大暴風にあっさり戦意喪失〜w 強引に走って体力消耗してここで潰れるのも嫌だし、左足底も痛くて蹴り出せない(走れない)しで、アレコレ理由つけだして体力温存作戦に変更!(弱いw)ラストは歩きまくりで、前半の貯金を使い果たすというレース展開でしたw

〇小江戸パート
スタート前に神戸のラン友(村岡常連のウルトラの女王)と会えたので、おしゃべりしながらそのままスタート。キロ6前後で吉見エイド、手島エイドと進んでいくが、40km過ぎたあたりからキロ6オーバーとなり、ラン友と差が付き始める。曇りがちで時々吹く風は冷たく概ね走りやすいが、湿度が高く日が照ると蒸し暑く汗ばむ陽気。あまり汗をかいて消耗したくないなぁとか、暑さで参っちゃう人がいるかもなぁとか頭をよぎる。
唐子エイドでトルデジアンを完走したラン友と会い、「マッサージ受けていった方が絶対いいよ~」とおすすめされる。確かに足が重くなりつつあったので、ボラでいらした小倉整体さんのマッサージを受ける。このエイドの後から、途端にアップダウンが増えるが、ここまで平坦ばかりだったので、却って変化があって気分が変わって走りやすい。登りは無理せず歩きも交え、下りはその勢いもうまく使ってしっかり走って距離を稼ぐという感じ。幸いにもマッサージでほぐれたので脚も動く。
風もなく日が暮れても寒くない。少し小雨がパラついたりして湿気がある分、走っているとちょっと蒸し暑く感じたりする。そうこうしているうちに川越が近くなって、また元気になってくる。

〇大江戸パート
川越到着19:12。11時間12分/目標12時間だからまずまず。ガーミンを充電しながら軽く食事をして地図を大江戸に入れ替える。着替えをどうしようか迷うが、その頃には昼間の汗も乾いていたし、夜の冷え込みもさほど厳しくなさそうなので、そのままで行くことにした。午後に強風予報がでていたが寒かったらレインを着ればよいだろうし、これからコンビニはたくさんあるからカイロを買ったり温かいモノは手に入りやすくなるし~。要は面倒くさかったのもある(笑)
ここから次の成願寺エイドまでは、区間最長の37km。変化のない川越街道をずっといくので、試走の時もツラかった区間。ところがレースとなると私設エイドが要所要所にあり、補給はもちろん元気ももらえた。とはいえ熊野町の交差点から山手通りに入ってから成願寺エイドまでが長かったな~(笑)成願寺エイドでしっかり補給。ラン友がボラをやっていてありがたいことにあれこれ差し出してくれる。ガーミンを充電しながら再度マッサージを受け、沖サバを完走したラン友に出会ったのでおしゃべりして気分転換。さーて、ここからミッドナイトトーキョークルージングのはじまり~(^.^)
CPの写真を撮りながら名所を巡っていく。竹橋過ぎた辺りで工事のコーンに足を取られて転倒。両ひざと左肩を強打(後から見たら流血してた。さすがに咄嗟の一歩が出ない。笑)。勝鬨橋あたりから夜が明け始めた。最後のCPの鳥越神社の写真を撮り終え、駒込を通り、170kmの王子辺りから少しずつ疲れを感じるようになって、足の裏が痛くなったりして歩きが少しずつ混じる。これまで周りは230kmの選手が多かったが、少しずつ大江戸の選手に元気よく抜かされてゆく。。。
高島平エイドに到着し、ガーミンを充電しながら再度マッサージ。一緒に試走した大江戸を走ってきたラン友に会い、元気をもらう。
高島平を出ると荒川河川敷は予想以上の大暴風の向かい風だった。私も多摩川で風には慣れているつもりだったが、そんなレベルの風力ではなかった。時折煽られてふらつくくらいの暴風にすっかり戦意喪失(弱っ!笑)。左足裏の痛みも蹴りだしができないくらいになっており「ここまでくればこの後全部歩いても夕方までにはゴールできる」とか「仮にここで走ったり歩いたりしてキロ8で進んでも、歩いてキロ11だったら、キロあたり3分×10km(秋ヶ瀬エイドまで)で30分の遅れるだけ」とか、そんなことが頭をよぎり、ほとんどを歩きまくる。当然少しずつでも走っている選手には抜かされまくるけど、でももうそういうのはどうでもよくなった。川越街道に入っても風の猛威は変わらず、左足底の痛みも変わらない。230kmの猛者とすれ違い(川越~秋ヶ瀬往復)お互いエールを送りあう。沖サバ完走のラン友2人とも出会い、元気はもらえるのだがやっぱり左足底が痛くて走れない。ゴールの川越までの14kmをほとんど歩いて踏破。。。なんとか陽が暮れる前にゴールできてよかったー(^.^)

エイドや私設エイドの皆さんの笑顔と歓待に背中を押され、通りがかりの車から度々声援をもらったり知り合いのラン仲間に声かけてもらったりして元気をもらい、ソロで進む場面がほとんどだったが、最後までしっかり食べられたこともあって気持ち切れることなく、エイドをつないで愉しく前へ進んでゆくことができた。この大会のファンが多いのよくわかるなぁ(^.^)

今回の脳内リピート音楽は、chelmicoちゃんでした(^.^)退屈しのぎにFMラジオも聞けるMP3プレーヤーも持参したが、聴かずに済んだ。

〇レース後
両膝が痛くて(打撲と疲労の両方)ヨチヨチ歩き。右足第四趾の爪の周りが大きな水膨れになって赤く腫れていた。右足首にも水疱。筋肉痛は思ったほどでもなかった。やたらめったらハラが減る〜!と思ったら、3kgほど体重減。
足裏の痛みは翌日には軽減。水曜日にマッサージのメンテ。体感以上のコリあり。月曜日くらいから右足首の前面が軽く腫れて痛みだす。最初疲労によるものかと思ってシップなどしてみたがよくならず、どうやら足首の水疱が破れた時にバイ菌が入った模様。金曜日に抗生物質を服用したら少しずつ軽減。内臓は元気でよく食べよく飲める(^.^)全体的に思ったよりダメージない感じ(最後、歩きまくったからだねこりゃ。笑)

〇課題とか感想とか
ケッズの福島さんのアドバイス~ポイントは上半身。背中・肩甲骨の可動域広くすると走りやすくなる。
膝の痛みは着地筋の強化。
足裏の痛みは。。。あれだけ固い路面にたたきつけられれば痛いよなぁということじゃなくて~うーん、考えとく。
水疱対策。がーにーぐーで予防したつもりだったけどなぁ。
疲労抜きや身体のメンテナンスは大事だなぁと改めて実感。今後もレースで走りたければ、きちんとやるべき。

2年前のUTMF以来の超ウルトラ、初めての200kmオーバーだったが、術後やっとここまで戻って来れたことが素直にウレシイ(^.^)

そんなにちゃんと練習してないのに、意外に走れちゃったなぁ~という印象。超ウルトラに向いているかもとか勘違いしそう(笑)
来年も走りたいと思うレースが、ひとつ増えた(^.^)

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