ITJリベンジ
一年9か月・・・。ようやくリベンジを果たす時が来た~!!
去年の3月の同レースであと1分の関門が間に合わず第二エイド仁科峠でリタイアとなったこのレース。待ちに待ちました。
今回はほぼ2週間おきにちゃんと山練習にも行けたしほぼ林道とはいえ100kmレースも完走出来たので前よりは経験も積めたと思う。
だけどこの時期のロングのトレランレースは初めて。ギアに結構悩んだ。結局直前に購入したパタゴニアのキャプリーンのライトウエイトのロングスリーブにTravel-dbバイクシャツでアームカバーはしないことにした。
去年湘南さんのアドバイス通り混みそうな修善寺入りは避けて下田からバスにした。今年は装備チェックも少し緩和されて時間もあまり取られなかった。ブリーフィング会場も席が多くなるようになっていたけど早めにはいらないとやっぱり席の確保は難しいタイミングだった。
現地で王子とななみ父さんとビリコ夫妻と会い一緒に宿に向かう。
宿はきれいで男女混合相部屋も覚悟だったけど一応男女別々で他の子と同室にもならず落ち着いて過ごせた。
夕食も豪華で楽しくおいしくいただけました。
翌朝3時起き。寒い暗い(^^;)
会場に着いてからスタートまでの待ち時間が本当に寒かった。
トイレの列もすごくてギリギリスタートに間に合ったもののほとんど最後尾スタート。最初のロードで早くもJIFUちゃんとはぐれる。彼女のファイティング姿勢はすごい。ちょっとの隙間もぐいぐいと前に進んでいく。さすがだなぁと感心しきり。ついていけないのは仕方ないけどだからと言ってのんびりできないのも分かっている。
とにかく去年のリベンジを果たさねば!第二関門は必ず突破する~。
水のエイドはとばしたけどトイレに寄ろうと思って並んだが進まない。この先にもあるよ、とのことであきらめて先に進んだがさっきより列長いんですけど・・・。ここもしばらく並んだけどあまり進まないのであきらめてコースに戻ることにした。時間のロスだけ・・・。でも気を取り直して黄金橋へ向かう。
去年よりちょっとは早く着いたけど今年も桜葉餅にありつけなかったしバナナも最初は一人一本だったらしいが足りなくなってきて1/3づつになっていた。トイレにようやく入ってバナナとオレンジでお腹を満たしてサクサク先に進む。
ここから仁科峠までの道のりは大体覚えていたものの、結構抜けていたところもあった。とにかく今年はぬかるみがなく、靴が脱げることもなく快調に進む。去年ギリギリ通過した最後の下りはちょっと思い出して感慨深いものが・・・。
今回は第二関門もしっかりと通過!まずはエイドで腹ごしらえ。だけどそんなに時間の余裕はない。知り合いに会い、そろそろ出発しないと後が大変だよ~と言われ、気合いがはいるもとりあえずトイレは済ませる。
後半戦、未知のルート!
これが登りが超遅い自分には辛かった~(^^;)木段の登りが続き、時間が稼げない。段々、陽も傾いてくる。ライトをいつ出すか考えながらも何とか土肥駐車場の第三エイドに到着!
食事をしている間に急に陽も暮れてめっちゃ寒い!!
手も震えてきた。ここでライトを装備して出発。山の景色は最高だけどまだまだ登りが多い。下りも暗くなるとペースが遅くなる。
だるま山高原レストハウスも無事切り抜けた。後はゴールの関門をひたすら目指すだけ!!
途中の下りで思いっきりダイブ・・・。前のめりに手をついた。痛いけどこらえて前に向かって走るだけ。今度こそゴールするんだぁ!二回もリベンジするのは嫌だという気持ちだけでもう必死。
以前越生のレースで出会った女性と出会った。彼女もスローペースながらロングレースの最後の追い込みはガッツで乗り越えるすごい人。後ろにつかせてもらって励ましあいながら一緒に山の下りを駆け降りる。何とかぎりぎり間に合いそう。
ようやく舗装道路。ゴールが近い。だけど早くは進めない。時間とのせめぎあい。でも最後まで歩かずに走ってゴール出来た!今年はゴールをくぐって鏑木さんに迎えてもらえた~~!!感激。
下りを一緒に走った彼女と泣きながら抱き合ってしまいました。
ゴールを待っていてくれたビリコ夫妻にも感謝。寒いのに・・・。
帰りのバス・電車もご一緒させてもらって楽しかった。
寒い中のロングトレイルは初めてになったけどいい経験になりました。