モリ さんのランブロ

今後の予定

自己ベスト

名古屋ウィメンズマラソン

今シーズンの締めくくりとして名古屋ウィメンズマラソンを走ってきました

・・・というか歩いてきました

今まで私は走ればそれがすべて自己ベストになっていて

昨年11月に走った大田原マラソンが3時間47分

そして今回の名古屋、さらに上を狙いたいと思っていました・・・

できると信じていました。

そのためにずっと練習してきたし、毎日走ってました。

私には速さというのがないので

粘り強く走るしか技がなく、人になんと言われようと走ってました

そして当日、

国際ランナーブロックの次のBブロックの何故か先頭に並ぶことができて

安田美紗子や長谷川理恵のゲストランナーと一緒に写真を撮られたり、

Crystal Kayの君が代を目の前で見られたり

野口選手や赤羽選手、尾崎選手のウォーミングアップを見ることできたり

気分はもうハイテンション♪

・・・でスタート

調子いいのは10キロまででした(撃沈が早すぎ!)

予定ではたぶん鈍痛でおさまってくれるであろうと思っていた

左足のかかとが10キロ過ぎに痛み出し、

多少の痛みなら想定内だったのだけれど

走るうちに着地で激痛が走るようになり・・・・痛い!痛い!いた~い!

えっ!なんで!どうして!こんな痛み初めてだよ~!痛~い!

どんどんスピード出せなくなり・・・・

そのうちホントに着地ができなくなり

もうどうにもならなくなって・・・歩き始めた・・・のが15キロ前後?

もう、そこからはひたすら歩きで、

走ると着地がめちゃ痛い!着地に負担のかからないように早歩き・・

でもでも、痛い!痛い!歩いても、走っても痛い!

救護隊の人が寄ってきて「大丈夫ですか?」

モリ「スプレーください」かけてもらって前に進む。

「リタイア」の文字は「完走ティファニー」が頭をよぎり消される(失笑)

沿道応援が多くて、がんばれ~!とみんな言ってくれる。

どうしてよりによって応援の多い名古屋でこうなっちゃうのよ!

情けないのも程があるよ~(大泣き)

ともかく歩く、歩く、痛い、痛い、いた~い!悔しい~!(また大泣き)

30キロ地点近くでもう我慢できなくなり「救護室」の方へ

いきなり車椅子を出され、運ばれ、テントの中へ

靴を両足脱がされベットへ横になる

氏名、生年月日、血圧??

マッサージとOS1、かかとのテーピング

よし!と思ったのはベットから起きた瞬間だけ・・・

テーピング貼っても痛いよ~!

今起こってることは現実なのかな

もうティファニーなんてどうでもよくなった・・・

意地でもゴールへ行こう!

36キロ地点あたりで、ガーミンくんが「Battery Low」でピピッ!と鳴る

マジ!ウルトラじゃないんだから!

フルマラソンでバッテリーがなくなるなんて!

ガーミンにまでアホ呼ばわりされた気になり・・・悔しい!

もうここまでくるとヤケ!

エイドのういろうも食べる!チョコも食べる!

歩いてるからランシャツだと寒い!ってか

このタイムグループでランシャツなんていないし!(失笑)

39キロ地点?ともかく下ばかり向いて早歩きで前に進んでいたら・・・

「モリ!顔上げろ!それでいいから!あと3キロ!」

オグリキャップさんが併走してくれて・・・・号泣!

Trabel-dbのななみ父さんも「モリさ~ん」げ~!待っててくれたのかな、ごめんなさい・・・・号泣!

時計みたらとっくに5時間は越えていた

残り1キロ?2キロ?かよことユリが「モリ~!」ぎゃ~!ホント!激泣き!

「最後くらいちゃんと走りなさい!」だったかな、

かよこに言われたけど・・・・走れません(大泣き)

ひたすら歩き、歩き、ドームの中に入り、ゴールにやっと、やっと、やっとたどり着いた・・・

周りは嬉しそうにイケメンと写真とったりしていて完走を

喜び合ってる人たちばかりだったけど

イケメンとかティファニーとかもうどうでもいいから

早くこの場から立ち去りたかった・・・・な、トホホ

オグリキャップさん、本当にありがとうございました、感謝

応援していただいた方、心配していただいた方、ありがとうございました

そしてこの濃厚な2泊3日を一緒にすごしたユリ、かよこ、

本当にありがとうございました。

客観的にみて、ホントに自分という人間はやっちゃう人間なんだと思う

よくまぁ、ど派手にやってくれたもんだ、呆れる、バカ、アホ、

・・・ただリタイアだけはしたくなかった

この先、故障が長引いても(たぶんかなり長引くんだろうな・・・)

自分に「リタイア」というページは作るもんか!と絶対!ゴールしてやる!

・・・ということで史上最長のフルマラソン5時間25分!

またマイナスからの再出発・・・しますかね

(ゴール直後は引退する!と大騒ぎしてましたが、撤回します(失笑)

この旅行中、泣いて、泣いて、泣いて、でも泣き笑いに変わり

介護されながら京都みて、食べて、おしゃべりして、

帰りの新幹線がホームに入ってくるの見た時に

大丈夫だ!自分!って思えました。

ぼろぼろになってもオンナ46歳、やってやろうじゃないの!

だから、また故障が治ったら走ります!!

ありがとうございました!^^

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