ちょっと 闘病中

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自己ベスト

手賀沼エコマラソン 目標達成

第15回手賀沼エコマラソン。

目標タイム1時間33分のクリアがこのレースの目標だ。

レース前。あいにくの雨だが、前日yotchangさん御一家が設営してくれたタープ付きの陣地(写真)のお陰で快適に準備をすることができた。yotchangさん、ならびに、一緒に使用することを快諾して下さったfrunの皆様に、改めて感謝。travel-dbとしては、当初の予想通り、私とyotchangさんとkazooさんだけで、少々寂しかったが、TeganuMANさんがロードバイクで応援に駆けつけて下さり、とてもうれしかった。カメラを荷物預かりに預けてしまった後だったので、写真が撮れずに残念。TeganuMANさんは、その後もコースの途中で応援をして下さり、大変勇気付けられた。とてもうれしかったので、TeganuMANさんに手を振りながら横向きに走ってしまった。そのときのアホ面は、TeganuMANさんのランブロを見て下さい。

スタート一時間前には、雨はあがり、マラソンには絶好のコンディションになった。陽射しが無く、肌寒いくらいの気温で、無風。ここで、ランニングウェアを長袖にするか半袖にするか迷う。これまでのレースでは、ずっと半袖シャツを着てきたが、肌寒い気温だと、スタート地点で待っている間に体が冷え切ってしまい、どうしてもレースの途中でトイレに駆け込んでしまう。目標タイムをクリアするためには、このトイレタイムは致命的だ。そこで、今回は、多少暑くてタイムが若干落ちても良いから、トイレに行かないことを優先させて、長袖にすることとした。結果として、これは好判断だった。レース中、尿意を催すことは無く、汗はかなりかいたが、脱水症状を起こしたり、タイムが著しく落ちたりすることはなかった。

ペース配分は、次のように計画した。まず、バーチャル・パートナー"スーパーハリー"のペースをキロ4分25秒に設定。このペースで走りきれば、1時間33分11秒。スーパーハリーよりも11秒早くゴールすれば、目標タイム1時間33分をクリアできる。しかし、もちろん、最初から最後まで4分25秒で走るわけではない。最初の1キロは混雑が予想されるので、キロ5分程度を目標にゆっくり入る。次の1キロで、4分25秒までペースを徐々に上げる。2キロ地点で、借金(スーパーハリーからの遅れ)を確認し、その借金を15キロ(2km地点~17km地点)で返済するように、ペース設定する。ここで11秒貯金ができればなおうれしい。17キロ以降は苦しくなってペースが落ちることが予想されるので、なんとか4分25秒以内を維持する。

10:00 スタート。号砲と同時にスタートボタンを押す。渋滞の無いスーパーハリーはどんどん先に進む。スタートラインでラップボタンを押す。既に2分3秒経過している。話はそれるが、レースでは、このラップボタンの使い方をお勧めする。Auto Lapを1キロごとにとるように設定しておき、スタートの合図と同時にタイマーをスタートさせ、実際にスタートラインを切るときにラップボタンを押す。そうすると、タイマーはグロスを表示し、後でネットを計算したいときは最初のラップを差し引けばよい。Auto Lapは最後にラップボタンを押したところから1キロごとにラップをとるので、ラップは距離表示ごとに刻まれる。ただし、ラップの番号は実際の距離+1になるので注意されたい。例えば、10キロ地点のラップはLAP11と表示される。

最初の1キロは4分53秒。我ながら落ち着いて、うまく自分をコントロールできている。次の1キロで、4分25秒を目標にペースを徐々にあげる。まだ混雑していて人の合間を縫うように蛇行しながら抜かしていかなければならない。直線距離のペースを考えると、4分25秒より速いペースまで上げなくてはいけないだろう。結果は4分24秒。予定通り。順調だ。Auto Lapがピッという音とともにラップを記録したのが実際の距離表示より50mほど手前だったので、蛇行して、50mぐらい余計に走っていることになる。2km地点で、借金は約3分。これを15キロで返済するためには、1キロ当たり12秒ずつ返済しなければならない。目標ペースは4分13秒だ。3km、4km、5kmのラップは、4分11秒、9秒、7秒。ちょっと速いかなと思うが、平坦な道の場合、ほぼ一定のペースで走り続ける方が省エネとなるので、このままで行くこととする。結果として、この判断は吉とでる。

5.5km地点で、初めての給水。これまでのレースでは立ち止まって飲んでいたが、今回初めて走りながら飲むことに挑戦した、、、うまく行かない。ポカリスエットを顔全体に浴び、目に入って痛い。その後、4回の給水で挑戦したが、ことごとく失敗。むせ返ったり、顔に浴びたり。「へたくそ!」と自分に悪態をつく。この話をkazooさんにすると、走りながらの給水の仕方を丁寧に教えてくれた。まず、コップを受け取るときは、コップの口の部分を上からつかむ。人差し指をコップの中に入れ、親指と中指・薬指でコップの口を()の形に曲げる。それをもう片方の手に持ちかえる。このときは、コップの腹を持つ。そして、口の正面ではなく、脇の方から、水を注ぎ入れるようにすると良いらしい。次のレースで再挑戦だ。

ちょうど距離表示の10km地点で、バーチャル・パートナー"スーパーハリー"に追いついた。借金返済だ! あとは、11秒貯金すれば目標タイムはクリアできる。

念のため、タイムを確認。4分25秒イーブンで10キロは44分10秒、、、あれ? 30秒以上遅れている。何だ、この遅れは?

しまった! バカバカバカ俺のバカ! 実際に走る距離は21.0945kmではない。スタート地点からスタートラインまでの距離、そして、抜かすために蛇行した距離は余分に走らなければならない。このあとも最短経路を走れるとは限らない。もろもろの誤差も含めて1分以上貯金しなければ目標タイムはクリアできないだろう。このあと17km地点までの7kmで1キロ当たり10秒ずつ貯金すれば1分10秒貯金できる。キロ4分15秒ペースを下回るわけにはいかない。やれるか?

やるっきゃない。

がんばれ! がんばらなければがんばれないぞ!

気合を入れ直したとたんに小アクシデント。なんと、靴の紐がほどけてしまった。これまでトレーニングでもほとんどほどけたことがなにのに、、、あわててコース脇によけ、紐を縛り直す。この区間のラップは、4分20秒。いかん、取り返さなくっちゃ。と再び気合を入れ直したとたん、今度は強い向かい風。ああ、俺は神に見放された、、、ペースが若干落ちかけたとき、ガタイの大きいランナーがすぅっと追い抜いて前に出た。ペースはほぼ同じだ。捨てる神あれば拾う神有り。すかさずそのランナーの背後にピタッとついて風よけにし、離されないようにくらいつく。この区間のラップは4分11秒。なんとか持ち直した。まだ諦めるには早い。

そして、17km地点。貯金は1分30秒できていた。予定通り(?)結構足にきている。ずるずるとペースが落ちる。19km地点から20km地点までの1kmは、4分29秒まで落ちてしまった。ここで足が攣ったらおしまいだな。ふくらはぎを使わず、腿を使うことを改めて意識する。ゴール地点の時計が目に入る。1:32:3x。目標タイムクリアは間違いない。

ガッツポーズでゴール。時計を止める。スーパーハリーも止まって肩で息をする。1:32:42。目標タイムクリア達成だ。ありがとう、相棒、お前のお陰だよ。

走後は、yotchangさん、kazooさん、frunの皆さんと華の湯で汗を流したあと、yotchangさんが予約しておいて下さった「お昼から飲み放題のイタリアン」で打ち上げ。1年前、このサイトでブログを公開していたのは、yotchangさん、kazooさん、小六さんと私の4人だけ。その頃を思い出すと、こうして一緒にレースに出て、一緒に打ち上げをしていると、感慨無量で泣きそうになる。frunの皆さんも皆良い方ばかりで、とても楽しい打ち上げでした。

今回のレースでは、特にyotchangさんには大変お世話になりました。私が目標タイムをクリアできたのは、タープのある陣地でリラックスして準備をすることができたからです。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。このサイトはいいユーザーさんに恵まれているな、と感じます。幸せです。

そうそう、話は大きく変わりますが、maico7さんから、「Windows7では、ANT Agentのバージョン2.1.7ではインストール中に"Out of Memory"というエラーメッセージが表示されてインストールがうまく行かない。バージョン2.2.7ならうまく行く。」とのご報告を頂戴致しました。弊社では、ちょうど2.2.7のテストを終え、XP、Vistaでは問題無いことを確認したところでしたので、早速、推奨バージョンを2.2.7に切り替えました。Windows7にアップグレードされた方は、ANT Agentをダウンロードし直して頂きたく、お願い致します。

実は、弊社ではWindows7はまだテストをしておりません。また、残念ながら全ての環境でテストできるとは限りません。そうした中で、maico7さんのようなフィードバックは、大変貴重でありがたいのです。この点でも、このサイトはいいユーザーさんに恵まれているなと感じます。maico7さん、ありがとうございます。

2009/10/30加筆 大会公式記録

グロス:1:32:37

ネット:1:30:29

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